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ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も最終的な神は同じ。
そして聖地はエルサレム。
ユダヤ王国の首都でエルサレム神殿が立っていた場所。
ローマに滅ぼされた後に、キリストが十字架にかけられた場所。
イスラム教の預言者ムハンマドが昇天した場所。
そして現代の世界はキリスト教が正義のようになっている。
千年前にはじまった十字軍も
キリスト教に反対する国を制圧するためのものだった。
キリスト教にも宗派があり、異端の宗派は弾圧された。
キリスト教の世界に生きる人々は、
自分たちが神から選ばれた人間であるという事を根底に持っていて、
接するときもそれを前提として考えないといけないのかも。
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全く知らなかった宗教とか事件とか、今までの認識を覆される話とかたくさんあって面白かった。時代が進み宗教がさまざまな分野と複雑に絡むようになった現代、もっと宗教について知っておかなければならないと思いました。
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1つ1つ短くてわかりやすくて読みやすい、とっかかりとしてはとてもよい。これを機に日本史のほうも合わせて読んでみたい。
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インドで仏教が消滅するの章が良かった。つい最近まで仏教は確固とした宗教では無かったという。仏教には異端が無く、矛盾する教えが同じ仏教として存在していた。この融通無限の教えが、他宗教の教えに飲み込まれていった。というのが著者の見解だ。
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世界史も宗教史も苦手なんだよね。おはずかしながら一度読んだだけで理解ができない箇所が多かった。またそのうち読みなおそう
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http://staygold1979.blog.fc2.com/blog-entry-647.html
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宗教の傘をかぶった世界事件史の背景を知る。権力者がいかにして宗教を利用してきたか。民族と宗教とを一緒くたにしてしまうと見誤る。現代がまさにそうじゃないか。
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こういう形で宗教史を概観してもらうと、結構面白く学べるな。
個人的にはもうちょっと「マイナー」なものもクローズアップしてほしかったけど、まあ本書の企図とは違うわな。マイナーものを集めた「姉妹編」希望。