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椎名誠のエッセイ
赤マントシリーズとは別の雑誌の連載を文庫化した第一号。
作者としては違うテーマ•趣向で書こうとしてるようだが、身辺の出来事をつらつらと綴ったやっぱり椎名誠という感じの内容。
幾つになっても全力で遊び回る姿に憧れる。
ベジタリアンの話しなどところどころ内容がかぶっているような気もするのが残念。
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シーナマコトのエッセイ。
昔の面白さ、爽快さがあって満足、満足。
3年位前に、他の本を読んだときに「あれ?本当にシーナが書いたの?」「昔のスッキリ感、全然ないじゃん。」と落胆し、しばらく彼の本からは離れていたけれど、これは良かった。
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「いちゃもん・いいがかりエッセイ集」らしい。らしいというか、そのものなのだけど、やっぱ面白いわ、シーナさんのエッセイ。「うふん、うふふん」と笑いながら読んでたけど寄生虫の章で絶句。こんな写真見たらもう夫が釣ってくる魚、食べられないぞなもし。
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のんびりしたいときにぴったりの本。
いかにも休日らしい感じ。吹き出しちゃうことも多し。なんというちからの抜けた感じかしらん。
月に27本の締め切りがあるというのも驚いた。なんという人だ…
なのにきりきりしてないし取材もぎすぎすせずまるで旅行のよう。たくさんの本が出てるから一生困らないな。
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サンデー毎日2007年8月19日・26日合併号~2008年6月8日号に掲載されたコラムをまとめたもの。週刊文春の赤マントシリーズは開始当時から知っていたのだが、こっちの連載はまったく知らなかった。文春の方は身辺雑記中心、サンデー毎日の方は企画物という住み分けのようだ。この連載を引き受けた当時、月に最低20本、多い時で24本の締め切りをすでに持っていたそうな。これだけ多大な本数と交錯するスケジュールをこなすバイタリティと創作力はどこからやってくるのだろう?というわけで、個人的にもっとも共感したのが「ボウフラニッポン」の巻。「日本のテレビは異常にハッピーで、それが行き過ぎて何か本質的に嘘くさい」「ニュースも世界の主要な出来事をまんべんなく報じているわけではない」「情報操作のようなものが日本的にそれなりに行われているのだな」とにかく、わし的にも最近はテレビがちっとも面白くなく、見たい番組がほとんどない。むしろ、イライラさせられ不愉快な思いをすることが多い。数年前からテレビをあまり見なくなってしまったのだ。そんなこんなで、ちょっとしたメディア論は一見の価値ありなのでした。
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なんというか、文句が多い人だなあと思う。そう思って、たぶんこの人は小説家というよりもジャーナリストだからなのだと気がついた。批判する側の人なのだ。
私はたぶんもう少し、日常の中にある愛しい瞬間や生臭い瞬間を切り取る「小説家」が好きなんだなと実感した。