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日常を生活できること。これは能力の一つだ。著者のさまざまなエピソードと工夫に、日常への別な視点を持つことができた。全てを呑み込んで、なお前進していく力強さに圧倒された。
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(著者からのコメント) この本は、アスぺルガ―症候群という発達障害を抱え、人とうまくコミュニケーションが取れないということに悩み抜いた経験をもとに書きました。 アスペルガー症候群は、脳の発達の偏りによって、音や光に過敏、睡眠障害やうつ病などに陥りやすいなど体質的な特徴が出るほか、思ったことを全部空気を読まずに口にしてしまう、人の言うことを全部うのみにして信じてしまう、敬語をうまく使えない、人の立場を推し量ることができないなど、コミュニケーション不全を起こしやすい特徴が現れます。 空気の読めない、宇宙人のような変わり者として、人から嫌われ続けた人生でした。 家族ともうまくいかない、職場も転々とし、ひとり家にこもる在宅仕事に落ち着いていたところ、あることをきっかけに、人とうまく付き合うことができるようになり、また人との出会いによって飛躍的に幸せな人生に変わることができたのです。 現在、アスペルガーでありながら、社長として会社を経営し、また妻として母親として充実した日々を送ることができています。さらに自分がアスペルガーであることを強みにし、 事業の幅や人脈を広げ、さらに明るい人生を歩き始めています。フェイスブックなどの新しいツールも使いこなし、多くの人に愛され、強い絆を結ぶ、まさに本当の幸せを手に入れた状態です。 本書では私が苦しい体験を乗り越えるために作りだした「ルール」を紹介しています。日常生活のなかのちょっとした工夫で、アスペルガーのようなハンディを抱える人だけではなく、人間関係などで悩む不器用な人全てが幸せになるきっかけをつかむことができる内容となっています。もともとハンディのある私にもできることばかりをルールとしているので、どんな人でも必ず実践することが可能です。そして実践すれば私のように大きな明るい変化が訪れます。 不器用だけれども幸せになりたい全ての人に捧げます。
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さすがアスペルガー、自力で販売用の運営サイトを立ち上げた。感動した。
30のレクチャーを注意して実行しよう。
腕一本の間隔が大事なんだと知った。
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家事全般が苦手。
不器用で、人の何倍も時間がかかる私は
いわゆる片付けられない主婦です。
共感できる部分が多く、気持ちがラクになりました。
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どうしたら生きやすくなるか。とても分かりやすい実践例、ルール。生きてく力強さを感じた。だらしないから参考になりました。
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大人の発達障害が、注目されています。
最近では、アスペルガーなど、発達障害に関する情報はいろいろ得られるようになり、
子どもは早期に診断を受けることが容易になりました。
しかし、子ども時代に診断名が付くことなく、大人になってしまった人もいます。
自分の行動が、なぜ人に受け入れられないのか、なぜ人に責められるのか、なぜ、相手を不快にさせてしまうのか、
それが理解できず、社会で孤立してしまう人もいるのですね。
アズ直子さんも、そんな一人。
結婚し、子どもも生まれてからも生きづらさを抱える暮らしの中で、
アスペルガーで、ADD(注意欠陥障害)と診断されます。
誰にも理解されずに、
「片付けができない、だらしない人」
「変なことに妙にこだわる人」
「人との距離感が取れない人」
と思われていた直子さんが、なぜそう思われてしまうのかの理由がわかったのです。
そこで、直子さんは、考えました。
アスペルガーの弱点を活かし、さらにそれを個性に変えて、人と上手くやっていく方法があるはずだ。
それが、この本の副題になっている
「私が見つけた“ひととうまくいく”30のルール」です。
たとえば、「腕1本ルール」。
人に近づきすぎて、相手を不快にさせてしまうことがないよう、腕1本分人と離れてポジションを取る。
あるいは、「タイマーを使い倒そう」
なにかに集中してしまうと、約束の時間も、食事も眠りも忘れてしまう。
そこで、「終わりの合図」としてタイマーを鳴らす。
家族のルールには、「なるほど!」と感じ入りました。
それは、直子さんが、アスペルガーであることを周囲にカミングアウトし、
弱点をさらけ出すと決めて可能になったルールです。
「家族の逃げ場もつくろう」
親がアスペルガーだと、実は、育てられる子どもが辛い。
親の言動行動に振り回されることもあります。
子どもらしい行動を我慢しなければならないこともあります。
11歳の娘は、ときどき私に対して、激怒するほど嫌になることがあるそうです。
そこで、おばあちゃんの家や、学校の友達の家、相談相手として、習い事の先生などを頼りにしているようです。
ときには、そうした駆け込み先から、娘の限界を知らされることがあります。
そうしたサポートを得るためにも、日頃から周囲の理解を得ておくことが大切です。
