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そんなに真新しいことが書いている訳ではなかった。
がんばって検索アルゴリズムを例えていたけど、
あんまりわかりやすくなかった。
このシリーズはだいたい好きだけど、これはあんまり。
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検索エンジンが行っている工夫について書いているが、かなりわかりづらい。いろいろ詰め込みすぎではないか。詳しく書くべきものとそうでないもののレベルがバラバラな感じ。検索エンジンはなぜ見つけるのか、ということが結局よくわからなかった。
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2011 4/23読了。先生に貸していただいた本。
前から読みたいと思っていたのだが、授業に関する打ち合わせの中で言及があり、貸していただけた。
分類、出納のみならず利用者の情報要求を対話を通じて形にしていくレファレンス・サービスについて等、サーチエンジンの本でありながら全編を通じて図書館と対比しながら話が進められていてびっくりした。
M・デューイの標語(最善の図書を最低のコストで最大多数の人に)とサーチエンジンの目標の類似の指摘とか、レファレンス・サービスの詳しい例示とか・・・著者がいったいどういう背景の人なのか気になった。
内容自体はクローリングとインデキシング、ランキング他の検索表示に係る分にわけてそれぞれ基本的なところから説明されている。
他の方のレビューにもあるけど、インデキシングの部分は、わかりやすく説明しようと心がけられているのだろうけど、やっぱりわかりにくい気がした(圧縮接尾辞方式から説明しよう、というのがそもそも困難?)
しかしながら全体として図書館屋なら読む価値あり、と思う。
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読者のターゲットが絞りきれていないのでは。
「10年後でも通じる基本」というコンセプトはわかるのだが、あまりにもちょっとしくみを知りたいと思った一般の人向けの解説なのでは。そのくせ範囲はインデックスとその効率化のしくみや、多変量解析的なスコアリングのしくみまでと、わりとマニアック。
比喩も微妙にわかりづらく、どうせならもっと技術的な言葉で説明した本にした方がよいと思う。
あとタイトル日本語的におかしくないですか。「なぜ」というより「どうやって」、もしくは「見つける」というより「見つることができる」では。シリーズタイトルにこだわりすぎな気がする。
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検索エンジンの仕組み・目的を例えを中心に説明。ただ、少し無理がある例えも。SEOに関わる人間として改めて強く意識するべき内容だった。
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技術をわかりやすく説明するための肝は例えなのに、その例えが難解で逆にわかりづらい。
10年後も通用する基本を身につけるというコンセプトがグーグルという具体例を出すことを阻害しているように見える。
4章の相互投票システムは比較的よかった。もっと詳しく知りたい。
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タイトル通り。理系でない人にも分かるように書いているようで、逆に理系の自分にはわかりにくかった。
ポインタ・ベクトルなどを使えばすぐ分かるような説明など。
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検索システムについて学んだ。概要だったからGoogleの方式(ページランク等)についても気になってきた。いい勉強ができた
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「10年後も通用する”基本”を身につけよう」シリーズの本は、これまでにも数冊読んだことがあり、本書にも期待していました。
期待通り、検索エンジンの仕組みについて基本の部分から、図書館の仕組みを例にして説明しています。
途中のアルゴリズムの部分は、ステップを踏んで考えるので、速読等言うわけには行きませんが、詳細に説明されています。
上記のアルゴリズムの部分を読むのに時間がかかったので、★4つです。
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検索エンジンの基本、集める まとめる 検索する という機能を図書館のやりかたになぞらえて説明している。
とてもわかりやすい良書。
専門的な部分は最後に少しふれている程度。
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検索エンジンの仕組みがわかりやすく紹介されています。この本を読んで普段何気なく使っているGoogleがどのようなことをしているのか、どれだけすごいことをしているのかが少しわかるようになりました。
