投稿元:
レビューを見る
色々と気づきがありました。過去の経験を活かしやすく振り返ること、基本に立ち返ること、変化に対応する姿勢の持ち方、など。。。状況の変化に振り回され過ぎていた自分に深く反省するとともに、思考や行動に軸を置くよう、もう一度考えたいと思ってます。
投稿元:
レビューを見る
羽生さんの考えを思いつくまま書いている感じ。
将棋の経験を引用しているところは、ちょっと重みがあるかも・・・
ビジネスでも「3手読み」を実践したいなぁと思った次第です。
投稿元:
レビューを見る
40歳からの適応力 ー これまた羽生名人の本。棋士なんて極めて例外的な職業に居ても、その様々な考え方は人生共通の示唆に溢れており、同年代の輩から紡ぎ出される言葉として驚嘆さえする。しかし、羽生さんが調子悪い時に米とか野菜送るファン心理は理解を超えるなw ★★
投稿元:
レビューを見る
「玲瓏」⇒雲ひとつない快晴の景色、そのような心境。様々な決断の際に、「玲瓏」の状態でいれば、複雑な状況においても事象を正面から見ることができる、と説く。この言葉を非常に重要と位置付けていること自体、作者が日々重要な決断にさらされているのだと思い知らされる。
投稿元:
レビューを見る
40歳からの適応力とは?
これまでの経験を上手に活用していくことが時代に適応するための鍵である。そのときに必要になるのが、野生の勘ではないか…
物事の根幹をなしている部分を習得することによって揺るぎない基礎、根を張り大きく成長していく。
秘すれば花、秘せずば、花なるべからず。
可能性を明確にするのが、志
稽古とは、一より習い十を知り、十より返る、もとのその一がある。
一を聞いて十を知る要領良さよりも、十を知った後にさらに一を知ろうとする姿勢が必要。 千利休のことば。
個性を出すのではなくて、流行と個性をアジャストして能力を発揮する。
経験を積んでくると、上手にブレーキを踏んでいる。その為、ほっておくと、減速してくる。だから、意図的にアクセル(リスクを冒す)を踏まないといけない。
投稿元:
レビューを見る
「無理にプラス思考を続けていくのは明らかにマイナス思考です。」 羽生善治にさう云はれると救はれるなあ。
投稿元:
レビューを見る
天才棋士であり続けている羽生さんが、40歳の今どう感じて、どう生きているのか知りたくて読んだ。
体験したことの検証、時間の使い方、ものの考え方、やるべきこととやらざることの区別など、論理だけでなく「野生の勘」を研ぎすますことが大切という。3月11日以降、今までの生活とすっかり変化してしまった、否が応でも自分の考え方や周囲の考え方と向き合わざるを得ない状況の中、なにが本当に大切なのか、自分の心に聞いてみたい。
投稿元:
レビューを見る
羽生さんが40台になったので書いた本。
40台になると、体力、集中力、瞬発力が落ちる中で
今までとはどのように自分を変えて、戦っていくかを
考えさせられる。
投稿元:
レビューを見る
羽生さんの著作をこの頃立て続けに読んでるが、ほぼ同じ内容wまあ、それだけブレないということだが。という訳で、どれか一冊読めば十分かと
投稿元:
レビューを見る
大きな衝撃を受ける一節があった。
「(相手に)長考された時は(中略)苦心の末に選択をしたことになります。
ここで重要なのは一手を選んだ理由ではなく、他の有力な候補手を選ばなかった理由です。(中略)」
「長考が続いているときは、お互いに選ばなかった選択について考えているので、たくさんの共通認識を作っているわけです」
ふつうは、何か指されたら、その一手に対する対応を考える。それが普通だ。
しかし、長考の上指された場合は、なぜ相手はそれ以外の手を選ばなかったのか、ということを考えるというのだ!