・ 空気が読めずに浮いてしまう。
・ なぜか会話が噛み合ない
・ 時間を守るのが苦手、規則やルールにこだわる。
・ 予定を変更されるのがイヤ、音や光に敏感。
・ 周囲も自分も傷つけてしまう。
いま困っている発達障害の大人に、参考になる、実践的なルールです。
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アスペルガーについての本は専門用語も多く、積読になりがちですが、本書は字も大きく日常のエピソードと言うストーリー性により、読みやすく理解しやすい。
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良い評価は他の方のレビューに書いてあるので割愛しますが、これを娘の立場から母として彼女を見て読んでみるとキツいだろうと、思ったので☆三つ。
確かに様々な分野で障害を抱えつつも活躍していることは素晴らしいのですが、私が娘だったらトラウマになりそうです。
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障害によるハンディに前向きに立ち向かい、自分をコントロールしようと努力している様子や、ご家族の努力に感銘を受けました。
ですが、やはりアスペルガー症候群に触れる機会のない人がこの本をよんだときに、必要以上に不快に感じる表現は多少直してもよかったのではと思います。
アスペルガーで売ってみよう、など知り合にアスペルガーで悩んでる人がいる私は不快な思いになりました。
程度も状況も人それぞれの広汎性発達障害ですから、多くの広汎性発達障害を抱えている方を支えているご家族の方が、これを読んだときに気落ちしないかが心配になりました。
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やっぱり大切なのはその人の心の持ちようなんだな。依存しっぱなしでもなく開き直るでもなく、個性は個性として受け容れた上で周りにも迷惑がかからないように精一杯努力してる。加えて自分も周りも幸せになろうとしてる。そんな気持ちが伝わってくる一冊だった。
http://mylovelybooks.jugem.jp/?eid=388
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●浮いていれば水平線の先も見える。
http://ameblo.jp/nori21-heim/entry-11266863049.html
フェイスブックでも
多くの購読者をもつアズ直子さんの本。
アスペルガーという特徴に悩みながらたどり着いた
○人間関係=距離感を保つ
○作業=タイマーを活用する
などは、アスペルガーではない方でも
自分のペースが乱れた時に取り入れると
抱えている課題が解決しやすいかもしれません。
各々の多様性を受けいれられれば
浮いている=皆と違うことが
俯瞰で物事が捉えられる
そんなプラスの面があると思いたいですね。
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以前から、書店に並んでいるのを見て知っていましたが、自慢話につきあわされるのかな? と思うと、読む気になれませんでした。
今回、妻が図書館から借りてきました。
ぱらっと開いてみると、面白そう。
一気に読みました。
アスペルガーであることを、周囲の人に理解してもらうことで、人間関係ががらっと変わるんですね。
アスペルガーの子どもをもつ保護者の方も読んでみると良いかもしれません。
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タイトルと表紙に違和感を感じるので敬遠してました。
よくある成功者の自己啓発本かなと思って。
しかし、中身はかなり実用的でした。
著者のアスペルガーの症状(症状といっていいのかな?)はかなりひどく、普通に生活することが困難です。
そこでいろいろ工夫をされてるんですが、これが役に立ちます。
すべて同じように実践するわけにいきませんし、その必要もありませんが、頑張って工夫すれば乗り越えられるもんだと思わせられます。
ま、人それぞれですが。
ただ、妻で母で社長であることとはあまり関係がないように思います。
やっぱり表紙とタイトルで損をしてるなあ、この本。
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アスペルガーという特徴を、障害ではなく武器にして生きるための工夫30。
その中の何分の一かは自分にも役立つと思えるルールでしたが、私はアスぺルガーじゃないから、アズさんのように几帳面には守れないでしょう。
嘘をつかず(つけず)、決めたことは忽せにしない(忽せにできない)というアスペルガーの特性をうまく社会に生かせたら、本人も回りも幸せですよね。こういう工夫や処方例を、紹介する人がもっと増えたらいいなと思いました。
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気落ちしている時、元気を貰うのに良いと思う。
でも元気のない、自己評価の低い当事者は読んでて辛いのでは。
私は両親にそれなりに大切育てられ、人格を否定されずに育った幸福な当事者。それでも周囲との違いに今も苦しめられる。
これが親からも周囲からも否定されて育った当事者だったら…。この本はこの著者は眩しすぎて辛くなるのじゃないかな。
光に過敏な当事者が、他の人は何とも思わないような日の光にとても苦しめられるように。