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本屋で買ってから4時間で読了。
シリーズ当初からあった巨大な伏線を一つ回収して、めまぐるしく変わる心情と展開。
死線の中で、ヒトの脆さと強さを描いた傑作。
空戦と砲撃戦の描写は、参考図書が示すとおり、折り紙付き。
本巻を読んだあとに3巻の表紙をみると切なくなる。
アリーの逆転はあるんだろうか・・・恋愛的に・・・。
しかし多数あるラブコメものラノベみたいに無駄にダラダラした展開は一切無いのも潔い。
それにしても、「~追憶」の映画化の続報がないのと、本巻のあとがきが一文字もないのが気になる。箝口令?
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ラストの展開は次巻にしてほしかった~。
そこまでは自分的には大満足の内容でした(5点)。観察機の配置など空戦の戦略性に疑問をちらと感じてしまうのはビジネスマンの性(さが)として無視すれば、戦争という容赦ない残酷さをラノベ読者向けにうまくフィルタリングし伝えられているのじゃないかと思う。もし、飛行機乗りとしての能力が一気に開花したり、他にも現実世界には起こりえないことを目にしても、おかしいなどと思わないで欲しい。島まるごとが戦艦として空を飛び交うファンタジーワールドなのだから。
個人的に一番注目したのは、巻のはじめでお互いの正体について語るシーン。ここの処理をどうするかでその後の展開は大きく変わることになるが、相当この後も展開が多いのかどうかわからないが、スピード感のあるほうを選択したと思う。その後のカルエルに対するフォローも非常に巧い。イグナシオは何かあるとは思ってたがこの感では脇役のポジションは外さないものの一番いい働きをしたと言ってもいい。
とにかくラストは聞きたくなかった。大きな戦いのひと区切りがつき、ワンクションくらいぬるい時間を送りたかったが作者が先に進もうとする意思は相当強い。悪いこともあれば良いこともあるなんて、死語を使う気はないが、前巻から厳しい戦いが続いていただけに、ここは再びロマンス展開を期待したいところだった。まあないと決まったわけではないし、むしろ強烈な展開も期待できる。
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ツンデレ笑ったw
墓地や出撃直前のシーンに泣いた。
空戦は変わらず熱かった。
自己犠牲は好きではないけど、この物語では全員諦めてない。みんなを助けて自分も生き残るつもりで戦ってるから熱い。
そして最後も驚かされた。
戦略的に愚策としか思えないんだけど。続きが楽しみ。
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前回で、そこそこの脇役まで虫けらのように散ってゆくという、イデオン世代の老人には堪える展開だったので、某ペアの部分は「頼むから死ぬな」と祈りながら読んだ。
3巻の盛り上がりを超える。
あと艦隊戦の描写は特筆モノ。
次で最終巻らしいが、惜しいなぁ。
終わると判っていても、早く続きが読みたいという、このジレンマが。
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最高に面白かったです!!結構な分量があるのに一気に読みきってしまいました。
僕は読むのが遅いので4時間くらいかかってしまいましたがww
3巻のみっちゃんも壮絶でしたが、今回も壮絶極まる戦争シーンで手に汗握る展開でした。
ただ、頼むから付属の帯とか表紙絵でネタバレやめてくれよ…展開読めちゃったじゃんかよ…
次巻がラストらしいので、期待しています!!
神作です、ぜひ読んでみてください!!
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4巻を迎え、いよいよ話は佳境へ。
空戦の描写については正直読みづらいなと思う部分もなくはないです。専門用語の羅列を読むことに対して自分はそれほど知識の蓄えがありませんので。
しかしながら、その文字の羅列の中から緊迫感を伴っての各キャラクターの感情の変化については読み応えがありました。
そして本作の重要な重要なターニングポイントも今巻でしょう。さらに、次巻への引きもありきたりとは言え、興味を惹き立てるものでした。
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いよいよ物語も佳境。
カルの最後の方の種割れっぷりが凄い(笑)。
最終巻で前作の登場人物がどう絡んでくるのか注目です。
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ついに佳境に向けて動き出した第4巻。最終巻が楽しみでしかたない。
作者曰く、シェークスピアをモチーフにしてるとかなんとか。カルエルやクレアには是非とも幸せになってもらいたいものだけど、シェークスピア=四大悲劇程度の知識しか無い私にとっては最終巻発売が怖くもある。BADENDなら死ねる自信がある。
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4章の見出しがこの本のタイトルになってることからおそらくこの物語のメインとなる4巻。
初めてちゃんと出てきたイグナシオの助けもあり、へたれ皇子が大きく成長する。
互いの正体を知り一度は絶望するが、カルエルはようやく過去の呪縛から解放される。が、このままフィナーレとはいかないらしい。
5巻も楽しみだ。
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「革命で両親を殺された皇子が敵である風使いの能力者とお互いに正体を隠したまま、空をとぶ島で出会い、空の果てを目指す冒険の旅を往くお話」の4冊目。
少年と少女がお互いの正体を知り、絶望を感じながら、戦いの中でそれを乗り越えていくというあたりの4巻。
正規兵がやられてしまって、学兵が献身的に重要な役割をヒロイックに演じ、それを受けて、主人公のカルエルが底力を発揮する。そしてついにヒロイン、クレアが失われた力を取り戻す。
というとこが盛り上がりどころだが、
3巻からあまり変わっていないのと、どうにも空賊側敵として魅力が感じられないもので、少年たちの戦いの熱さに乗りきれない。つまらないわけでもないのでは、あるが。
最終巻で、なんでそんな暮らしをして、なんでそんな生産力があるのかさっぱりわからない空賊の秘密に迫れることを、願いましょう。
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前巻があまりにも過酷な現実の連続だったのに比べると、今回も状況は悪いながら、救われる展開が多かったように思います。
ニナの力がちょっと反則すぎる気はしますが、過去を許すというキーワードには感じ入るものがありました。
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文句の言いようが無い。
所々急ぎ足な点が見られるが、それを凌駕する面白さ。
王道的な要素も数多く取り入れられているが、そうでなくてはいけない。
まだ続いてしまうが、期待せずにはいられない作品になった。
文末にもあるが、精密さより面白さを優先したとのこと。
大正解だと思う。
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「憎しみ」から「許し」へ。 重厚な一冊だった。 憎しみを乗り越えたカル、許されたクレア、この二人が最後にどうなるのか楽しみ。 そして「追憶」のファナ嬢とシャルルの出番もあって嬉しかった。
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相変わらず凄い。のめり込んで読んでしまう。
あと一冊で終わってしまうのが惜しい、けれど「無事に終わるのか?」とも思う。
とりあえずラスト一冊を買って帰ることにする。
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とある飛空士へ贈る恋の歌。
全身全霊で戦い生き残った戦士たち。飛空士たち。
過去を踏み越えていけ。明日はきっと明るい。
生きることを諦めるな。