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「井上オークス」って、誰やねん?
2010年エリザベス女王杯のイベント(Gate.J 新橋)で、
存在をはじめて知りました。
スノーフェアリーの単勝を予言(的中)したあと、
イベント終わりの高知競馬のレースに賭けるために、
ウインズ汐留へ移動。
井上オークスのおすすめの馬券を、
購入するも、不的中した、あの日。
井上オークスの本を調べたら、出ていなかった。
「いつ出るんだろう?」と思っていたら、やっと、出た。
それを知ったのが、今日。
外出先の四ツ谷の本屋さんで、一気に立ち読み。
2010年のエリザベス女王杯に至る、
「旅打ち」の記録が読めたので、面白かった。
ただ、徐々に、賭ける金額が上がっている点が、
少々、気がかり・・・。
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家賃?万円のボロアパートで、年間300日は空き家で地方競馬を飛び回ってたり、賭ける金額が凄かったり、女性にしかできない職業でお金を作ってから競馬場に乗り込んだり、負けた日は安い弁当を駅のホームで食べたり....波瀾万丈な人です。
読んでる方は楽しいけど...。
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著者は私よりも随分年下ですが、私の心の「姐さん!」です。
前書きの「競馬場に行きたくても行けないときや、馬券を買いたくても
買えないときに、どうぞめくってみてください。効果てきめんです。
禁断症状がエスカレートします。」という文言に偽りはありませんでした。
読了した今、震災で閉鎖されている私のホームグランド、福島競馬場の
パドック側の売店のソフトクリームと内馬場のビールの味が思い出されて
仕方ありません。
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尊敬する馬券師、旅打ち女、井上オークス氏のエッセイ集。
この人の玉砕ぶりは私に勇気を与える。
俺の負けなんて小さい小さい。
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Twitterを通して初めて知った井上オークスさん。
実は自分と同い年の同級生。
こういった人と大学時代から知り合っていたらなぁとしみじみ。
この本を読んで、ドーンと張る率が高くなりました(笑)
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競馬ライター・井上オークスさんの競馬放浪記。
スイマセン、井上オークスさんを侮っていました。
女性の競馬好きな人ってどうしてもこの馬が可愛いからとかって理由で馬券を買うというイメージが強くて、オークスさんもその部類かと思っていましたが、遥か上、いや遥か斜め上を行っていました(笑)
この本からはホントに競馬を愛して、いや溺愛しているんだなと感じます。
オイラなんてまだまだ足元にも及びません。
参りました。
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どちらかといえば地方びいきの旅打ち単勝派女性ライターの面白おかしく強烈な競馬人生エッセイ。仕事の枠を超えた競馬への情熱の掛け方、生活の捧げっぷりは一読の価値あり!!