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瀟洒な洋館に住む森下一家を襲うポルターガイスト現象。騒々しい物音、移動する家具、火を噴くコンロ。頻発する怪しい出来事の正体は地霊の仕業か、はたまた地縛霊か――。複雑に絡み合った家族が疑心暗鬼に陥る中、依頼者の姪・礼美が語る「悪い魔女」とは?ナルとともにSPRの一員として屋敷に赴いた麻衣は、礼美と彼女が大切にしている人形ミニーとの会話を耳にする。巫女さんもぼーさんも太刀打ちできないほどの威力を感じ、麻衣たちは途方にくれるが・・・。
今回はやたら霊の正体が手強かったこともあって解決までの時間はすごくかかったのに、いざ除霊の段階になったらあっけなかったなーという印象。リライトの影響もあるのかもしれないですが、途中をちょっと伸ばしすぎじゃないかなと思った。どうも十二国記のイメージが強すぎて昔のラノベっぽい書き方も違和感が^^;話自体は面白くて好きなのだけれど!麻衣の見る夢には何か意味があるのでしょうか・・・個人的には伏線かなと。実は気づいてないだけで能力あったら面白い。ナルはまさかの陰陽師路線でびっくりした。生意気だけどどこか憎めないキャラ。
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1作目の「旧校舎怪談」と打って変わって本格ホラー。
すっごく怖いのに、なかなか謎が明かされない推理小説のようなホラーでした(人´∀`)
・・・と言ってもリライトなので内容はわかっていたんですが(;・∀・)
それでも十分楽しめました(≧∀≦)
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そねさんって旧作には出てなかったよなぁ…?ミニー怖い。礼美ちゃんかわいい、はどの作品でも変わらない。綾子が影でこそこそ頑張っていたねぇ。これも追加かな…
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これを読んでさらに人形って空の器なんだ、としみじみ思ってしまいました。
今回一行は洋館で起こるさまざまな現象を調査するために訪れますが、前回に比べるとややハード。というよりもここから事件が起きるたびにグレードアップしていくのです。
現れる幽霊の気持ちはわかりませんが(いや、わかりたくもないけど)、さみしいだけで取り殺すんじゃない!と文句の一つも言いたくなりますね。
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ゴーストハントなのに、1巻はなんとなくゴーストと言うよりも超能力の方向にふれてホラーじゃ無いなぁと思っていたら、2巻はお約束の人形がらみのホラーでした。 あぁ、これならホラーと思うけど、出演陣がコミカルに振れすぎて恐怖が薄れるのが、良いところでもあり悪いところでもあるんだろうなぁ…
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登場人物が増えたり専門的な事の解説が多かったり綾子「さん」が頑張っていたり、と楽しみが増えましたが、いよいよ本格的な霊障が起こる話なので、できたら昼間に読んだ方がいいです……。夜読んだら怖さ倍増。
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厚くなっている分、詳細な描写が増えているわけで、それが物語に対してプラスに働いているのか、マイナスになっているのか。
その判断ってちょっと難しい。
描写が詳細になった分、それぞれのキャラクタの深みがましている、とも思うし、テンポが悪くなったんじゃないかという気もするし。以前より推理ものっぽい感じになっているのは確実
と書いたけど、やっぱり面白いのにはかわりない。
続巻も楽しみ。
(そして祖父江さんの装丁がやっぱりいいわぁ)
・・・・・・1巻のときにも書いたけど、十二国記もひとつよろしくお願いしますよ、主上
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第1巻で幽霊なんていないというので線で話が展開するのだろうと思っていたが、流石に同じ超能力ネタで同じ話としないというところがミソとなっている。ただし、1巻目もそうだったが大幅加筆といっても話が古く、今では結構、常識的になっているホラーネタの解説が、いちいち付くのが少女向けジュブナイルの宿命とはいえ、大人には少々、くどいかも。最新機器というのも携帯電話が出ない時点で既に古臭いのも時代を感じさせるが、これはこれでノスタルジックで良いので、あえて現代に時代設定する必要はなかったのではないかと思います。
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まだ一巻買ってなかったりするけど、ガチホラーが入ってくるこの巻からひとまず。
ぱらっと目を通したけど、マンガで省かれていた部分が色々あって面白そう。
あと、地の文が麻衣の一人称だから、マンガ以上に怖そう……。
原稿の合間か通勤中にでも、一人称の勉強がてら読もうと思います。
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ティーンズハートも漫画版も2冊目を買おうか買うまいか悩んだ挙げ句、 結局買ってしまった本もあるくらい読んでるシリーズなのに、だから オチもわかってるのに、 それでも怖いし、二転三転して先が読めなくて面白い。
ちゃんとホラーで、その上ミステリです。
1巻よりもバージョンアップ具合が大きくて感動。
個人的に1巻はちょっと麻衣の語り口なんかでテンポの悪さを多少感じたけど、こちらはそういう違和感が全てなくなっていたように感じました(私には)。
しかし麻衣ちんの頭がよくなった感じがする 笑。
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買ってすぐ読んじゃいました。
登場人物増えてるし、内容が濃くなった感じ。
原因は何か?がこれでもない、あれでもないと
ちゃんと調査している様子が分かりました。
借り暮らしの小人とか時事ネタ?もあって
笑っちゃいました。
3巻がどうなるのか楽しみ。
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一家を襲うポルターガイスト現象の正体とは!?
……この家は墓場のようなものです
悪意が渦巻く屋敷に向かったSPR一行を待ち受けていたのは、一人娘と会話を交わす人形だった。
瀟洒な洋館に住む一家を襲うポルターガイスト現象。騒々しい物音、移動する家具、火を噴くコンロ。頻発する怪しい出来事の正体は地霊の仕業か、はたまた地縛霊か――。家族が疑心暗鬼に陥る中、依頼者の姪・礼美が語る「悪い魔女」とは?
ナルとともにSPRの一員として屋敷に赴いた麻衣は、礼美と彼女が大切にしている人形との会話を耳にする。
「礼美ちゃん、ミニーと話ができるんだって?」
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この作品に出てくる幽霊に襲われたら自分なら全力で逃げること間違いなし。幽霊や悪霊が出てくる話の中でも、屈指の気味の悪さだ。
しかし、心霊現象を解明するために科学的検証に基づいて自然現象を排除するのはいいんですが、肝心の心霊現象を、どういうメカニズムで発生しているのか科学的に検証してくれないのが物足りない。そこがいちばん気になるところなんだけどな。そのあたりは、次巻以降に期待しよう。
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2巻よりずっと怖くなってます。
この本の凄いところは心霊現象の勉強になるところ。最初に前回のおさらいもあって便利。
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「……真砂子とデートしたでしょ」
ああ、あたしは何を口走ってんだ、この非常時に。
ナルはくすりと笑う。
「誤解だ」
優しい笑顔だ。
2011/01/15-02/04