検索エンジンは私たちの身のまわりになくてはならない物になっていますが、その仕組をわかりやすく説明している本はあまりない気がします。この本はその仕組がわかりやすく説明されている貴重な本です。
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10年後も使える、か?微妙。図書館の歴史など雑学としては面白い。検索技術の説明も面白い。けれど、何かが足りない。分かったようで分からない。なぜだろう。
・重要なのはひとたび決められた分類基準が「ぶれ」なく運用されているかどうかであって、分類基準そのものが客観的に妥当かどうかはあまり重要な事ではないのです。+次ページのメルヴィル・デューイの話。
・情報要求の段階。1.正確に用語が分かっている質問。2.自分の言葉で言い切れる質問。3.一言では表せない質問
・さらに3.は1.質問の主題、2.同期や目的、3.利用者の個人特性、4.期待されている回答の形に着目すべき。
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Web検索エンジンがどのような仕組みで動いているかについて、「できる限りやさしい表現」で解説した、日経BPの「なぜ~」シリーズの1冊。著者の所属する会社は、ニワンゴやガジェット通信の株主で、検索エンジンの開発でも有名な未来検索ブラジル。
第1・2章は導入であり、古代~現代の図書館の類推で、検索エンジンが目指すもの、必要とされる要件について述べている。
以降は技術的な内容に移る。第3章では検索エンジンが、集めてきた情報をどう格納し (indexing)、迅速な検索を実現しているかについて説明する。また、第4章ではユーザが入力した検索文から、ユーザが望む結果を適切に提示するための技術 (scoring, filtering) について解説している。
全体として平易な文章、多様な例やアナロジーの工夫によって、非技術者にとってはわかりやすい書籍であると思われ、検索エンジンと、そこで使われる技術の概要をつかむことができる。数式は全くといって出てこないのも、苦手な読者にとっては親切であるとおもわれる。
ただ、やや無理にアナロジーにしたために、回りくどくなっている点もあることを指摘しておきたい。3章ではindexingを実現するためのデータ構造について、図鑑、「ツメカケ」、木の札と紐などに例えて説明しているが、説明している内容は、情報科学の「アルゴリズムとデータ構造」の教科書に載っているような細かいものであり、それならいっそのこと専門書的に書いても良かったのではないかと思う。私にとっては読みにくかった。
また、記述の詳細度のアンバランスさも、やや気になった。3章の記述が微に入り細に入っているのに対して、第4章のスコアリングやフィルタリングの解説は、ややあっさりしていて、日本語処理の重要な技術である形態素解析にほとんど触れていないことや、ゲーム理論についてはおまけ程度の記述であることも不満である。協調フィルタリングなどに始まる推薦システムについてもより充実した記述が望まれる。おそらく著者の専門分野や、彼らの会社が開発しているエンジンのセールスポイントに起因しているのではないかと推測する。
全体としては、関連文献への参照も適度になされており、読みにくさを除けば、この分野に詳しくない技術者には参考になる内容だった。非技術者には★5、技術者にとっては★3としたい。前述した記述内容のバランスが改善されれば★4としたいと思った。
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このシリーズは、非常に読みやすく、初学者に最適なシリーズです。
で、今回手にしたのは、「検索エンジンはなぜ見つかるのか」という問いの書かれた本です。
まずは歴史から。
検索する際の基になったのは図書館です。
本を探す、どういった本、だれが書いたものなど、様々な属性の本を
的確に早く見つけるということがこの検索エンジンでも基盤になっているとのことです。
この歴史のくだりが非常に読みものとして面白いですね。
検索の仕方については情報処理試験対応として勉強するにも非常にわかりやすい。おそらく、問題集や対策本を読むより、ここだけについては読んで損はしないはず、文系の僕にとっては一番わかりやすい例だったかもと思いました。
ただ、もっとより詳細については、別の本を読んで理解を深める必要があります。あくまで、入門書といった棲み分けなんでしょうね。
このシリーズの中でも読みやすさだけはピカイチで、本シリーズの他の本よりも敷居ははるかに低い気がします。
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文字列マッチング処理と自然言語処理の基本を解説した本。検索エンジンに限らず文字列を扱うプログラムを書いている人は読むべし。高速化や索引サイズ削減、ランキング処理、類似度判定と扱っている範囲も幅広い。全編を通して図書館の仕組みと対比しながら数式を使わずに説明されていて好感が持てた。