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ぶくろぐでは1巻を登録したら、その後は編集していくだけにしてるんだけど、
2巻で終わり、つまり前後編という短さなので、例外で書く。
通常これだけのネタがあれば数年続けられるだろう物語を、9回に分けて
終わらせたことは素晴らしいと思う。
1巻の時点で心配だった
・メンバー同士のすれ違い
・恋愛が理由のいざこざ
・コンプレックスが理由のいざこざ
こういうものが、すべて削られている。それをつまらない、という見方も
あるかもしれないけど、私はこれでいいと思う。
色々な心の機微をしっかり読ませることも面白いと思うけど、それらを連載で
毎週や毎月追いかけるというのは、とかくストレスがたまるものですよ…。
たった9話で終わらせたことで、イライラする要素が一切入らない。
謝る時はすぱっと謝る。それでいいと思う。
メンバー同士以外の人物関係でいえば、一番心配していたのが松ちゃん。
学歴コンプレックスというか、「今まで楽しくやってきたあいつが、学問にかまけて
違う世界に行ってしまう」ということをネガの方向へ持って行ってしまうとしたら、
翔太の大きな妨げになるかもしれない…と思っていたんだけど、とんでもない。
人物紹介ページからして「男気がある熱血漢」とはっきり書かれて、
実際それを裏切らない位置づけだった。かっこよすぎる。
夜食を置いてくれるシーンも、最たる見せ場の火事シーンも素敵だったけど、
「ホームランだぜ、翔太!ホームラン!ヤッホー!!」に、読んでいた電車内で
泣くかと思った。友人の成功を喜べるというのは、尊いことだなぁ。
終わってしまったことを残念と思うのと、潔いと思うのと、2:8くらい。
これからの彼らの人生を想像する楽しみがある、というだけで、
2の方も消える気がする。
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雨天でのレース、派手さはなくても緊張感はあって面白かった。主人公は「無口で無愛想で目つきが悪い」っていう外見だけど、中身は割と素直でいい奴だね。(「矢崎教授」と「佐伯教授」の間違い?が気になった)
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丁寧だけど地味な展開で作画とミスマッチではと不安にもなったけど、それまでのタメが効くクライマックス! 何でも描ける人は強いなあ。
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全2巻、キレイにまとまってます。読後感もすっきり。あえて押さえた演出がドラマチックさを堅実なものにしてます。124Pは好きだなあ~
ソーラーカーって曇りでも発電できるのね。
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すっきりスマートに終わった最終巻です。できたらもっと長く、じっくり大事に読みたかったという気持ちもあるけど……。
翔太が父親と対話して日が射すシーンでついほろり。
それにしてもすてきな絵ですね。村田先生のファンになりました。