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ビジネス書というよりは、浅野哲氏の自伝書
みたいなモノです。また、浅野氏の哲学も入って
いました。結構、面白く読みやすかった。
この本で浅野氏を知りましたが、元気をもらえる
本です。
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面白いもので、資本主義というのは、たとえ9回負けても、10回目
のリターンが10倍、100倍となって返ってくるという性質を持っています。
しかしながら、ほとんどの人は、9回負けることに耐えられないの
が現実。
耐える力を養うには、経験や修行も大切ですが、波乱万丈の人物の
本を読むのが役に立ちます。
本日の一冊は、4度の無一文から再起し、ベトナムで日本人初のカ
ジノオーナーになった著者が、「最後に勝つ技術」を述べた一冊。
吹雪の石狩平野で宝石を売り歩いた話や、電話を使って売りまくっ
た話など、著者ならではのエピソードと営業ノウハウ、ビジネスノ
ウハウが紹介されている、実践の書です。
読んでいて思ったのは、一度失敗した人がその後、這い上がれなく
なってしまうのは、どん底での振る舞いが悪いから。
そういう意味で、本書は「今、どん底にいる人のための教科書」と
言えるかもしれません。
著者の言う通り、「負けること、転ぶことは誰にでも普通に起きる」。
人間は負けてみて、転んでみて、どん底に落ちてみて、はじめて分
かることがあります
たいていの人は10回勝負のすべてに勝とうとして、余計な力を入れ
るから、逆にうまくいかなくなってしまう
仕事ができない人ほど「できない理由」「やらなくていい理由」を
見つけて、行動しない自分を正当化しようとする
なぜ、私だけが売れたのか? それは、私だけが、宝石を売るのに
ふさわしい身なりをしていたからです
相手を理論や理屈でねじ伏せたところで、契約が成立しなければ何
の意味もありません。だから、人の意見を聞いたあとは、「そうで
すよねー」と相づちを打つべきです
相手を食事に誘いたい場合、私なら二者択一法を使って、「和食と
洋食はどっちが好き?」と聞くようにします。相手は一般的な話だ
と思っていますから、必ず答えてくれるでしょう。そして、仮に相
手が「洋食が好き」と答えたとしたら、「最近評判のA店とB店が
あるんだけど、どっちに行きたい?」という具合に、食事に行くこ
とを前提に話を進めていきます
相手の専門知識を貪欲に吸収することで、自分の中の会話の引き出
しが豊かになります
著者が使った、宝石を売るための電話トーク ※一部紹介
「誕生石はお持ちですか? ご自身の誕生石は何かご存知ですか?」
「それでは、石言葉はご存知ですか?」
販売は断らせてから始めた方が成約率が高い
舞台設定にすら思いが至らない人間は仕事ができない
やせ我慢をするために必要なこと。それは「卑しさ」、特に「金銭
的な卑しさ」を捨てることです
私は効率経営を優先し、あまりにも利益追求をしすぎました。する
と、まわりの人間はいったいどう感じるのか? 今までおいしい思
いをしてきた外部業者はもちろんのこと、会社の内部からも「面白
くない」と思う人間が出てきます
ダイヤモンドを買ってくれた人に、婚約の相手を見つける場を提供
することを考えました
負ける時に大切なこと。それは、できるだけ自分もまわりも傷つけ
ないようにスパッとあきらめて負けることです
大切なのは、最初の10秒で「相手の利益」を伝えること
ビジネスパーソンは一意専心ではダメ
◆目次◆
第1章 「営業力」をつけて、稼ぐ力を身につけろ!
第2章 苦しくても、じっと耐えなさい!
第3章 負けても、すぐに起ち上がれ!
第4章 勝つための「負け方」を知れ!
第5章 新しいチャレンジで、人生は変えられる!
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4度の無一文から立ち上がり日本人初のカジノオーナになった筆者の人生と言うか、その記録が書かれている。
捨てられては立ち上がり。そしてまた成功を収める。そんな筆者の生き様。とにかく今あることから常に前進し続ける。そんな生き方を見せてくれる。
負けるな!何度でも立ち上がれ。売れなくてもあきらめるな。どうしたら売れるか考えろ。ただやっているだけじゃ売れないままだ。そうして常に前に進み続ける。
成功し続けるコツは常に挑戦し続けること。そうしたことを明るく分かりやすく語ってくれる。筆者の優しさと哲学が感じられる1冊。
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4度の無一文から復活し、現在はベトナムでカジノオーナーとして活躍する著者。
本の内容としては薄いけど、著者の人生を通したビジネスにおける学びはある。
簡単に読めるので一読の価値はあるが、それ以上は…
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負けからどう立ち直るか?
→最悪と最善は紙一重の差でしかなく、逆境を楽しむ
人生のバイオリズムを知り、時の流れに身を任せて落ちる時は潔く落ちる
最後の最後、自分を支えてくれるのは自分しかいない
お互いの立場でやるべきことをやって、お互いに生かされている