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この本は面白かった。
砂糖菓子師として誇りを持って働くアンが良かったです。
今後に期待。
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タイトルの「緑の工房」って、ペイジ工房ですけど、あんまり緑っていうイメージはしなかったかなぁ。緑=ブリジットってことなんでしょうけど。
ブリジットに使役されることになったシャルを取り戻すためにペイジ工房に乗り込んだアン。ペイジ工房の皆様方が一癖はありますけど、みんないい人ばっかりで、ラドクリフ工房の嫌なところを見てきた私的にはほっとしました。
シャルは取り戻したけど、最後にブリジットが話している相手がすっごく気になります。
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シャル奪還話。面白かった!
職人としての力量で取り戻したい、取り戻すっていうのがいいなぁ。
今回の話読むとブリジットもなんだか可哀相な子だな…ちょっとづつ歯車がずれている様な感じ、と思いつつもやっぱり駄々っ子なお子様だなブリジットww
赤いのといい最後の妖精といい、また次の巻に持越しで続きが気になる。
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アンが自分の意思でシャルを取り戻す為に決断して行動するのが良い。恋する女の子は恋愛一辺倒になりがちだけど、アンは砂糖菓子という仕事に誇りを持って恋愛とは別に、確固たるモノが自分にちゃんとあるのも好印象。応援したくなります。
最後がちょっと不穏な終わり方ですが、アンの行く末が気になるので次回作も楽しみ!
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そしてあの衝撃的な状態からの続き。
本当にその続きでした。
何やら、次の週にドラマの続きを見ている気分で…w
この1冊で『自由』を取り戻せるのか否か。
もう急ぎながら、見落としがないよう読みながら
可能な限りのスピードで読み続けました。
あぁよかった、と思いつつ、また妙な所で…。
最後のは何でしょう?
道にいたのの仲間、のようなものでしょうか?
それとも別の工房か何か?
それとも…??
続きが地味に気になります。
そして仲が進展するのかも気になります(笑)
そしてぬるま湯彼女も気になります。
また、波乱万丈状態、ですね。
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久しぶりにライトノベル読んだ気がする。このシリーズで今作は一番安心して読めた。この作者は人の悪意の描写がとてもリアルだ。こっちが気分が悪くなるくらいの悪党を描くのがうまい。それでもこの本を読むと主人公のひたむきさに誇りに胸を打たれる。世界の全貌は明らかになっていない。続きを楽しみに待ちます。
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毎度思うのですが、砂糖菓子を作っているシーンを読むとうっとりします。今回も、アンの頑張り、そして出来上がった作品共にとても素敵でした。
シャルも戻ってきてめでたしめでたし。といきたいところですが、不穏な影がちらちらと…。
今後も目が離せないです。
あとミスリルかわいい……!
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前巻で銀砂糖師となったアン。
シャルを取り戻すためにペイジ工房へ。
今回は社会人の方が身に染みるかも。
顧客が本当に求めるものとは。チームワークとは。
素敵なお話でした。
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シュガーアップルシリーズ第四巻。
ついに念願の銀砂糖師の称号を手に入れたアン。しかしその受章の影には、シャルに恋するブリジットに自ら羽を渡し、自由を失ったシャルの犠牲があった。
シャルの羽を取り戻すべく、アンはブリジットの居る砂糖菓子職人界の大三派閥のひとつとされるペイジ工房へ乗り込んでいく。
しかし、そこには病床の長とたった五人の職人がいるだけの、とても歴史ある工房とは思えない姿が広がっていた。
工房の長の一人娘、ブリジットからシャルの羽を返してもらうために、ペイジ工房で働くことになるアン。
没落寸前の工房を、銀砂糖師になりたてのアンは立ち直すことができるのか…?
前回の終わり方があんまりだっただけに、読み終わってすぐに四巻を開きました。
CMを挟んで再開したみたいに違和感なくストーリーが続き、すぐにまたハラハラドキドキの連続。
ペイジ工房の個性豊かな職人たちや、三派閥のしがらみ、アンとシャルの関係や、ブリジットの恋心など、なだれ込んでくることがもう盛りだくさんで、本を閉じてもこの世界観から抜け出せない。
どの巻にも増して夢中で読みました。誰もかれもの心情がほんのりと伝わってくるだけに、切なかった…。
特にアンとブリジットの譲れない恋心とか、エリオットの本心とか。
一部の誤植にはちょっと吹き出しましたが…(笑)
いろいろとぶつかりながらも最後にはペイジ工房の職人として、一丸となって砂糖菓子を作り上げていく皆の姿に、今回の登場人物全員が好きになりました。
教会に並んだ砂糖菓子、きれいなんだろうなぁ…。
しかし、最後の最後でそう簡単にハッピーエンドといかないのがシュガーアップル。
これは続きが気になりますね…五巻発売は八月ということで。この夏は、アンの居ない夏になってしまうのか(´;ω;)猛暑を乗り切る糧が…。
それでも待ち続けます。アンが作る砂糖菓子が、皆に幸せを与えてくれることを願って。
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アンを追い返すつもりで来たシャルが、アン自身が銀砂糖師を名乗るためにシャルを助けたいって聞いて、ならとめられない、待ってるって言いだすあの流れが好きだー!
