紙の本
なりは断定の助動詞「なり」の終止形
2015/01/27 05:17
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
果たしてドラマを見なかったことが吉と出たのか凶とでたのか。双子姉妹の結婚が分かりやすいからこそ引き込まれた。ウェディングプランナーさんの 気配りはプロだからこそ出来るものなんですね山井さん。惜しむらくは読む順番間違えてリンクが分からなかったこと。
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一世一代のたくらみを胸に秘める美人双子姉妹、クレーマー新婦に振り回されっぱなしのウェディングプランナー、大好きな叔母の結婚にフクザツな心境の男子小学生、誰にも言えない重大な秘密を抱えたまま当日を迎えてしまった新郎。憧れの高級結婚式場で、同日に行われる4つの結婚式。それぞれの思惑と事情が臨界点に達した、そのとき――。世界一幸せな一日を舞台にした、パニック・エンターテインメント長編の大傑作。
経験ないので、結婚式ってこんなに大変なものなのかとびっくり。面倒だなと思いつつ、実際やる立場になったら最高のものにしたいという気持ちはよく分かる。事前準備万端にしたい自分は双子妹のタイプかなと思った。入れ替え分かったときはえっ?!って感じだったけど、映一さんは気づいてるなと思ったので、ややこしさ云々の発言にはくらっときました。女の子って、何かしらのややこしさを持ってるものだと思うんだよね。それを丸ごと好きって言ってくれる男子は貴重だ!!違う作品のあの人たちが出てきたり、相変わらず伏線が上手いのは同じですが、何かいろいろ読みやすく一般向けされてきた感じがします。楽しくさらっと読めるんだけど、初期の毒や棘がちょっと懐かしいかも。
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企みを胸に秘めた美人双子新婦、プランナーを困らせるクレーマー夫妻、新婦に重大な事実を告げられないまま、結婚式当日を迎えた新郎……。人気結婚式場のとある大安の一日を舞台に人生の悲喜こもごもをすくい取る。
きゃー!きゃ~!!!
大沢在昌著、『カルテット』に引き続き、
角川書店の「無料読者モニター」に、
見事★当選★しちゃいました。
うれしいww
読んでる最中の『ジョカー・ゲーム』を一時中断し、
喜び勇んで読みました。
感想は・・・
本作発売後に改めて・・・
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唐突だけれど、わたしは著者である辻村深月さんの大ファンです。
既刊の作品は全て読んでいる。
著者作品は【上下巻】のみならず【上下中巻】と、大作が多いが、いつもあっと言う間に、読み終えてしまう。ストーリーが終盤になるにつれ、気になるラストと、読み終えてしまう勿体無さに揺れながら、それでも読み終えた時の驚きや、感動といった様々な余韻を求め、先に進まずにはいられない。それこそ、一気読みしてしまう。完全に【辻村中毒】だ。
なにしろ、構成がすばらしい。何気ない会話や描写が、終盤に近づくにつれ、実は布石だったと気づくことも多く、「してやられた感」に震える。
キャラクターもこれがまた良い!「誰に肩入れする」わけでもないし、「共感できる人物」がいない作品もあれど、引き込まれること間違いなしなのだ。
女性特有の「腹黒さ」や「計算」があからさまに著してあり、男性にはおよそ隠したいようなそれも、リアリティを持って迫ってくる。ここらへんの【毒気】も中毒となる要因のように思う。
前置きが随分長くなったが、本作を発売前に読めるとあって、もうそれだけで嬉しかった。好みの作者の作品の感想となると、それだけで「贔屓目線」となるのは必至だ。
それとともに、期待が多きすぎて自ずと『ハードル』もあがってしまう。本作がまさにソレで、私には少々物足りなかったのが本心なのだ。
相変わらず構成はすばらしい。大安のある日の結婚式場で執り行なわれる4組の物語を登場人物を交錯させつつ展開させ、主軸となるウエディングプランナーの想いを絡ませる。4つの物語それぞれ、どれも違った立場の視点から描かれており、読みやすさもこれまで通りなのだが・・・
ウエディングプランナーの結末があまりに安易というか、ハッピーエンドであったことには納得しつつも、少々ご都合主義というか、もうひと捻りを望んだわたしがいました。
とは言え、これまで長編過ぎて手を出しにくかった読者を含め、辻村作品初心者には手に取りやすいうえ、生意気を言わせてもらえば、もちろん秀作なのだ。
本書を入門として、もっとディープな辻村作品へ多くの方が導かれることを願いたい
《2011年2月12日 読了》
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ミステリにカテゴライズ。
気持ちいいくらい評価が高いですね!
