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本屋さんに並んでるのを見て、なんとなく表紙買い。塾に置いとけば生徒が眺めて喜ぶかな、と。
イラストのほうは、今までに刊行されている画集の再録が殆どなので、あえて買う必要はないのかもしれないけれど、日本地図に対応して、47都道府県それぞれに特有の妖怪を紹介したり、河童・狐など全国共通で知られている妖怪のローカル色を対比させて紹介しているところが、読みやすくておすすめ。
古地図と現代の地図でたどる「東京七不思議」「京都一条戻り橋近辺」も面白い。次に東京や京都に行くときは、ここをめぐってみようかな。
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収録された妖怪図はすでに出された資料からの再録がほとんど。
特に新しいものはいけれども、日本の各県に出現する妖怪を地図と一緒に紹介するという試みはなかなか楽しかった。
荒俣宏さんによる前書きに書かれている、水木先生と一緒にたずねたというニューギニアのエピソードも、水木先生の飽くなき探究心が発揮されていて面白かった。
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妖怪紹介本。水木しげるの描くキャラクターが魅力的。
日本地図に照らして妖怪を紹介しており、自分の住まうところにはどんなやつがいるかと楽しめながら読めた。また、同じ妖怪でも各地によって呼称が異なっている点をピックアップしていて、柳田國男を彷彿させるような…って誉めすぎか。
「八百比丘尼」とか「一反木綿」、「キジムナー」は好きやな。
あと荒俣さんと水木さんのフィリピン旅行がおもしろいっ。