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ずっとこの本を読んできて、
一番印象的だったのは、
登場する8人のAV女優たちが、
AVという職業を別にすれば、
普通の女の子と同じ悩みを持っているということ。
本書に登場する8人の女優さんたちには、
永遠の愛を見つけて幸せになってほしいと心から思います。
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AV女優ではなく,その中の人に焦点を当てたインタビュー集.
著者は一人の女性と向き合い,普段雑誌で語っているような上辺だけの話ではなく,心の中の言葉を引き出そうとしています.
8人へのインタビューから構成されており,それぞれ女優になったきっかけや仕事への思いは多種多様です.
一人のインタビューのボリューム的もちょっとした息抜きに読む本として最適でした.
中古で見かけたら手に取ってみても良い本です.
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AV女優8名に対する、これまでの経緯などをインタビュー形式でざっくばらんに書かれた本。
親ばれや不幸な背景などもあるが、思ったよりも自分自ら飛び込んだ人が多いんだな、という印象。
それぞれの理由があり、それぞれの価値基準をもって強く貫き生きている人もいれば、貫くことが出来なかった人もいた。
再読は無いと思う。それぞれの女優のファンの人には面白いかも
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フィクションとしてのアバターと、生身のペルソナが入り乱れるインタビュー。彼女たちを知らなくても(知らないからこそ)、ビジネスの現場で発揮されるプロフェッショナリズムや、垣間見える本音が興味深い。記録装置がないところで、リアルに、静かに話の続きを聞いてみたい人たちだった。
派手なタグやラベルとは別に、家族、家庭、基本となる位置、取り戻すところ、自分の居場所、社会との繋がり、目標へ向かうスタート…この本のテーマは「ホーム」だ。
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本の感想(オフィス樋口Booksより転載、http://www.books-officehiguchi.com/?p=23285)
普段からAV女優に興味がない読者にとって、なぜAV女優という職業を選んだのか知ることができると思うが、面白くないと感じるかもしれない。AV女優に興味がある人に推薦したい本である。
この本に載っている女優については活躍していた時期が2017年のAV出演強要問題が明らかになる前であることからAV女優を取り巻く環境が異なっていることも頭に入れておきたい。
内容(「BOOK」データベースより)
たった一度だけの、最も輝かしい瞬間をAV女優に捧げる女たちがいる。なぜ彼女たちはAV女優という生き方を選んだのか。どのような経緯で、何を思い、アダルトビデオの世界へと辿り着いたのか。コンプレックス、居場所探し、自分発見、自己破壊、夢の実現、人生の挫折、親子の葛藤、そして贖い…。AV女優8人が体ではなく“裸の心”をさらけ出して語り尽くしたロングインタビュー集。
著者について
黒羽幸宏(くろば ゆきひろ)
1974年生まれ。神奈川県出身。テレビ番組制作会社の契約スタッフ、構成作家を経て、1994年から『週刊プレイボーイ』を中心に各男性誌で執筆活動を開始。著書に『神待ち少女』(双葉社)、プロデュース本に『本名、加藤まい〜私がAV女優になった理由〜』(集英社)がある。