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東野作品の短編は今一つ!「さよならお父さん」は、「秘密」の原型の理由あり。「再生魔術の女」は、怖い話だがいかにも東野圭吾。
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メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか。東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれれない誰かの物語。名作『秘密』の原型となった「さよなら『お父さん』」ほか全8篇収録。
出てくる小道具や、シュチュエーションなどで
バブル全盛期を彷彿とさせるものがあるため、
背景的には、やはり時代の違いは否めないものの、
あとがきで著者自身が語るほどには悪くない。
・・・かと言って、近年の著者の技量を思えば、
これまた「物足りなさ」を感じてしまうのも事実。
けれど、サラリと読める点や
『秘密』の原型となった「さよなら『お父さん』」が収録されている点においてもお徳感はあったかな。
《2011年1月19日 読了》
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8つの短篇小説。時代を感じさせる作品もあったり、ふつーに面白かった。東野圭吾の歴史に触れる本みたいでした…今度は東野さんらしい長編傑作を期待してます!最後の言い訳が一番良かったりして。
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短編集。
再生魔術の女・・「子供のいない夫婦に、‘養子縁組’を斡旋する中尾、実はその子供のいない夫婦の男性は過去に殺人を犯していた」なんて・・・
ありきたりの話だけれど、面白かった。
でもそもそも短編集はあまり好きでない。
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たしかに著者ものべているように訳ありな短編集でした。
秘密の原型作品だとか、名探偵の掟の生まれるきっかけの作品とか。なんかなかなかみないような短編集。東野圭吾ファンならぜひ!
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著者の久しぶりの短篇集。「わけあり」でこれまで単行本にはなっていなかったのものの「寄せ集め」です。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3802300.html
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シャレードがいっぱい
レイコと玲子
再生魔術の女
さよなら『お父さん』
名探偵退場
女も虎も
眠りたい死にたくない
二十年目の約束
いろいろな味付けの短編集
著者曰く わけあり物件
??と思うものもあったけど
お気に入りは最後の「二十年目の約束」
ちょっぴり ホロリ
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東野さんの単行本未収録の「わけあり物件」を集めた短編集とのことですが、どの作品もとても面白く読むことができました。
なかでも「秘密」のもとになった短編はそれだけでも十分素晴らしいと思うのですが、それをさらに「秘密」という長編まで完成させる技術に改めて東野さんの凄さを見た気がしました。
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今まで短編集に収録されていなかった曰く(筆者解説付き)付きの作品を改めて収録したものであり、時代背景がバブル時代からという古いものとなっているが、改めて小説というものについても、同じ時代という読者の共感性が重要なファクターとなっていることに気がつかされる。バブル時代を知らない世代は、主人公たちの趣味趣向と時代の状況が、全くわけが分からず、読んでいても理解が出来ないであろうし、今では当たり前となっている携帯電話やネットがない時代だから通用する作者が用意したトリックや伏線のネタばらしも素直には感心できないだろう。CGが当たり前のテレビや映画という映像メディア程、小説の陳腐化はないとはいうものの、現代を背景とするストーリーは辛く、小説も消費される時代になったしまったのだなと、関係ないところに感心した短編集だった。若い時に読んだものの再読でなく、新作として読んだからだろう。
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何の予告もなく唐突に文庫で発売された東野圭吾の短編集。
解説で本人が言明している通り、全8篇のすべてがワケアリ物件。
いろいろな理由で短編集に収録出来なかった作品を集めたもの。
個人的におもしろかったのは、1990年作品の「シャレードがいっぱい」。
バブル全開の風景描写・心情描写は、本人が言う様に時代小説のよう(^^;)。
こういうテイストの作品をあの東野圭吾が書いたという事実がおもしろい。
他7篇もそういうニヤリ系の作品が多い。
名作「秘密」のルーツになった短編や、完璧な復讐劇など、読み応えも多々。
ただ、これをおもしろい、と感じるには、氏の代表作をいくつか読んだ後の方が
より効果的かと。
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作者自身も明言しているが、全編がワケアリ物件。
他の小説とリンクする話もあるので、東野ファンは意外な発見があるかも
なにげにあとがきが一番面白いかも・・
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吉田治2011.3.22返却
東野圭吾のお蔵入り作品集です
彼の独特の短編小説ですいつもながらおもしろいです
油谷:返却(2011.05.02)
短編小説なのでさくっと読めました。東野圭吾らしい短編小説でしたが、
個人的にはちょっと物足りない感じが・・・そのへんがお蔵入りな理由なのかなと思いました。
宇都宮:返却(2011.6.28)
あぶちゃんが勧めてくれました。短編小説でおもしろいものもあれば、物足りないものもあります。おすすめは「さよならお父さん」です。男性の方は読んで頂きたい。せつなすぎます。
清水:貸出(2011.9.22)返却(2011.10.25)
短編で読みやすく、推理考えながら読めるので面白かったです。中には、いまひとつのものもありましたが・・・
細見:貸出(2011.10.28)返却(2011.11.11)
確かにサクサク読めましたが、やっぱり僕は東野圭吾はある程度ガッツリと読めるほうが好きです。でも皆さんオススメの「さよならお父さん」はグっときました。
川端:貸出(2011.12.01)
短編小説の集まった本なので、通勤に最適な本です。やはり面白い。
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東野圭吾のワケあり作品。という帯をみて期待して読んだ。
『ワケあり』理由についてはご本人から巻末に説明がされて
いますが出版社が潰れた等。
昔の短編集なのでちょっと物足りなさはあるものの、
東野ファンは一読されるとよいと思います。
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わけありな短編を集めた、東野圭吾のいきなり文庫。
長編に比べると、深みは足りない気もするけれど、私には十分面白かった。
「さよなら『お父さん』」は、「秘密」の原型。
「秘密」は長くて何度も読み返せないけれど、そのエッセンスを凝縮してあってよかった。
「眠りたい死にたくない」は、ブラックなウィットに富んでて結構好き。
そして、最後の「二十年目の約束」で、うっかり涙してしまったのでありました。
「シャレードがいっぱい」
「レイコと玲子」
「再生時魔術の女」
「さよなら『お父さん』」
「名探偵退場」
「女も虎も」
「眠りたい死にたくない」
「二十年目の約束」
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過去の作品の短篇集ですが、古さを感じさせず、ショートショートあり、ミステリあり、バラエティに富んでいて楽しめました。