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本書は宇宙に存在するすべての元素のもっとも網羅的なポートレートであり、宇宙の根源の百科事典といえる。 どの元素にも純粋状態と並んで、我々が日常生活で見かける化合物や応用製品の代表例が美しい写真で紹介され ている。各元素に付された科学的な知見に基づいた解説はユーモアにあふれ、その元素の発見、性質、用途など について、様々なエピソードや意外な物語を教えてくれる。各元素の科学的データも詳細にわたり、巻末の美し い元素周期表も必見。「ユーモアあふれる科学エッセー」「美しい写真集」「最新の元素データ集」という3つ の顔を併せ持つ、研究者、教員、図書館、中高生、すべての科学ファン必携の1冊。 本書の特色: ・美しい写真……左頁には元素の純粋状態の大きな写真、右頁にはその用途・使用例がやはり美しい写真で掲載 されている。意外な製品に意外な元素が使われているなど写真を見るだけで驚きの連続 ・全米で刊行後1年で20万部のベストセラー……ノーベル化学賞受賞者をはじめとする専門家から、数多くの賛辞 が寄せられている ・最新の科学データを満載……原子量、原子半径、結晶構造図、電子配置、原子発光スペクトル、どの温度帯で 固体・液体・気体の形をとるかなどの重要な科学的データが、わかりやすく示されている ・元素周期表のロジックをわかりやすく説明……元素周期表の構造、量子力学の基礎などの説明などもしっかり されている。この本さえあれば、みんな化学大好き人間に! ハードサイエンスと写真芸術の究極の合体……元素一つひとつの解説も卓越したおもしろさ。宇宙のありとあら ゆる物質の根源の姿をこの本たった1冊で手元に置くことができる! 推薦文: 著者のセオドア・グレイは、周期表への熱い思いを抱き、彼のコレクションはどんな博物館にもひけをとらない。 独特のウイットと博識で、そして何よりもまず見事な写真で、彼は元素のユニークな性質と用途を--身近なもの から突飛なものまで--興味の尽きない例を挙げて教えてくれる。見て美しく、読んで楽しいこの本は、単なる元素 のガイドブックではない。この世界を作っている物質に対するあなたの見方を大きく変化させる、目から鱗の一冊で ある。(オリヴァー・サックス/神経医学者、『レナードの朝』『タングステンおじさん』などの著者) この元素の本は、スタイルの点でも内容の点でも、元素をあつかった他のすべての本を印象の薄いものにしてしまう。 黒をバックに見事なセンスで配置された写真のすばらしさ。そこに付された短い解説文の中で、著者グレイは選び抜か れた言葉を操って元素の用途を描写し、歴史を掘り下げ、さらにはこの世界に鋭いコメントで切り込んでさえ見せる。 何とも楽しい思いをさせてもらった。(ロアルド・ホフマン/化学者、1981年ノーベル化学賞受賞者)
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出たときすぐ手に入れるつもりだったが少し遅れた。
購入予定の本たちが列をなして並んでいたからしかたがない。
これでも割り込みをさせて他の本からブーブー文句垂れられてるところ。
それはさておき。
ちょっと見ただけだけど、なかなか興味深い読み物となっているようです。
素人には最適の図鑑ではないかと。
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まさに「目で見る」元素周期表。
図鑑と言うよりは写真集としての色合いの方が濃いかもしれないが、これはこれで目に楽しい一冊。
中学時代「水兵リーベ僕の船~」などとお経のように唱えて覚えたけれど、この本さえ当時存在していれば、もっともっと理科が楽しく学べたと思う。
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[日販MARCより]
118の元素を写真を豊富に使って紹介。科学的な知見に基づいたユーモアあふれる解説も楽しい。科学エッセー、美しい写真集、最新の元素データ集という3つの顔をあわせもつ1冊。切り取れる「元素周期表」付き。
[BOOKデータベースより]
元素の純粋状態、用途、使用例を美しい写真で掲載した118元素の解説書。科学エッセーや最新の科学的データも満載。
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周期表に従って元素を紹介する本はいくつもあるけど、この本は構成が美しいのが特徴。見開きに一つの元素、左のページは写真一枚だけ。右頁に解説とデータ、更にいくつかの写真。黒のバックのデザインが美しい。解説も簡潔で読みやすい。詳し過ぎないのが人気の理由かもしれない。解説の最後は次の元素へのイントロなので、ついつい次のページをめくってしまう。