企画があったから当然か(何ぞ応募したような)。
過去の辻村作品を本棚から出す羽目に(買ってて良かった文庫)。
すぐに、あ、アレのあいつか!と分かるようになったらええのに。
個人的な色々はともかく、面白かったです!
映一さん、男前すぎるぅ~♪
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双子の姉妹、ウェディングプランナー、小学生の男の子、秘密を抱えた男性の5人の視点で描かれた、4組の結婚式にまつわるお話。
どれもすばらしいんですが、一押しはウェディングプランナーの視点。結婚式でのやり取りには本気で泣けました。働く女性には通じるものがあるんじゃないかと思います。
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『子どもたちは夜と遊ぶ』の登場人物も出てきて、嬉しくなった♪ 相変わらず人間の負の感情の表現というか心情表現が細かですが、全体的に明るくまとまってて良かった☆
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とっても読み心地の良いミステリー(?)だった。ベタな部分と裏切る部分がちょうどいい!面白かったです。
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「ここで結婚式をあげたい!」と多くの人が憧れる老舗ホテルのとある大安吉日日の話。4組のカップルが式を挙げることになっているが・・・という展開。
群像劇好きなので楽しめた。
鈴木には「おいおい」って思ったけども。
懐かしのキャラもぽつぽつ登場。殴るの好きだね、でもゴルフクラブで殴ったら死ぬんじゃない?(苦笑)拳ですんで何より
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ウェディングプランナーの職業もの。
つい先日有川さんの双子結婚短編を読んだあとにこの偶然。
やっぱり辻村さんの双子話の方が好きかも…。
この双子女子ゆえのややこしさ。
そしてそのややこしさを愛してくれる映一がイイ。
ややこしい女を好きになってくれる男はなかなかいないから理想かもね…。狐塚と恭司も大好きなんだけど今回は映一にやられた。
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プロ意識、幸せになって欲しい気持ちが面白かった。
ホントにおもしろかった。
そして『子どもたちは夜と遊ぶ』組の活躍が嬉しかった♪
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25日フライングでサイン本買っちゃいました。
自分がつい最近結婚式をしたこともあって、リアルに想像しながら楽しく読めた。
全体的な感想としては、「明るいな」と。まぁ結婚式が舞台だからってのもあるけど、ミステリ要素なしハッピーエンドな作品でした。
双子姉妹は辻村作品の主人公らしいひねくれ方で、かわいかった。
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ここに描いてあること
ほぼ全てを体験しました
事実は小説より奇なり
まるで自分を見ているようでした
プランナーだった自分にひとつの区切りをつけるために
どうしても読まなくてはいけない本なんじゃないかと思っていました。
これほど幸せな仕事は他にないのではないかと不安になるほど幸せでした。
どうもありがとうございました。
これで進めます!
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とある大安吉日にひとつの式場で結婚式をあげる4組の、それぞれのトラブルと幸せの形をめぐるお話。素敵!がたくさん詰まってて、締めるとこは締まってて、ドキドキしながら楽しく読めました。
勘弁してよにはメロメロです(笑)。
どのペアも一筋縄ではいかなくて、ちゃんと負の部分もありながらそれを越えていく。プランナーと花嫁の話には号泣。やっぱり結婚式って素敵だな、と思わされます。
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まさか出てくるなんて!
価値観は植え付けられるものなのかもしれない。でも、自分で見出だすこともできるものだと信じたい。
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スラスラ~読めた。何もかもが思い通りに事が運んでスッキリな終わり方で好きだな~。単純明快って気持ちいい。