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読売新聞2011.02.19朝刊。
《元ジェフユナイテッド市原・千葉ジュニア育成コーチの著者による「世界基準」の選手育成法。少年サッカー界に根強い勝利至上主義を脱し、子どもの精神的、肉体的成長に目標を置く大切さを訴えている。》
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息子にサッカーを習わせたいなぁと考えているので勉強になりました。スポーツに限らず子育て一般にも通じて面白かったです。新しい本なので話題も新しくて嬉しい(図書館で借りると古い本が多いから)
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僕にとっては教育書として珠玉の名作中の名作。
サッカーのコーチ時に他コーチの子どもに怒るという行動に疑問を持っていた時に読んで全ての回答を与えてくれた本。
ただし、本書はコーチの為の本ではなく、教育書。
サッカーに関係していなくても、スポーツに関係していなくても子を持つ親全てに教育書として読んで欲しい一冊。
子どもの教育に迷った時には必ず読み返す本。
「サッカーで子ども」3部作の2番目の本のよう。
3部作の中で最初に読んだからか、僕にとっては最大のインパクトを受けた本。
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著者の池上 正氏は、本著の他にも「サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法」等、少年サッカーの指導者としてカリスマとも言える存在である。一貫として子どもが大人になる過程を暖かく時に厳しく周りからサポートする姿勢が評価され、少年サッカーの指導者にファンも多い。
本書も少年サッカーの指導者、父兄の方々に是非お薦めしたい。
200ページ余の紙面の中で何が引っかかるか、きっと襟を正して子どもと向き合いたくなる何かがあります。
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ワールドカップ開催まであとわずか・・・。
日本がサッカーの大国となるには、スポーツが強くなるには、
子どもを主眼においた育成
”考えさせること””小さな達成感”
親の”子どもを成長させるにはどうしたらいいのか”という先々を考えた教育が必要だと感じさせる本でした。
教え方を変えてみようかなって真剣に思いました。
とてもいい本です。新刊も最近発刊されました。
それを読むのが楽しみです。
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サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法の続編.主張的には一貫している.前作よりより実践的な内容.スポーツは育てるものであるというオシムの言葉は強く共感
・日常の指導が「指示命令の連続」になってないか?
・できない子ほど丁寧に見る
・先に話を聞く,心通わせる,叱らない
・フラットな関係づくり
・一番大切なのはプレーができるという事
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池上正さんのコラムをサカイクでよく目にしてたので、この方の著書が気になって読んでみた。
コラムでも著書でも一貫してるのが、「自分で考えさせる」「サッカーを楽しくやる」というところ。
サッカーは判断力を鍛えられるスポーツで、しかもチームでプレイするスポーツ。試合や練習を通して考える力を養うには絶好の競技。
考える力以外にも、コミュニケーション力を高めたり、コーチやチームメイト、対戦相手へのリスペクトを育んだり、主体的に動く力を身につけたりすることもできる。
技術だけでなく、人間の内面的な成長も応援してあげなくちゃなと思った。
そのためには先回りをしない、問いかけることが大切らしい。それが生み出す力、考え出す力を養うそう。
「楽しくやる」というのはワイワイやる、ということでなく夢中になる、という意味らしい。夢中になることで運動量も増え、走れる子になるとのこと。
以下、感じたことやメモなど。
■サッカーに必要とされる要素
1)スピード・技術・体力
2)考える力(自分のアイデア)・自発性・スピリット(攻撃的、負けず嫌い、コンタクトプレーを怖がらない)
■プレーの自由度を狭めない。色々なポジションをやってみる
■子どもの脳は「叱り言葉」を受け流す(勝負脳の鍛え方)
なので、念押しはNG
■オープンスキルを高める練習が実践的
日本でよくやる対面パスやコーンドリブルなどのクローズドスキルは実践的でない。相手がいて変化する状況に対応するオープンスキルを高める練習が実践的。(2対1や3対1、3対2など)
■デンマークサッカー協会の「子どものサッカー10カ条」
子どもたちはあなたのものではない
子どもたちはサッカーに夢中だ
子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる
子どもたちから求められることはあっても、あなたから求めてはいけない
あなたの欲望を、子どもたちを介して満たしてはならない
アドバイスはしても、あなたの考えを押し付けてはいけない
子どもの体を守ること。しかし子どもたちの魂にまで踏み込んではいけない
コーチは童心になること。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない
コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし自分で考えさせることが必要だ
コーチは子どもを教え、導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子どもたち自身だ
■元清水エスパルス監督ゼムノビッチ
「試合の後は、何も言わないほうがいい。子どもは試合中は夢中でやっているからプレーのことは鮮明には覚えていないものだよ。負ければ悔しいという感情に包まれているし、勝てば嬉しい。その気持ちを寝る前に本の少し思い出して自分で考えればいいことだ。あれこれ話をせずにサッと解散にして家に帰してあげたほうがいい」
■スイスサッカー協会、試合の時に配られるカード
大人の方々へ。
僕たちの試合を観に来てくださってありがとうございます。
また、��つも僕たちのスポーツ活動を支援していただいてありがとうございます。
今日という日は、ぼくたちの一日です。ぼくたちはサッカーを思う存分やろうと、喜んでここに来ています。
もちろん、誰だって勝ちたいにきまっています。
でも、一番大切なことは「プレーができる」ということです。
だからどうか、僕たちの思うようにプレーさせてください。
ピッチのそばて怒鳴らないで、相手チームのサポーターに対しても、フェアでいてください。ミス・プレーをいちいち、なじらないでください。ぼくたちはしょんぼりするだけで、何の役にもたたないからです。
以上、よろしくご理解ください。
子ども一同。
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「11の魔法」の続編。サッカーだけに限定されない内容。非常に参考になる。サッカー指導に関しても悩んでいた事の霧が晴れた。