私は将棋を指していた時、相手の手の選択によって、相手が局面をどのように認識しているかを知ろうとしていた。それは「共通認識」を作る、などというものではなく、相手の思考の癖や形勢判断を知り、勝つための環境作りをするためのものだった。
根本的に思考が行く方向が違う。本当に同じゲームをしていたのだろうか・・・。久しぶりに感動した。
投稿元:
レビューを見る
さて、この本を読んだ感想だが、読み終えてのわたしの第一声は、
「・・・・うーん・・・・」という唸りだ。
これまでに色々な本を読み、思いつくままを感想文として書いてきたが、今回ほど自分が感じたことを、表現しづらい本も珍しい。
もう少し積極的に表現してみるなら「羽生善治名人の頭の中を、素直にそのまま文章という形に書き下ろすと、こんな本になるんだろうなぁ・・・」といったところだろうか。
とにかく読んでいる話題があっちこっちに飛ぶ印象だ。そう、あたかもマルチタスクで物事を考えている人の頭の中を覗いているかのような感覚だ。タイトルと中身が微妙に一致しておらず、結局、(章、節、段落で)何が言いたいのかわからない、こともしばしばあった。
(続きは、こちら↓)
http://ryosuke-katsumata.blogspot.com/2011/06/40.html
投稿元:
レビューを見る
泥試合は、得るものがないというところに共感しました。忙しさや緊急時に、その場をやり過ごすことは、一見修羅場をくぐったという経験かというとそうでもないというのは、自分の実感でもそうだった。
投稿元:
レビューを見る
真新しいことや、奇をてらったことはひとつも書いてありません。偉大な人になればなるほど、いよいよ当たり前のことを言っている。
同じことをそこらの親父が言ってもアレで、羽生さんが言うから説得力があるのでしょうね。
前著『大局観』と同様に、タイトルと内容の関連性は低く、つれづれなる断片を集めて編んだ感じで、過去の本に書いてあることの繰り返しのような感じも受けます。
やはり羽生さんの本なら、まずは『決断力』をおすすめします。
投稿元:
レビューを見る
大事なことは尊敬できる人から聞こう、という本。書籍としては典型的なインタビューの書き起こし型エッセイといった感じです。羽生先生ファンなら★4、普通の人には★3の内容。
投稿元:
レビューを見る
40歳を過ぎてもなお将棋界のトップ棋士として君臨し続ける羽生さんの人生論です。つもらも40を前にして羽生さんの生き方、考え方を学びたく、この書籍を手に取りました。話し言葉を聞くようにすらすらと読めてしまいますが、この手の書籍にありがちな問題として、重要な言葉も気づかずに読み過ごしてしまうということがあります。今現在起きていることを羽生さん独特の思考方法で解釈している点、興味深い。本のタイトルはおいて、章立てのお題を元に羽生さんが好き勝手に口述しています。
P214
メールなどではたくさんの絵文字が使われていますし、それは日常的に当たり前になってきました。~元々、漢字はある状態を絵にしたところから始まったと言われています。~原点回帰のように絵文字がたくさん出てきたのは実に面白い現象です。絵文字は書くのが大変だから現在のような規則的な文字になったのではないでしょうか。現在のように画面に向かって変換をして簡単に書く(打つ)ことができれば、むしろこのほう(メールなどで絵文字を使うこと)がシンプルで自然なような気もします。
「“制約”があるから素晴らしい知恵が生まれる」
P215「何が自由で、何が不自由か」
社会の中で暮らしているとさまざまな制約があります。~安部公房の「砂の女」という作品があります。~作者が、ほんとうはどのような意図で書いたかはもちろん解りませんが、読んだときに自分なりに解釈をすると、いつでも脱出できる状態こそが自由であって、脱出をしてしまった瞬間からは自由ではなくなるのではないかと思いました。~制約がまったくないと、とても退屈な世界になってしまうとも感じています。~千利休がわずか四畳半という小さな空間に茶の湯を完成させたのは、制約の極致を究めたのではないでしょうか。