紙の本
これは面白いです
2012/02/03 20:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:不図滅入 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビーケーワンさんからメールで紹介されていたお勧め本、思わず買ってしまいました。
なぜ男女が惹かれあうのか?
それは遺伝子上では、正反対のものを持っているため、「種の保存」としての本能から
だ、とのこと。
我が家を省みると
トイレにおけるスリッパの向き
電気製品を予備電源にするしない
といった日常生活における細かいことから、
物事の考え方
に至るまで、確かに違う・・・
竹下久美子さんと同様に楽しめる本です。
一点、息子さんの自慢話が散見されるのが、鼻につくといえば鼻につくものの、
これも「ハハ」としての本「脳」のなせるわざかと思うと、笑ってしまいます。
他の著作も読んでみようと考えています。
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そもそも、危険に対して逆の対応を取る異性と恋に落ちる。何故なら種の保存の為にはその方が生存の確率があがるから。だ・か・ら。夫婦の意見は合う訳が無い!
いやぁ、相変わらず面白い。まだまだ読みたい!
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『LOVEBRAIN』(文庫版は『恋愛脳』)にひきつづき、男女の脳のすれ違いについてのエッセイ。
今回は夫婦におこるすれ違い。
まず、「脳科学で読み解くと、恋は、そうロマンティックな出来事ではない。かなり厳しい、人生の試練なのである」。
いきものは生殖のために恋をするので、自分となるべく違う「遺伝子の免疫抗体の型」をもつ相手を選ぶ。自分と似ていない型をえらぶのは、そのほうが生き残る率が高いからだ。
免疫抗体の型が一致しないということは、生体反応も逆になる、つまり、相手の行動パターンが自分とは逆なので、ことごとく理解に苦しむことになる。恋に落ちる相手とは、生体としての相性は最悪なのだそう。そう思うと、生活面でのすれ違いも、まあ許せる、という気分になるかもしれない。
そして、7年サイクルのお話。夫のことを見るのも嫌!になってしまうサイクルが7年目。28年目が最大の危機。でも30年を過ぎる頃には徐々に愛しさが戻ってくる。それはどんな夫婦にも起こることだということ。
つまり、永遠の愛というものはたぶん存在しない、ということは、あらかじめ認めないといけないだろう。誰と恋をしても、いつかこういう道筋を辿るのなら、人生を長く連れ添う戦友でもある相手と、確かな友情を育んでいくのが現実的のようだ。相手の「魔がさした」には片目をつぶり自分の「ほとほと嫌気がさした」気分もうまく飼い慣らし。
その他、「夫を立てることで家族が円満に行く(男性脳は序列でうまくいく)」、夫には隠れ家(1人でぼーっとする時間がもてる場所)が必要、妻は話を聞いてほしいが、すべての夫は「言ってくれなきゃわからない」鈍感な脳の持ち主(それは戦うために授けられた鈍感力)なのだということなどなど。
そうそう、そうなのよねー。と頷けるエッセイが満載です。
「恋愛脳」では、ただ好きな男のそばに居ればよい、ということを学びましたが、
「夫婦脳」では、恋した相手と長く一緒に居る方法が会得できそうです。
せっかく縁あって夫婦になったんだから、幾多の試練を乗り越え、手を繋いで歩く老夫婦になれたらいいですよね。
あとがきは漫画家の柴門ふみさん。彼女のあとがきを読むだけでもこの本の面白さが伝わるほど、ぎゅっとエッセンスが詰まってます。
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男性と女性の考え方の違いが分かる本。これを夫婦共に理解していれば、永く一緒にやっていけると思いました。相手の行動や言動に「なんで?」とイライラすることが減りました。
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男女のモノの見方、感じ方の違いを解説する本。こういうことをお互いに知っていればより良い関係を築けるのかな。
それにしても、人の脳って面白い。興味が尽きません。
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男女の考え方の違いを脳科学的に、かつライトに解説した本。さっと読めて、なるほどと腹落ちする。仕事にも家庭生活にも役立つ本です。
