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コミュニティデザイン 人がつながるしくみをつくる みんなのレビュー

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みんなのレビュー190件

みんなの評価4.2

評価内訳

189 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

1人でできること、10人でできること、100人でできること、1000人でできること・・・

2012/10/18 07:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Fukusuke55 - この投稿者のレビュー一覧を見る

2011年4月、震災直後に出版された本書。
著者である山崎さんがこれまで手掛けられたプロジェクトを中心に、「人がつながるしくみ」への取り組みが具体的に記されています。

「100万人の人が一度だけ訪れる島ではなく、1万人の人が100回訪れる島」

この「島」を地域、コミュニティ、はたまたカフェ・・・と置き換えて、一度だけの思い出ではなく、回を重ねて出会いと絆を強く、そして深めていく仕掛けを創りだしていく姿勢がそこにはありました。

- 1人でできること、10人でできること、100人でできること、1000人でできること・・・10人でできることなら、行政に頼らず自分たちでやろう。

- 提案し続け、企画書を書き続け、そして何度となく書きなおす
 ⇒受け身ではなく、提案し続ける姿勢。これは私もいつまでも持ち続けたいし、そのための努力を惜しまない

- 社会の課題に取り組むデザイン
 ⇒まずは、社会に対する課題を認識し定義する「課題設定」からのスタート。この事象の何が課題なのか?核心は何か?自分ができることは?・・・10人でできることは?、100人でできることは?、1000人でできることは?と常に考える

私もプロジェクトをいくつか設定して、企画書を作ってみます。

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紙の本

デザイナー時代

2011/09/04 21:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る

政府と市場がそれぞれ成功したり失敗したりする世の中で、ここ20年ぐらいのプロセスを俯瞰するように偉そうに眺めてみると、何かにひとつの価値観に頼りきって生きていくのは到底無理だし、でもどこか借り物のアイデアで現状をいきなり打破するのも無理っぽいことがわかってきて、現状を踏まえながら泥臭くやっていく方向しかないとしたら、その泥臭さは、それぞれの地域に根ざしたコミュニティのなかにあるのだと思う。

人がそれぞれの人生を生きていくのは、誰もがひとつやふたつ所属するコミュニティという場所の中であって、そこでの問題は、人と人がどうつながっていくかの問題がほとんどであったりする。地域の活性化というと、箱物行政やらインフラ整備やら中小企業振興が従来の定番であったりするわけだが、本書が提示するのは、コミュニティそのものを、人のつながりを基点にしてデザインしていくという方向性だ。

デザインというからには、見た目の問題はもちろん重要だ。だがここで用いられるデザインという言葉はもっと広く伸びやかに広義に、ある問題なり課題なりを解体したり組み合わせたり溝を埋めたり、綻びが生まれつつあるものを補修したり、ある決断を促す基点となるための「しなやかな力としてのデザイン」だ。

そう、デザインとは、ひとつの力なのだと感じた。
公園そのものをデザインするのではなく、公園に集まる理由を公園の中にデザインすること。観光を促すために単に観光名所をデザインするのではなく、末永くそこに通いたくなるような人と人との関係性をデザインすること。子どもたち自身がその町の未来をデザインすることによって、現役世代なり高齢者のこれからの生き方までデザインしなおしていくこと。実現することが一筋縄ではいかないようなことを、デザインという力で切り開いていく意思が本書には随所に溢れている。デザインの力の本質を信じる力に満ちている。

関東大震災後の帝都をデザインした後藤新平や、シカゴのコミュニティオルガナイザーから出発していまやアメリカをデザインしなおすバラク・オバマには誰もがなれる訳ではないけれど、自分が生きていくコミュニティがより良いデザインになってくれたらとは、誰もが無意識にでも感じると思う。コミュニティデザインに参加する始めの一歩のハードルは低くはないかもしれないけれど、きっとその一歩を促すにも、デザインの力が関わっている。
垣根を越えていく多くのデザイナーの力を時代は求めている。

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2011/04/30 11:21

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2011/05/19 11:18

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2011/09/19 21:38

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2011/07/20 23:18

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2011/05/30 13:11

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2011/10/10 00:34

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2011/12/11 22:42

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2011/12/29 23:55

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2011/09/13 00:10

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2011/06/07 14:17

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2011/06/09 21:43

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2011/06/22 15:25

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