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印象に残ったフレーズ
・人間にとって最大の悪は鈍感になること
・「プロ」とはプロフェッショナルのプロとプロセスのプロ
・三大禁句は限定・満足・妥協
野村監督の著書は初めて読んだけど、本当に勉強してこられたんだなぁというところが随所に見られた。
『心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる』
これはヒンズー教の教えを引用しているけど心に留めておきたい。
野球を通してビジネスにも通ずるように書かれている。どこの世界でも、当たり前をいかにひたむきに感謝の気持ちを持って取り組めるかなんだなぁ。
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野村監督ってテレビとかで「野球のことしかわからない。」ってよく言ってるけど、野球以外の本も読んでそれを野球につなげているところが応用力があるというか本当に素晴らしいなって思った。
「人に言われているうちは、自分の問題として捉えていないのだ。それが自分の問題となったとき、本当の意味での当時者意識を持ったとき、人は変化や進歩へのきっかけをつかむことができる。」
この言葉が心に残ったかな。結局、自分一人では、進歩できないってこと。いつかは誰かの助けが絶対に必要になるってことなんだろう。自分が一番自分のことを知っていると思っても、絶対に自分だけでは気づかないところもある。
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またまたノムさん本。
毎度の読み慣れた内容も多かったが、最後の100・101番目の大切なことに熱くさせられた。
100番目の中の一節。「人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。自信とともに若くあり恐怖とともに老いる。希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。」・・・・「そしてそうであれば、私(ノムさん)は誰よりも若いと言い切れる。」
このノムさんの熱い想い、感動しました。
101番目では、「最後は不器用な人間が勝つ」・・・「不器用な人間は問題意識を持った努力を通じて、器用な人間が経験できないことを経験できる。そのプロセスが、人間形成という意味でも役に立ってくる。その経験が思想や哲学となって、その人間をさせる土台となり、将来指導者やリーダーとなった時も役立つのである。」
不器用な自分への最大の励ましのメッセージ。
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チェック項目37箇所。進むときは上を向く、暮らすときは下を向いて暮らす、過去を思い出して笑う。野球バカとは自分の立場でしか野球を捕らえられない選手。視野の狭い選手。将来性はあてにならない。一芸でいいので即戦力。最初はマネから。技術面の限界を知ることで・・・頭を使う。短所が長所を食いつぶすから短所を鍛え、克服する。真のエースは個人主義で良いが利己主義であってはならない。敗戦処理は正社員への道。ちょっとした体調不良や怪我で休むのはプロとしての自覚すくない。グラウンドは仕事場であり、ユニフォームは正装。好かれようとしなくてよいが、信頼はされてないといけない。残した人材で評価される指導者。年齢ではなく、情熱や勝負への執着心。リーダーはどっしり構え、ものごとに動じない人物。指導者は言葉を大切にし、日頃から表現力を磨く。選手と同じレベルで監督は試合を見てはいけない、最悪を想定して危機管理を行う。教えず、考えさせる。人を見て、法を説く、十人十色。相手に合わせる。選手を立派な人間にしたいと思ったら厳しく叱ったり、直言することも必要。褒めるだけでなく叱ることで人は育つ。チームワークの構築には目的意識の共有が不可欠。集団があるところには自ずと管理が必要になる。強いチームには真の中心選手がいる。組織にとってつなぎ役の存在は不可欠。負けに不思議の負けはない・・・原因・理由がある。小事が大事を生む。自分の口から出たことは必ず洩れる。努力に即効性はないが絶対に無駄にならない。人間的成長がなければ技術的進歩もない。仕事を通じてこそ人間は形成される。3人の友・・・原理原則を教えてくれる、直言してくれる、人生の師となるとも。あらゆる状況から学べる。
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ヤクルトファンとして尊敬する贔屓目かも知れないが、書いてある内容が生々しくて心に響く。本当に特別な事は書いてないけど読後の満足感は他のビジネス書より良いと思う。
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変わる勇気を持つものだけが生き残れる。一定の変わらぬルールにしたがい競技する野球の指導者から、現代企業経営者のような言葉がでてきてびっくりしました。よく練れています。苦労して大成した大選手であり、名監督である著者ならではでしょう。
人として、リーダーとして、そして組織としてどう成長するべきか、どう生きるべきかのエッセンスが詰まっています。
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目立たない縁の下の力持ちも誰かが見ていてくれる。
小事が大事をかえる。
小ワザが時として、勝敗を左右する。
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野村さんの本は何冊か読んでいるが、一社会人として、取り入れたい考え方などが多く、何度読んでも勉強になる。
自分も不器用なので、「最後は不器用が勝つ」という野村さんの考え方は参考になる部分がとても多い。
この本で取り上げられている考え方や行動を取り入れ、「不器用な生き方」を身につけられれば。と思う。
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仕事をする上で大切な事を学ばせてもらった。
僕が好きなのは野村氏の、カーブを攻略した話。
「どうしてもカーブが打てないから事前にカーブが来ると読むようにした。それがデータ活用の始まりだった」
という話。努力して、努力して、それでもだめなら別の工夫を考えるというのはすごい大事。
僕も見習いたいと思った。
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随所に素晴らしいことが記されている。若い頃に繰り返し読むべき書籍だと感じた。色々なエピソードに大いに納得した。
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「最後は不器用な人間が勝つ」
この本の肝はこの言葉。
野村監督が野球で学んだ最も大切なことだと思う。
できないから考える。努力する。継続する。小さいできたを積み重ね、大きいなできた、大きな成功へ。
「小事が大事を生む。」どんなことにも通ずる。
勉強になりました。