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幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない。平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、一人の男性を助けようとするが―。5編の泣ける奇蹟。
クリスマスイブに起こる、奇跡の物語5編。
これまで読んだのは『モンスター』のみ。
全く作風が違ったが、好みの短編集だった。
それぞれにがんばって生きる女性が、不思議な体験、奇跡とも思える経験をする。
「いかにも」な設定で、「いかにも」な結末ではあるものの、
クリスマスイブくらいはこれくらいベタでいいと思ってしまう。
もっと読みたいと思わせるほどに、心温まる。
作者も言っている通り、「希望のある作品」で、サクっと短時間で読めてしまうのもいい。
もっと著者の作品を読んでみたいと思える1冊となった。
《2010年11月19日 読了》
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2010/11/13 Amazonより届く。
2013/4/5〜4/8
クリスマスイブの日に不幸な女性に起こる奇跡を描いた短編集。百田さんのデビュー二作目である。甘いと言えば甘過ぎるストーリー。この本を若かりし頃に読んでいたら、「ケッ」って感じだったかもしれないが、中年のおっさんとなった今、最後のページでは思わず涙がこぼれそうになる。しかし、あのむくつけきオッサン(失礼!)である百田さんが書いたとは思えんなあ。
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「永遠のゼロ」、「ボックス」で大ファンになった百田氏の文庫本を書店で見かけ即買って、ソファーにねっころがって2時間で読みきってしまった。ライトノベル風の、でもさわやかな余韻を残す短編5話。いずれもクリスマスイブの女性の物語。一話、三話が好きです。最後の解説にも書いてありますが、百田氏は「希望のある話を書きたい」と言っているそうです。正にそれぞれの女性の希望がイブに叶う、いや叶った物語。寒いクリスマスイブに心が少し温かくなるお話です。
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あまりにも出来すぎな奇蹟によるハッピーエンドの連続。
でも、こういう時世だからこそ、こういう安心して読める作品集が必要かもしれない。
満足感あり。
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穿った見方をせずに、純粋に感動できる本。
出来すぎとか、有り得ないとか、そういうものは脇に放り投げて、その奇跡にただ、感動できるような雰囲気が漂っていて、好きだなぁ。
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どの短編も出来すぎでご都合主義だという声も聞こえてきそうだけど、それがクリスマスの夜というだけで許せてしまうのは、自分もクリスマスに毒された日本人の一人なんだなぁと思ってしまうのは、私がひねくれている証拠なのかもしれない。
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クリスマスイブに起こる感動の5つの短篇。あの自虐率直ツイートからは想像できないロマンチックな作品ばかり…本当に「希望」のある読後感のいい作品でした♪
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「週刊ストーリーランド」を思い出した。
純粋な意味で、「こんなことあったら素敵だね」と思える短編集。
フィクションの良さってこういうことかも。
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聖夜の奇蹟!素直にちょっといい話が読みたいという人にオススメです。でも、俺は出来過ぎてると思うなどうしても。
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魔法の万年筆/猫/ケーキ/タクシー/サンタクロース/解説岡聡(太田出版)どれも生きる希望、人を愛する希望、自分を愛する希望を与えてくれる短編。百田さんの言葉通り、頑張ってるのにまだ報われていない人にお勧めします。
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クリスマスにまつわる、おとぎ話の短篇集。ほとんどの作品で、「結末は多分こうなるだろうな」という予想がつき、ほぼその通りになる。しかし、百田氏の小気味良い文章と、読んでる方のクリスマス気分と、暗い話題の多い中、たまには夢を見たい気持ちもあいまって、感性に強く訴えかけてくる作品です。
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一遍目は、おお!と思った。幸せな気分になれる、そんな一冊。一遍目の「魔法の万年筆」がいちばん好きだった。べた好きにはたまらない。
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オミローさんに借りて読んだ。
あざっす。
『永遠の0』、『ボックス』の著者、百田尚樹氏の作品。
クリスマスイブに因んだ、女性の奇跡のエピソードが5編収録された短編集。
200ページ程度でサクッと読了。
どの話も心温まる素敵な話でほっこりする。
「希望」がテーマのようで、泣かなかったけど泣ける良作。
僕は三話目の『ケーキ』が一番好き。
そういえば、最近甘いものがあまり食べられなくなった。
特に女性にオススメス、ジーントスル、ルネッサンス。
是非この時期にどうぞ。
一緒にほっこりしようぜ。
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クリスマスに起こる奇跡を綴った短編集。
ほっこり、心温まるお話。
ベタだけど、そこが良いと思います。
結末はこうであって欲しいと願うと、叶います。
ハッピーになりたい方にオススメ☆
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クリスマス恋愛短編集。ひとつひとつの話は短く、あっさり読み切れます。内容はベタベタな展開で、使い古しのオチばかり。とはいえ、心があたたまる話しなので読む価値はあります。