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(2012.04.23読了)(2008.03.19購入)
副題「氷上の砦」
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(間借りです)
別冊ビッグコミック(2008年4月13日号)
【目次】
1.ペイ・バック(2004年5月)
2.再発ギランバレー症候群(2004年6月)
3.極寒の大地(2004年6月)
田端治の春 よこやまがずえ
ちょい・あぶ 森田フミゾー
宇宙サラリーマン武蔵野 見ル野栄司
●ペイ・バック
舞台はベルリンです。
エルンスト・ヴィッツの墓参りにやってきた二人の男。
CIAを引退したテッドとKGBを引退したスラーヴァ。共通の友人エルンスト・ヴィッツの墓参りで出会い、さらに、ヴィッツの母親に出会います。
孫のヘレナが、テロリストの人質に取られ殺されてしまいそうだとのことです。立てこもっているテロリストはふたりで、それぞれ銃をもっています。
二人の射殺をゴルゴ13に依頼します。
どうやったら二人を同時に射殺することができるのでしょうか。
●再発ギランバレー症候群
舞台はフィリピンです。
観光客や外国企業の幹部を誘拐して、身代金を要求し、人質を殺害している犯行グループに手を焼いたフィリピン警察からゴルゴ13に依頼がありました。
犯行グループは、武装しているので、警官を動員しての戦闘は犠牲が多いので、ゴルゴ13にリーダーの殺害をお願いしたい、とのことです。
ゴルゴ13は、リーダーを殺害できたのですが、大勢の手下たちに追いつめられてしまい、しかも、右手が動かないギランバレー症候群になってしまいます。
火山性の洞窟がある山の上に追い詰められてしまったゴルゴ13、逃げることができるのでしょうか?
●極寒の大地
舞台は南極大陸です。
依頼主は、ロシアの採掘技術の開発者です。
地質学者と共同で、開発することに成功した新技術を相手に取られたうえ、自分は重症で動けない状態されてしまったというのです。
その男が、南極でレアメタルの採掘をしているというのです。そこには、武装した部隊も常駐しているのです。
ゴルゴ13の情報を事前に察知したロシアの舞台は、ゴルゴ13が乗っている観光船にヘリコプターで乗り込み、ボートで逃げ出したゴルゴ13を砲撃しボートを沈めてしまいます。冷たい海に投げ出されたゴルゴ13に生き延びる道はあるのでしょうか。
武器も、ボートと一緒に沈められてしまっています。
(2012年4月24日・記)