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まるで我が家の様子が書かれているかのような夫婦の会話に、大笑いしながら前半を終える。
なるほど男と女、基本的な所が違っていたのね。夫の一言一言に、おお、男脳のなせる業かと余裕が出てきた。逆に自分のその場限りの思いつき発言に、女脳の仕業と開き直ってしまったりもするけれど・・。
若かりし頃の恋愛モードはいつしか覚める時が来る。良き友達、戦友になるために、是非とも知っておきたいお話満載。
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男性は車の運転とか、地図を読むのが女性よりも得手だが、どうして女性はいつも停めてる車庫の壁に車をこすってしまうんだろう? とか
どうして女性の会話は着地点がなく延々と続くけど、逆に男性とだとなんでこんなに会話が続かないんだろう?とか
どうして恋愛していて女性と男性は高もすれ違うんだろう?とか
そういう疑問とか巷で言われてることを脳科学の観点から言及していて、すっきりしました。
一方で、自分の家族の話に終始していてサンプル数が少なかったし、「息子をそういう風(女性の扱いがうまい男)に育てた」発言は首を傾げてしまいましたが。
「女性を大切にしてあげて」
黒川さんからのこの一貫したメッセージを
自己主張甚だしい女のわがままととるのか、大人のオブラートに包んだ上質なお願いととるのかは、読み手の主観しだいだと思うが
私は愛すべき本、「女の子」から「女性」になっていく過程で読む上質な本だと思った。
実際この本たちに出会って、読み進めていくうちに黒川さんに「ポン」と優しく肩をたたかれた気がして、うれしくなった。
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黒川伊保子はおもしろい。男女の脳の違いから、男と女の些細な行き違いが生じることを、ユーモアを交え、優しく語る。同じ新潮文庫の『恋愛脳』、ちくま文庫の『恋するコンピュータ』もおすすめ。
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最初らへんは、へ~なるほど~!とサクサク読めました。
これから結婚して夫婦になる人に是非読んでほしい。
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ハラオチしなかった。
少なくとも、私の悩みの解消には役立ってない。
人間には7年で骨髄液が入れ替わるという生体サイクルがあり、それに基づいて感情も左右されるという。
いま、まさに付き合い始めて7年目に突入しようとしている。
黒川さんはこれを乗り越えよ、という。
夫婦は戦友である、と。
夫が信頼できない場合はどうしたらよいだろう?
この7年目の危機を乗り越えるべき相手なのかどうかがわからない。
うーむ。悩みが増えた気がする。
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納得する点いろいろ。勉強になりました。
本筋と関係ないけれど女性はピンク色の色調などの違いをものすごく見分けられる・・というところに妙に納得。ちょっとずつ違う色みのピンクの洋服、どれも違ってみえてほしくなっちゃうのよね。
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結婚して3年、2歳の子供が一人。なぜオットの行動がこんなにイライラするのか、ようやく理由がわかった。私の性格がひんまがったわけでもなく、彼が変わったわけでもなく、脳の仕組みの違いが為せる技だったというわけ。この違いを互いが認識してれば互いへの接し方も変わるはず。ムダなトラブルは避けたいし。
オットにもよーく読んでもらおう。
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これは面白い!夫婦のすれ違いを男女の脳の構造の違いをもって科学的に説明した本。その違いを踏まえた上でどうするべきかをやさしく諭している筆者の文体がまたいい。男女ともに読んで損はない感じ。
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夫婦仲良く暮らしていくにはどうしたらいい?・・・そんな疑問をお持ちの方は是非読んでみましょう。男女の考え方の違いについては良く論じられますが、実体験を元に分かりやすく解説しています。夫婦に限らず男女の違いと思って割り切って考えることができるようになることでしょう。これで、夫婦円満間違いなし、、、ただし2人ともこの本を読まないと(笑)。読んだのが1人だけでも結構。日ごろ感じるストレスは軽減されることでしょう。