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「わたしはエントリーシートって、ラブレターみたいなものだと思う」ノブ
「男って、とくに頭がよくて優しい人ほど難しいよね。」恵理子
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大学生の就活を垣間見させてもらいました。
自分は高卒で事務系に就職したので、あまり苦労した記憶はありません。
内定がもらえないと、自分を否定される気がするのはよくわかる。
オーディションを受けて、不合格をもらうのと同じ
自分を磨いて、いい所を前面に出す作業は、自分を自分で理解するのにとっても役に立つのだろう。
未だに、自分と言うものが良くわからない気がする
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やはり今読むから意味のある内容。あるあるネタで読める本ではないかな。
しかし、就活に望むに当たって、立ちはだかる障害というものはよく表されていたように思う。どれだけの下準備があるかによるかもしれないが、就活自体を楽しむマインドというのは持っているべきではないだろう。でなければ我々の何人かは、倉本比呂氏の二の舞になる可能性がある。
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前半の話のテンポはあまりよくないが読んで爽やかな気分になる一冊。
就職活動を熱心に取り組まなかった自分には、主人公の千晴のひたむきさが眩し過ぎたが、逆にそれで気持ちよく読めた。
同時に自分もこれくらい一生懸命やるべきだったなという後悔とそんな風に思うなら今ひたむきに頑張れよと叱咤する自分がいた。10年前にわからかった社会で働くということが、最近ようやくわかってきた。
シューカツで試されるのは「心を刺し抜くようなマイナスに耐えて前を向く力」。仕事で試されるのも本当にこの力だよなと大きく頷いてしまった。
続きが出たら是非読みたい。
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石田衣良さんが書くと何だか主人公の言葉、心境が皮肉に見える作品(笑)
大学一年生に読んで欲しいと思いました。
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GDとかはちょっと参考になったけど・・・
3年になったとたんにこれほどシューカツばっかりしてる大学生なんて少ないと思う。
それにマスコミ大手数社しか受けないなんて現実ではまずありえないと思う。
まぁ小説だしそんな現実の就活との相違を粗さがしすべきじゃないんだろうけど・・・就活真っ最中の身としてはつい・・・^^;
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さらさら一気に読めるTVドラマ的小説。小説独特の面白味に欠けると言ってしまえばそれまでだが、最近特に石田衣良さんの作品を読むと、最近の日本の問題をとてもわかりやすく人間味交えて紹介してもらっている感じを受け、とても日本について考える機会が多くなる。。。今回は就職活動を通じて、マスコミと就活、仕事について知れて感銘を受けた。
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ほんとーに、苦しくて、逃げ出したくてたまらなかった。
不安、焦り、羨む気持ち…
これでもかってぐらい自信なくして心折れそうになって。
そんな就活期を思い出しました。
私にもいたなー、就活仲間。
業界とかみんな全然違ってたけど、
おんなじ価値観持って、おんなじ方向向いてて、
就活期の仲間の存在は絶対!
就活って本当に苦しいものだと思う。
日本の新卒主義とかってほんとにくそくらえーって思う。
就活って存在そのものにイライラしたりもする。
この本読んでると、なんだか納得したくない、
認めたくない、そんな感情が出て来ました。
だけどそれは、日本の就活事情に対する怒りではなく、
自分に対する怒りなのかもしれない。
本当に自分はベストを尽くしたのか?
やったつもりになってただけではないのか?
だから今もモヤモヤしながら働いてるのではないのか?
見たくない現実を見なきゃいけないようで、
少し、くるしかった。
ただ、なーんかうまくいきすぎてるかんじはあるよね。
現実、もっと厳しいよ。
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自分の過去を振り返ると、こんなに必死に就活をしていたかといえば、絶対に「NO」。
就活自体に今はあまり興味はないが、自分の行動には責任を持って必死に努力するべきだったな、と自分の経験と対比するいい機会になった。
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2011年30冊目
マスコミへの就職を目指して結成されたシューカツチーム。
チームメンバーの一員千晴がシューカツを通じていろんな経験をする。シューカツや働くことの意味を少し感じることができる青春小説。
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就活してた頃を思い出したー。
はったりも大事。
あの頃は怖いものしらずで強かったな。あの勢いを取り戻さなければ!
働くということを改めて考えさせられた。
2011.03.28
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石田衣良はどちらかと言うと、IWGPしかり、秋葉原@DEEPしかり世間から良いとされている人間像のレールからはみ出た人間を描くイメージが強かったのだが、この作品では、レールのど真ん中を歩くような主人公像に驚かされた。自分自身、レールの上から外れている人間なので、そうかぁこういう世界観もあるのかぁ…と感情移入はできないものの関心を持って読みすすめた。でも、就活が実際こんな風であるならば、その価値観だけに縛られるのはどうかと…。作品の中にも、就活苦で自殺未遂を起こす人間がでてくるが、それはなんて馬鹿げたことだろうと思う。生き方なんて、多種多様であり、時代、場所によっても大きく変わる。自分が楽しいと思える人生を歩むのがいい!こうじゃなきゃいけない!って、思いこませるような風潮の終わりはまだ遠いのかな…なんて、色々考えさせられた。
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「どんな試験でも合格した人間の何倍かの不合格者がいる。夢をかなえた人間はかなわなかった人の分まで、きちんと仕事しなけりゃならないんだ。」
「きっとね、社会にでて働くってことは、ずっとこういうひりひりした感じ続くんだと思う。自分が誰か、何ができるか、それをずっと試されていくんだ。あちこちにぶつかったり、失敗したりしながら。」
どちらにしても、ぼくは千晴の未来について、まったく心配はしていない。この社会でどれほど格差が開こうと、結局いきいきと働く人間が最後には笑う。
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普段小説をあまり読まない自分にもすらすら読めた。
この先、就活を控えている自分のモチベーションをあげてくれた。
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就活…小さい頃から受験勉強してきた人にとっては、最終関門なんだろな。今まで勉強してきた理由はいい大学にはいるため…ひいてはいい会社に入るた
め。いい会社、いい仕事ってなんだよ!
この本を読んで、仕事とのつきあい方や今後の人生について考えさせられた!あと、現代の教育制度