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相変わらず、魅力のない主人公とありきたりなヒロイン達が織り成す、エロ抜きエロゲー物語な印象。
読みやすいけど、正直退屈。
てか、主人公にまったく惹かれないのがダメだなぁ。
女体を避ける理由がチグハグすぎてまったく同調できない。
スカートが翻っただけで目を逸らすような少年が、「一緒にお風呂に入る?」と聞かれて「いいの!?」と即答するのもどうかと思う。
てか、このセリフは祐貴の理性を試したかなみが冗談で言ったセリフなんだが、これが本気のセリフなら祐貴の答えは「は、入るわけないだろ!」になったと思われる。
では祐貴がかなみの冗談を逆手にとってボケたのか?というとそんな流れでもなかった。
要は、その場の雰囲気というか、シナリオ的な都合で主人公の性格がコロコロと、作者の都合のいいように変えられている。
キャラが固まってないんだよね。プロのシナリオライターのわりには、杜撰な仕事をする。
個性が曖昧で、話の都合、作者の思惑でワンともニャーとも鳴くようなキャラには魅力を感じないし、そんなキャラが動き回る物語が面白いわけがない。
ただ、文章的にはおかしいと感じるところが少ないので、かろうじて★2。
3巻以降を読むかどうかは・・・迷うなぁ。