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待ってましたの三冊目は、木村大作監督『劔岳 点の記』、ポン・ジュノ監督『シェイキング東京』の二本にまつわるエピソードが多いです。
この二人を筆頭に、常人には理解し難いまでの情熱を持って作品に取り組む人たちがこの本には数多く登場します。
「狂っている」「偏執的」「変態」などの形容は、著者最大級の賛辞。
そういった才能に畏れ、呆れ、憧れる著者もまた、自身を「変態」と形容しています。
そうした異常なまでの情熱から優れた作品は生まれるのですね。
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シリーズ中、一番最後に図書館から借りることができた最新作。
『坂の上の雲』の、正岡子規の激似ぶりのダイエットのこととか、興味深い内容満載。よかった。
小林薫さまも登場していたし。シリーズ中一番のお気に入り。
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ますます、ベンツのトラックのように、重厚で凝った形容がひかってきた文章。今回は、『剣岳 点の記』『ディア・ドクター』や『坂の上の雲』など、視聴している作品が目白押しで読みやすい。時を変えて、個性的な監督や製作現場の異常な体験目白押しといった出会い満載なゆえ、話題には事欠かない著者である。蒼井優との競演した『TOKYO』が見たい。