ペイジ工房の人みんないい人だし次も楽しみ
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前巻でアンは念願だった銀砂糖師になったから、この巻でシャルを取り戻して完結しちゃったら淋しいなぁ…とか思ってたけど、銀砂糖師を探す(?)戦士妖精に、部屋に引きこもるブリジットの前に現れた美しい妖精。
謎の妖精が2体も現れて、まだまだ話が続いてくれそうでちょっとひと安心^^
今回はブリジット以外、アンに敵意や悪意を向ける人がいなかったし、何より、ペイジ工房の職人たちは個性的だけど、皆、良い人ばかりだったから、いつもより心穏やかに読めた気がする。
でも、次巻への布石になっている2体の妖精がもし同一人物だったら、次はちょっと荒れそうな予感…(-"-;)
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人気上昇中のシリーズ3巻目!前巻でシャルと離ればなれになってしまったアン。ふたりはどうなってしまうのっ!と思いましたが、このことでアンは益々成長し、シャルの気持ちにも徐々に変化があったりと結果オーライだったかもです。
すごく好きなシリーズなんですけど、あえて言わせていただくと、シャルがなぁ・・。幼くないですか?何千年も生きている割に・・・。まぁ、老成してたらアンとは何事もないんでしょうけど・・。
あきさんのイラストも大好き!続きに期待です。
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“アンは驚いた。
「そうか……。ほんとうに、そうよね……誰が?ていうか、どうやって……?」
――銀砂糖は最初に誰が作ったの?妖精が作ったって言われてるけど、妖精の誰が作ったの?どうやって!?
見慣れた風景の前に突然、未知の扉が開いたようだった。
銀砂糖は、最初の一握りの銀砂糖がなければ精製できない。けれど最初の一握りの銀砂糖も、銀砂糖がないとこの世に出現しない。銀砂糖は一体どうやってこの世に現れたのか。
それはいいようもなく不可思議な事実だ。なにかの魔法か、奇跡か。人間が知らない、妖精の神秘の技法か。想像するだけで、心が躍った。
「だから最初の銀砂糖には、得体が知れないものって意味もある。あなたは、ただ物珍しいから、期待されているだけよ。実力を買われたわけじゃない。そんな人に、なにができるの?」
最後のブリジットの言葉は、嫌味だろう。くどくどしくて攻撃力に欠けるので、嫌味としては不出来だ。だが嫌味には違いない。
けれどアンは、それどころではなかった。知らされた事実に興奮していた。
「気がつかなかった、今まで!」
「そうよ、だから」
「よく考えればわかったことなのに。わたし今まで、考えた事なかった。ブリジットさん、最初に銀砂糖を精製した人は、ほんとうにどうやって精製したの!?」
問うと、ブリジットは一瞬、なにを問われたのかわからないようにきょとんとした。しかしすぐに、かっとしたように怒鳴った。
「わたしが知るわけないじゃない!?」
彼女の怒声で、はっとする。
――あ…………。怒ってる。
当然だろう。馬鹿にされたと思ったに違いない。
「ご、ごめんなさい。つい」
あせって謝ると、ブリジットの背後で、シャルがくっくと笑いだした。”
どうしようアンがめちゃくちゃ格好いい。
アンがシャルを助けるその言い分とか。キャットの親切を断った理由とか。
彼女は本当真っ直ぐで折れることもあるけれど強いなぁ。
シャルの心境の変化も楽しい。動揺とか葛藤とか。
エリオットは結局、んー、良い人なのかな。中身が読めないけどそこまで悪人でもない。
ブリジットと、幸せになってくれたらとても嬉しいのだけど。
“「ほんとうに、無事でよかった。ありがとうシャル。いつも、守ってくれてる」
力の弱いアンは、シャルと一緒にいれば常に守ってもらうしかない。それはわかっているし、甘えてはいけないと思う。でもシャルが嫌だと言わない限りは、自分からシャルのそばを離れることはできない。もし離れてしまったら、恋しくて恋しくて、どうにかなってしまう。
ずっとシャルの優しさに甘えて、そばにいる自分の身勝手さを感じる。だからできるだけ、彼に負担をかけないようにするしかない。そしてただ感謝して、シャルがアンのそばにいてもいいと思ってくれる気まぐれが、ずっと続くように祈るしかない。
シャルの羽を握ってひきとめるようなことは、アンにはできない。
「待っててくれて、ありがとう。やっと羽を返すことができるね。シャル。あなたのもの」
羽の入った袋を、アンは手を伸ばしてシャルの首にかけた。シャルは微笑んだ。すこしかがみこむと、両掌でアンの頬を包む。そしてゆっくりと顔を近づけた。
「助けられたな」
彼の吐息が、アンの唇に触れた。落ちかかる髪が、さらりとアンの頬に触れる。背すじがしびれるような艶がシャルの瞳にやどり、それに射すくめられて、体の自由がきかなくなる。
「これでおまえは、自分の力で銀砂糖師になったと言える。胸を張って名乗れ。銀砂糖師と」
しばらくなにかを迷うように、シャルは動かなかった。それから思いなおしたように、彼の唇はわずかに位置を変えてアンの額に口づけた。
「銀砂糖師となったおまえに、祝福を」
囁きは優しく、甘かった。
アンは銀砂糖師になった。
飾り蠟燭の炎が揺らめき、聖堂はやわらかな光に満たされている。この世にいるのはたった二人だけだと錯覚しそうなほどに、静かだった。”
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4巻まで読んで、シリーズ中一番面白かったです。ペイジ工房の面々、最初はどうなることかと思いましたがみんな良い人でした。ブリジットも悪い子じゃなさそうで良かった。
今巻はアンのがんばりも見どころですが、シャルの心の動きが今までよりも分かりやすく書かれていたと思います。彼がアンを大切にする理由がよくわかる。
みんなで協力することは偉大…でも個人の力も重要。そういうことの大切さを気づかされるお話でした。
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シャルがアンに祝福をあげるシーンが素敵でした。
二人の恋模様や、新聖祭の準備、謎の妖精など気になることが盛りだくさんです。
早く続きを読まなければ!