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天空の神様が地上の少女に対して特別な感情を抱き、罪を犯す。
あらすじとしてはありきたりであるけれども、繊細に描かれた心情とふわりとともる優しさに泣いた。
外見ばかり大人で子供のような神様が、場を明るくしてくれるのになごみ、少女に対して自覚した想いに”男”を見せていくのにドキドキした。
優しい神様は、最後に自分の気持ちを押し殺して天に帰る。
彼が少女に残していってくれた、あたたかなものがとても愛しい。
罪の代償があったとしても、少女が彼のために天を見上げピアノを弾く。そして天に花が咲く。切ないけれど、ふわりと優しい読後感。
蝶々結びの使い方が秀逸で、また涙を誘う。
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雲の上から地上を見守っている神様。
孤独から救ってくれた女の子のピアノの音色を彼は愛した。
女の子を見守るうちに彼は感情をおぼえはじめる。神様は感情を抱いてはいけないのに…
彼女の笑顔がみたい、ピアノの音色がもう一度聞きたい。その思いだけで動いてるわがままな子供みたいな神様(外見は青年)が魅力的でした。
前に出たサンタクロースの話もそうだったけど、この人の漫画は登場人物すべてをぎゅっと抱きしめてあげたくなるようなやさしさがあるなあ。
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ちょっとファンタジーだけど基本は今時の少女漫画。ラストは案外クール。この人は音楽もの漫画かいたらよさそうだなぁ。110609
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神様と女の子の話。
ファンタジーな感じだけど、でも切なくていいお話。
あ、神様って雲食べるんだ・・・ってプチネタがおもしろかった。
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空の神だって人に興味を持って行ってはいけない地界に行っちゃうそれって人も一緒なんだな。
桜子が昔『好き』で今は『嫌い』なピアノを『好き』に変えたり。清明はすごいな。 終わり方は結構意外だったけど好き。『巡るのならば美しく』読んで人間でよかったなって思った。