紙の本
推理小説と言うよりもホラー小説のような趣があります
2018/07/16 18:44
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
推理小説と言うよりもホラー小説のような趣があります。読んでいて鳥肌が立つような怖さがあります。東野圭吾はタイトルの付け方が非常にうまいと思うのですが、この「ダイイング・アイ」というタイトルもこの小説の本質を表しています。
紙の本
背筋が寒くなる
2015/06/03 01:05
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投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは東野圭吾先生の作品にはめずらしくミステリーというよりはホラーという方が近いと思います。
くさきもねむるうしみずどきに、、、みたいな低血圧な怖さがあります。
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身代わりになったばかりに複雑に絡まった二人の男の話。キーワードは「目(アイ)」。結局、交通事故を犯した本当の犯人に、怨念・災いが返ってかた。後半は一気に読めた。
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東野圭吾っぽい作品ですな。
出だしから「車にはねられて人が死ぬ」ですもん。
本の題名に「アイ」って入っているから、「目」が関係するんだろうなーなんて漠然と思っていました。案の定「目」はキーワードです。
主人公がバーテンダーの慎介、あらすじによるとかっこよくない。。(笑)
同棲しているエリ、、、序盤からエリに怪しい行動がめだったので、こりゃー友達一族でぐるで慎介をだましているなっ感じた。
案の定。。。笑。
マネキンがキーワードっだったとは。予想外。
替え玉だったとは予想外
そういうのが東野圭吾さんは好き
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多少現実離れした展開だったけど、やはり東野圭吾。徐々に真相に迫る主人公を書くのはやはりうまい。
拾いきれてない伏線の回収が、最後無理矢理っぽかったけど、それ以外は引き込まれる要素だらけ。
なんとなく、力関係から展開が読めたのとどんでん返しがなかったのも少し残念。
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事故で死にいく人の目の力。恨みのこもった目で見つめられたら、生きた心地がしないだろう。
運転するのが怖くなる。
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典型的な東野圭吾さん。
非現実的なとことか交通事故のメッセージ性とか。そこにリアリティを持たせているところが王道で、面白かったし、読みやすかったし、なんといっても最後の追い込みが凄かった!けど、残念な死人が多いし(しかも細かい描写がないため?が残り気味)なといってもみどりに感情移入ができない。非現実的すぎるというか。。もやもやが残るわけではないけど、個人的にすっきりしないラストかなぁ。たぶん読み返すこともないんだろうな。
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ちょっと怖くもあり、途中までは引き込まれたのだけど
最後はちょっと「え?で、あれはどーゆー意味だったの?」と中途半端でもあるかな。
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2011/1/13 Amazonより届く。
2018/12/6〜12/11
7年ものの積ん読本で、1年ぶりの東野作品。
単発物であるが、なかなか凝った展開。後半になって、次々と回収されていく展開は流石。では、あるが、ある意味宮部みゆきさん的展開はちょっとずるい感じ。タイトルもそういうことだったのね。それはそうと、成美さんは結局どうなった?読み飛ばしてしまったかな。
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久しぶりの東野圭吾。修論の製本に出しに行った足で真っ先に向かった本屋で平積みされていたため思わず手に取った。
小説に飢えていたこともあるが,数時間で読破。「??どゆこと?」という大好きな感覚が,この小説にはたっぷり詰まっていた。テーマがテーマだけに仕方がないが(というか自分の気分的な問題もあるが),幸せな気持ちにならないラストだったため評価は低め。からくりがたくさん用意されていて少しずつ紐解かれていく模様はさすが東野圭吾。
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スナックのバーテンで主人公である雨村は、妙な客が来た後、何者かに襲われ、重傷を負ったせいか、以前起こした事故の近辺の記憶が欠落していることに気づく。彼を襲った犯人は、その事故の際、妻を失ったマネキン人形職人である夫だった。事故のことを調べ始めた雨村の周囲にいる、同棲していた彼女や、世話になっていた以前のスナックの主人らの不審な行動を起こす。そこに、怪しい女性がスナックに現れ、雨村は彼女に惹かれていく・・・。
ややホラーがかっていて、ぞっとする場面などがあるのと、事故を巡るミステリーとが絡み合っている作品で面白い。
ただ、東野圭吾が、これからどんな作品をかいていくのだろうか?と少し首をひねる作品でもある。
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ダイイングアイ
なかなか面白かったですわ。
主人公が微妙な記憶喪失と言う設定がまた良いですね。
登場人物の予想外の関係が最後に繋がります。
交通事故で亡くなった人が一番の被害者ですが、これを読むと誰が被害者か解らなくなります。
あまりにも恐ろしい。
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ミステリーかホラーかの境界線上の話だが、本当の主題は、交通事故の被害者と加害者との実情であり、えてして加害者は忘れてしまうことを、被害者は決して忘れないということについて、被害者の目が加害者に及ぼす力ということで伝えていることだろう。何故に被害者の女性の目にそこまでの力があったのかということと、その夫が加害者の無自覚に絶望しながらも、妻に対する自殺するほどの裏切りをしたと言えるのか、真の加害者たる女が加害者と思い込んでいる男に自分を殺させ、その目を記憶させるための過程で、何故に肉体関係を結ぶ必要があるのか、ホラー的な話を最後に合理的な説明で落ちを付けながらも、また、ホラーで終わらせたのか等、突っ込みどころもあるが、なかなかに良い。
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講談社の「天使の耳」の内容が思い出されました。初めのエピローグでの被害者側の生から死に至る様子や回想するシーンなどが、実に詳細かつ被害者の思いに寄り添った描写であり、本書の一貫したメッセージ性を冒頭から印象づけている。事故での死者の怨念が、そのまま現実での形となり、複雑かつ悲劇的な事件へと展開するストリー構成は、自分の中で新しいかった。(いつも東野さんの作品は新しいかつ斬新ですが・・)
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さすがの筆力は健在。が、ピークコントロールは今ひとつだったかな、という感じ。中盤くらいまでの盛り上がりは素晴らしいです。