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'70年代末にプレイボーイ・ブックス社から初版が出たということでか、房事の描写がけっこう続く。それも少々胸焼けしそうだが、デイヴィッドとエレンの夫婦の会話にしてもとにかく味付けがこってり、べっとりしているというか。
これは時代的なものなのか、それとも国民性の違いなのか……。
“地縛霊”という言葉に怖さを期待した分、ガッカリ感はかなり大きかった。
それとも妻帯者、しかも夫婦の危機(それも亭主側に原因がある)なんてものを経験していたりすると、この作品の怖さもまた違ってきたりするのかな?
詳しくはこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2011-03-19
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日曜日になって、目まぐるしく小さなどんでん返しが続くが
大まかにエロチック・スリラー。
悪霊との経験を通じて、肉体、快楽、欲望という面
一方で心、魂、理性という面での愛というものを
中年が悟る物語ともいえなくない。
「真実を語っているのは誰?」という読み方が
途中少し出来なくも無いが、サブタイトル(日本語訳)
で登場人物の謎が語られてしまう。
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男性の願望?美人の幽霊が誘惑してくるエロティックホラー小説。マシスンの物語の世界、洗練された登場人物は好きなのだけれどこの分野は少しニガテなのです。