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恋愛モードのスイッチを探る
私は相手の女性がお付き合いをしていた男性についての話題になったら、根掘り葉掘り聞き出すといいましたが、何もただの興味本位で人さまの恋愛事情にあっちこっち鼻を突っ込んで、嗅ぎまわっているというわけではありません。
私が根掘り葉掘り聞きながら探しているのはアンカー。相手の女性が恋愛モードやエッチモードになるときのスイッチが、どこかにあるはずなのです。(中略)
たとえば、以前大好きだった彼は彼女を抱き寄せ、キスをして、さらにセックスに発展していく際、彼女の髪を優しくなでるという行為から必ず始めていれば、それが彼女のエッチモードのスイッチ、つまリアンカーになっている可能性があるのです。
.いい人が恋人に昇格できないわけ
「好ましい人物」の発生メカニズムと「恋心」の発生メカニズムとはまったく違うのです。
好ましい人物とは、自分を喜ばせてくれるようなことをする人、自分に恩恵を与えてくれる人、いってみれば自分に得をさせてくれる人です。
一方、恋心を抱く対象の人とは、恋愛をしているときの生理状態に導いてくれる人のこと。恋愛をしているとき特有のドキドキした生理状態になってしまうような刺激を与え暗示は進行形で口に出す
暗示を進行形にするということは「その変化は今まさに始まり、さらにその言葉が現実化する方向に向かって進んでいる」という意味です。断定的で力強い暗示ではなくなってしまいますが、同時に内的な心理抵抗も薄らいでくるのがわかると思います。(中略)
本章の冒頭に出てきた催眠術師の言葉を思い出してみてください。「あなたはだんだん眠くな~る、眠くな~る……」というあれです。原形としては「あなたは眠い」と言い切りたいのです。「今、あなたは間違いなく眠いのだ、あなたはそういう存在なのだ」と。
しかし、こんなに断定的すぎる表現だと、被験者の心理的抵抗にあってしまいます。「いや、そうじゃないだろ、勝手に決めるなよ」と。だから「だんだん眠くな~る」と柔らかく進行形にしているのです。てくれる人が、恋愛対象として見られ、恋心を抱かれるようになるのです。(中略)
欲情するデザインは男女で違う
男性向けの成人マンガは、最初から男性を欲情させるようにデザインされています。ですから、女性が見てもあまり面白くありません。
また逆に、女性向けのそうした雑誌は、最初から女性を欲情させるように設計されているので、男性が読んでも面白く感じられませんし、受ける欲情的な刺激も限定的です。(中略)
男性が女性を口説く際に、男性主観のエッチな話をしても、女性には他人事にしか聞こえません。男性同士では盛り上がるエッチなネタも女性には下品にしか感じられないのは、自分自身の感覚としてリアリティーがなく、感情移入できないからです。
欲情プロセスの性差
男性はエッチな雑誌の写真を見るだけで瞬時に欲情します。そして、その写真の性的表現が過激で刺激が強ければ強いほど、欲情もまた増します。
一方、女性は男���のように好んでヌード写真を見たりはしません。たとえ見たとしても、男性のような興奮はありません。逆に気持ち悪くて引いてしまうこともあるでしょう。
女性は優しくわずかに触れられるだけで、うっとりとします。優しい愛撫は女性の頭の中を真っ白にして我を忘れさせます。しかも、それは瞬時には起こらず、とてもゆっくりとしたプロセス。一般的に女性は、強く激しくアプローチされるより、優しく弱い刺激を継続的に与えられたときのほうが、より火が点きます。このような反応の仕方は男性には見られません。
論理的な思考を一時的に止める「トランスワード」
トランス状態を「理性的な思考や論理的な思考が停止して、言葉をそのまま受け取るという意識状態」と定義するならば、トランスワードとは、まさに一瞬だけ相手をトランス状態にする言葉。ですから、暗示や大切な言葉を相手に入れる前に、戦略的にトランスワードを使うべきでしよう。(中略)
試してみましょう。
「なぜか、、君はとても魅力的な人だね」
いかがでしょう。「なぜか」といわれたら、それ以上「どこが?」や「なぜ?」とは聞けません。だって「なぜか」なのですから。
「不思議と、君はとても魅力的な人だね」
これも同じです。
好ましい人物なのに恋愛に困っている人は、恋愛の生理状態、つまりは性的興奮を与えるコミュニケーションが上手にできていません。だからいつまでも恋愛関係に発展せず、大好きなあの人からの評価が「いいお友達」で終わってしもまっているのです]
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恐ろしい技術が載っている本だと勧められ、読んだ。
気づかない暗示をかけられる方法を解く術を知っておくために。
異性に対してはもちろん、
普段の生活内でも自分の意見を通したい時などに応用が聞く本。
