投稿元:
レビューを見る
ちょっと泣きそうになったり、ふふってなったり。
たいしたことない、色んな人の日常のできごと。
だけど胸にしみる・・
この本、好き!
他の季節風も読んでみようかな。
投稿元:
レビューを見る
季節をテーマにした短編集第一段。
もともと短編て嫌いだけど、重松清のおかげで好きになったかも。
特に子供のことをこの人に書かせるとほぼ鉄板で泣ける。
サンタ・エクスプレスとその年の初雪、バレンタインデビューとかが良かったかな。
投稿元:
レビューを見る
10/11/25読了 冬という季節が合うね、この作者に。もはや重松中毒なのかもしれない。他の季節も楽しみにしておこう。
投稿元:
レビューを見る
短編集。
一番初めの物語は初秋に始まり、最期の物語は初春。
寒い寒い景色の中で、心温まる物語たち。
真冬のこたつの中でアイスクリームを食べるような、
そんな贅沢な気分になった。
この人は平成に誇る商業小説家、だと思う。
現代の日常・その一こまを切る取るのが抜群にうまい。
地に足のついた、愛のある物語ばかり。
大好き。
投稿元:
レビューを見る
「ごまめ」と「バレンタイン・デビュー」あたりは
居間のこたつみたいなあったかさ。
他の作品は冬の寒さの中の焚き火みたいな。
どこか切ない話のなかでのちょっとした一歩。
そして「冬の散歩道」みたいな話に
弱くなっている現在の自分。
これから冬が始まるのに大丈夫か自分。
投稿元:
レビューを見る
いやー、うまいね。
こういう小話というか、日常の些細な話題を広げて、少しだけ捻って小説にするのが凄くうまい。
全体的に無理もなく、読んでいて悩んじゃうような複雑なキャラや出来事が無い。破綻なく、淀みなく、綺麗にストーリーが流れる。
それが小説として百点かと言うと、なにか違う気がする。絵画でいうと写実的な絵ばかりを見せられた気分。凄くいいんだけど、毒が欲しい。引っかかりや、歪さや、ムラが欲しい。あとでよく考えると分かるけど、その場では理解出来ないような、そういうのが欲しい。
だから三点にした。
投稿元:
レビューを見る
冬をテーマにした12篇の話はどれも心温まるかわいらしい内容。重松さんの作品は心がほっこりするから好き。
特に『その年の初雪』は、少年2人の不器用ながらお互いを思いやっているところが可愛らしく思えた。
次の『季節風 春』も早く読みたい!
投稿元:
レビューを見る
【あらすじ】
出産のために離れて暮らす母親のことを想う5歳の女の子の素敵なクリスマスを描いた『サンタ・エクスプレス』ほか、「ひとの“想い”を信じていなければ、小説は書けない気がする」という著者が、普通の人々の小さくて大きな世界を季節ごとに描き出す「季節風」シリーズの「冬」物語。寒い季節を暖かくしてくれる12篇を収録。
【感想】
投稿元:
レビューを見る
重松さんらしい、ちょっと心温まる小品集。
どのお話も良かったけど、今回は一人で帰省中の電車の中で読んでいたので、サンタ・エクスプレスに、ジ~ンときたかな~
重松さんとは同年代のはず。だからかな~共感するわ~
投稿元:
レビューを見る
切なかったり、悲しかったりするけれど、最後はじーんと心が暖まって自然と微笑んでしまう話たちが詰まってる。お気に入りは「コーヒーもう一杯」「ネコはコタツで」「サクラ、イツカ、サク」
投稿元:
レビューを見る
重松さんの作品を久しぶりに読みました。なんでこの方の作品はふとした何でもないところで鼻の奥がつんとしてしまうのでしょう。
他の季節も出るのが楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
冬のひとコマをとりあげた、重松清の短編集。
重松清は高校生の頃から一番良く作品を読んでいる小説家。
相変わらず普通の人々を描くのが上手い。
12の短編のなかで、お気に入りは「あっつあつの、ほっくほく」
熱意が空回りして孤立してしまう高校女子バスケ部のキャプテンと、冬になると焼き芋を売りに来る不思議なカオルのおじさんとの交流を描いた作品。
投稿元:
レビューを見る
「じゅんちゃんの北斗七星」「その年の初雪」著者らしい、やさしい視点からの、少年たちのもどかしい心理描写。「バレンタインデビュー」モテない父親の、我が子を思いやきもきする姿。読み終わってもつい、ふ、とニヤけてしまうような、著者の、温かい人物描写が好き。
投稿元:
レビューを見る
冬の匂いがしました。とても月並みな感想ですが、本当に。
なんだか切ない、ちょっと考えてしまうお話たち。
小さなきっかけが、誰かにとって特別なエピソードの入り口に。
でも自分にも同調できる気持ちがどこかにある。
投稿元:
レビューを見る
晩秋から今の季節までを順に辿っているので、キンと冷たい空気が、だんだんと穏やかになっていく感じがします。
今の季節にぴったりです。
5歳の娘との間合いの取り方にギクシャクするパパや、
お正月にデートに行っちゃう娘に苛立つお父さん、
バレンタインでモテない息子をひたすら心配する親バカ父さん。
家族の中で、一人で葛藤している父さんたちを応援したくなりました。
いろんな想いを抱え、悩んで…。でも次へのステップを踏み出す力もあるんですよね。
「冬来りなば、春遠からじ」そんな言葉を思い出します。