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彼女の態度には色々疑問があるが、彼女自身の決めたことだから精一杯頑張って欲しい。
とてもじゃないが、私には彼女のような行動な無理だろうなあと思う。
それどころか官僚という安泰な身分に胡坐をかき仕事はそこそこに済ましてしまうだろう。
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職場ストレスによるうつ病の体験記です。
著者は厚生労働省の官僚です。
2009年に「厚生労働省崩壊」という内部からの批判本を出版しています。
当然、組織からは異端児扱い、鼻つまみ者になりました。
そこで左遷による嫌がらせが始まりました。
霞ヶ関から横浜検疫所へ転勤、さらには突然の人事により羽田の検疫所支所に転勤命じられたということです。
ストレスのため朝起きられなくなってしまったそうです。
精神科でついた病名は、中等度から重度のうつ状態でした。
カウンセリングと療養により徐々に精神状態が回復していったようですが、その他にいくつかの自己療法を取り入れています。
これまでに他人から褒められた言葉を思い出したり、称賛の言葉が書いてある手紙やメールを何度も見返したりして自分の気分を上げること。
日常の生活リズムをきちんと保つこと。特に朝日を浴びることと朝食事をすること。
仕事以外の趣味の時間をもつこと。著者はジャズダンスをするようになったそうです。
ウォーキングなど有酸素運動を続けること。
このような治療を継続することにより、うつ状態は回復させることができるようです。
著者は、最終的に内部から暴露し続けることが自分の使命と考え、職場に居続けるという選択を選んでいます。
私は、辞めるという選択をしてもよいと思います。
自分の限りある人生を他の職場で有効に活かすことは自分にとっても社会にとってもよいことでしょう。
自分を縛る考え方が、うつ病の元です。柔軟な思考を持ちたいものです。
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プロの精神療法とは、患者を受容したり、励ましたりするものではない。
みずからの無能を強調し、患者にこそ、その力があると主張し続ける