要は非常に実践的な心理学の本です。
こういった恋愛系の本ははじめて読んだけど、
高校生くらいから読んでたら、
すごい確率でホストになってしまうがする。
悪用しちゃーだめな技術がいっぱい。
そうは言っても、ある程度のコミュニケーション力がある事が
この本に載っているノウハウを使いこなす前提だと思います。
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テラさんのメルマガで紹介されてみて読んだ本。
タイトルも具体例もちょっと邪な感じはするけど、中身はしっかりNLPに基づいた納得感のある内容。
プレゼンやストーリーテリングで参考になることがたくさん書かれているので、ぜひ異性だけでなく、ビジネスの場面や家族などにも応用する人がいるといいな、と。
それから、冒頭の「恋愛は強迫神経症と同じ」というのはパンチがあると思った。確かに、自分で止めたいと思っていても、相手のことを考えずにはいられないって、そういうことか...と納得。
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タイトルが如何にもって感じのものだが、読んでみると別に恋愛に限らず【交渉事】全般にも十分にタメになるテクニックだと思った。
プレゼンの機会が多い方や営業されている方には読んでみて損はない本であると思う。
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恋愛も仕事もなぜか絶好調に!! 言葉と仕草の魔術
心理学が実証!! 「容姿や収入は関係なし」モテる人は永遠にモテ続ける秘密を徹底解説!
催眠と暗示には密接な相関関係があります。暗示により催眠状態を作り出すことができますし、催眠状態になれば暗示は入りやすくなります。しかし「催眠状態にならないと暗示は入らないのか」というと、そんなことはありません。催眠状態でなくとも、暗示を工夫することで十分に機能させることができます。本書はこの暗示、特に日常会話の中でも使える「間接暗示」について説明していきます。
どのような言葉が、どのように相手の中に入っていって、相手の考え方や感じ方を変えるのか――本書を通じてこれが読み解けるようになったら、あなたも立派な暗示使い、魅惑術師です。
●一目惚れという現象はない!?
●いい人が恋人に昇格できないわけ
●モテる女の大原則
●潜在意識に作用する言葉の法則
●暗示は進行形で口に出す
●暗示がコントロールする意識とは
●感動ストーリーに必要な演出
●欲情の性差を脳科学的に見ると
●恋愛トークに必要な4つのS
●女の恋心が性欲に変わる瞬間
著者からのコメント
7年前に出版された前著の『即効「魅惑術』は効果的な恋愛コミュニケーションの超入門書。これからあなたが技術を積み上げていくための基礎づくりがメインでしたので、道徳観だとか価値観、相手を慮る優しさや思いやり、人間性や愛の本質などの精神論を行間に含ませていました。
しかし、今回の著書は「暗示の技術」そのものに特化しました。限られたページ数を精神訓話論にさく事をあえて止め、目的を遂行するための技術解説を中心に据えたのです。
ですからそのために本書を読むと、もしかして魅惑術は利己的で独善的な技術の集まりではないのか、と感じられてしまう方も中にはいらっしゃるかもしれません。確かに魅惑術は人の感情を恣意的に、ダイレクトに動かす技術なだけに、ややもすると世間様の風当たりが厳しくなります。
それでも魅惑術は人を幸せにするために編まれた技術である、という事をご理解頂ければ幸いです。コミュニケーションも調理や楽器と同じように、練習して上達する「技術」なのだ、という単純な真理をもってあなたも魅惑術を見て頂ければ嬉しく思います。
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これも口説くということではなくって、女性心理の理解、の助けくらいに思ってた。
まあ、恋心が一種の強迫神経症であり、精神的なものというより生理的な反応、というのはなるほどと思ったが。
暗示についての考え方あたりからどんどん怪しくなって来て、トンデモ臭が酷くなって来たのでリタイア。
付き合ってられん。
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少女マンガやハーレクインロマンス。そこで登場する女性キャラクターの恋愛に伏線が張られることが少ない(というか、ない)。それを本書が解読してみせた。そもそも女性にとって恋愛開始には理由がない。理由のある恋愛は純愛ではない、ピュアではないということらしい。つまり、純愛願望・ピュア恋愛願望を反映したものということなのだ。この指摘には合点がいった。なお、本書の主テーマである暗示については、ゆっくりと触覚を…。結び付くを連想させるとの指摘も。