周期表の「周期性」など、化学の大事なところはちゃんと押さえてあるし、興味深いエピソードも多い。元素コレクションやペリオディック・テーブル・テーブルなど、著者の元素に対する愛情が随所ににじみ出ている。小中学生にぜひ読んで欲しい本。
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年末の衝動買い本その2。
某所で紹介されていたのを
本屋で見かけてつい買ってしまった。
ハードカバーな上、オールカラーでこの値段は確かに安い。
元素の紹介コメントも結構シュールで面白かったです
「最近気になる元素は?」
な~んて夫婦の会話も盛り上がるかも☆
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写真が美しいのと、元素図鑑というのが珍しくて図書館で借りた一冊。
写真も美しいが、著者のマニアックな解説が大変に面白い。また、科学データも掲載されている。
図鑑にしては値段もお手頃。手元に置いて、気が向いたときにぺらぺらとめくりたい本だ。
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美しい。そいて分かりやすい。写真とコメントがなんか個人的っぽくていい。それにしても金属元素って多いな。
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学生時代、この図鑑に出会っていたなら大好きだった化学がもっと好きになったかも!写真集的な美しさと分かりやすい解説はとても読みやすい。とにかくボーっと眺めているのも楽しい図鑑です♪
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2011年は「世界化学年」です。
国際連合総会(2008年度末)にて、決まりました。2011年はキュリー夫人のノーベル化学賞受賞から100年目に当たります。
「世界化学年」では、“Chemistry-our life, our future”を統一のテーマに世界各国で、化学に関する啓発・普及活動が行われます。
というわけで・・・? 化学の本を1冊ご紹介!
美しい写真で表現された118個の元素・・・。
見ているだけでも面白いし、それぞれの解説を読めば、元素に自然と詳しくなっちゃう、そんな本です。
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とてもきれいです。
本当に美しいと思います。
ちょいちょいブラックなコメントも面白いです。
すでに図書館で3度借りて読んでますから
そろそろ買えばいいのにと、自分でも思います。
しかし、誰かがプレゼントしてくれるのをじっと待つ…。
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元素はテストに出るから「スイヘーリーベー、、、」とただの記号の羅列として、多くの日本人が覚えてきたと思う。
しかし、この図鑑を読んで元素の概念が変わった。それは元素の中性子の数や状態変化の温度などの特徴が事細かに、客観的なデータで書かれているからではない。
この図鑑のすごいところは、物語として元素が扱われていることだ。絵本ともいえると思う。ひとつの元素が見開き一ページできれいな写真と、著者の主観を交えた意見とともに紹介されている。そしてその元素の紹介とともに、次に登場する元素が予告として紹介され、次ページがその予告された元素が主役になり、最後まで一連のストーリーとして展開されてゆく。
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元素で整理された本は多数ありますが、その中でこれは秀逸でしょう。理屈抜きで化学にワクワクできてしまう本だと思います。
眺めてて楽しい!!
これが知的好奇心の始まりではないでしょうか。ここから化学の世界に関心を持ってもらえれば。
化学事始にオススメです。
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図鑑を見る一番の楽しみは写真・絵がすばらしいこと。
この本は普段見ることがない元素をいろいろな形で見せてくれる。
これだけで、周期表の下のほうにあるなじみのない元素が、
身近に思えてくるから不思議。
そして、文章が専門的なものよりも、あまり肩肘張らずに読めることを
中心に書いてあるので、だらだら眺めながらでも楽しめる。
中学生の甥に送ってやりたい。
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元素記号とその元素がどんな物質かを解説した本。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3501171.html