投稿元:
レビューを見る
今回の地震に関しては、確かにたくさん我慢したこともあるのは事実。
それでも、割と普通だと思うことが、思いの外賞賛の的になったこと自体が意外。
地震直後にネットでよく見た賞賛記事総集編という感じ。
投稿元:
レビューを見る
宝島編集部著【世界が感嘆する日本人】読了。3.11の日本人の行動を外国メディアがどの様に評価したかをまとめた一冊。国ごとに別れて解説がつけられてあり、各国の文化が垣間見ることができて興味深い。全編を通じて3.11の日本人の行動を紹介することで、自国民を情報統制している印象を受けた。改めて新聞が持つ情報力を感じた一冊。
投稿元:
レビューを見る
海外で報道された東日本大震災。激震と大津波に襲われたまさにその時、そしてその後の日本人の、日本人として当たり前におこなった行動は世界の人々の目にどう映ったのか。
アメリカでは「なぜ日本で暴動や略奪が起きなかったのか?」が真剣に議論され、中国では多くの建物が「毅然として」残り、国籍にとらわれずにすべての人間の命を平等に救い、みずからが被害に遭っても他人に対して気遣いをする日本人の姿が話題となり、台湾は“友人”として寄り添ってくれた。
津波の海にスキューバの装備で飛び込み妻と母を助けに行った男性、外国人記者に「これがthe japanese wayだろ」と復興への姿勢を語る被災した漁師、帰宅難民あふれた東京の、渋滞のなかでもクラクションが鳴らない静寂、被害を受けた870㎞の高速道路のうち813㎞を6日で修復したNEXCO東日本。
アメリカ、中国、台湾、イギリス、韓国、EU諸国がみた日本人の姿。彼らの国にはない語彙『我慢』『仕方がない』の意味の、それぞれの考察。
世界の東日本大震報道を総まとめし、各国の日本人観を知ることができる一冊。
本書で語られている中国人・韓国人は通常運転(笑)
「水が来たって、私は泳げるから大丈夫」と、河が氾濫してても平気で河岸に近づくオランダ人のオプティミストぶりにヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
しかし、そんなオランダから被災地を助けるために来日して被災地に入ったボランティアの若者が、あまりの惨状に打ちひしがれて逆に被災者の皆さんから励まされたりというエピソードも、彼らによってツイッターなどで世界に発信されています。
世界は、「日本人はまた前進していくだろう」という確信をもって、日本がどう蘇っていくのかを見ているんですね。
投稿元:
レビューを見る
多分、自分たちで思ってるより日本はいい国だ。もっと好きになれたらいい。政府を批判いや、非難するだけでなく自分にできることをやることが大切なのではないだろうか?政治に力を与えるのは結局は国民である私達なのだから。
改めて、読んでみる。
投稿元:
レビューを見る
日本人の辛抱強さ、政治家がそれにあぐらをかき、政治の不振を招く。
どんな悲惨な災害に会おうと秩序を守り他人を思いやる心を持ち続ける。
私も、そんな日本人の一人なんだろうか。
投稿元:
レビューを見る
ネガティブな報道もあると思うけど、こう云う報道もされているんだと云うことが分かって、誇らしくなりました
そして、改めて亡くなられた多くの方のことも思い出しました
そうだ、負けちゃいけないよなあ~
もっと良くしよう、この国!
政治家たちはひどいけどね・・・
投稿元:
レビューを見る
東日本大震災について、海外メディアが報じた日本のレポートをまとめた本です。最後に過去の日本へのレポートもあります。国によって目のつけどころが異なり、お国柄が見てとれます。奇しくも震災を通して、日本人の強さを国内外問わず改めて感じることができたのではないでしょうか。頑張って行こうと思える本でした。
投稿元:
レビューを見る
外国人から日本人がどう見えているのかがわかって興味深かった。
当たり前に思っていた事は世界でも珍しい?考え方だという事が不思議というか、意外でした。
日本にも問題点はたくさんある。
それでも、この本を読んで自分が日本人である事を誇りに思えた。日本特有の考え方、というか心は次の世代にも繋いでいきたい、途切れさせちゃいけないなと思った。
投稿元:
レビューを見る
たくさんあった震災後の日本の海外からの反応を纏めた本です。
この手の本はいっぱい出ていましたが、amazonのレビューで評価が高かったこちらを選びました。
各国のメディアの紹介がされていて、とても面白かったです。同じように世界に発信されることになった日本人の美徳に対してどの国も賞賛で掲げると共に、おとなしすぎる日本人に対して疑問を投げかけていました。
知日派と言われる各国の文化人は適切な表現と解釈を持って迎えていましたが、一般国民には大層な衝撃だったそうで・・・。
あとがきに、マルコポーロの時代の日本への紹介も載っておりました。当時から東洋の中でも一番礼節を重んじ、罪と恥の文化を形成し、それが脈々と受け継がれた事が書かれており、いいまとめでした。
震災関連の本を読んだことがない人は、一度見てみるのも面白いのかもしれません。読み方によっては比較文化論もかじることができます。
投稿元:
レビューを見る
東日本大震災直後の様子を世界中のメディアが報道しました。各国の日本への関心の高さに驚かされます。、それは各国の自国との共通する問題、たとえば、地震や水害、原発を巡る政府の方針との比較だけではなく、被災地での日本人の我慢強さ、冷静さ、秩序を重んじる行動を目の当たりにして、何故このような行動がとれるのかという関心でした。英語などにはない『我慢』『仕方がない』と言う言葉にあるような独特の考え方への関心とその分析が興味深いです。 パニックや暴動が起こらなかったことに対する日本人への称賛とともに、ややもすれば『無関心』、『考えようとしない』、『言いなり』『感情の抑揚がない』のではないのかと言う指摘もあり、ドキリとさせられたり。 また一方で、色んな国が本当に日本を心配し、援助の手を差し伸べてくれていたことも改めて感謝しなければならないと思いました。あまり報道されずで、知られてないことも多いのでは。
ただ現在は震災から2年の時間が経っており、当時の問題と、今、日本が抱えている問題にずれが多少出来てしまっているのかなとも感じました。
投稿元:
レビューを見る
東日本大震災が各国でどのように報じられたか、をまとめた本です。
パニックを起こさず、沈着冷静に振る舞う日本人は世界中で驚嘆されました。
それは、「ガマン」「ショウガナイ」という単語とともに世界で報じられたのです。
しかし、そこから先にそれぞれのお国ぶりが出ます。
イギリスは、「ガマン」もいいが、程々にしないと自分の身を守ることはできない。
中国は、日本の民度の高さを垣間見た(自分は命を落としたが中国人研修生全員をいち早く避難させた企業経営者がいたことは全中国で報じられた)が、日本を褒めることは過去の侵略戦争を横におくこと、胸の奥に火が燃えているような思い、と。
韓国では、日本人の真似はできない、日本は先進国だ、としながらも日本を叩く。(震災直後、竹島の記述が加わった教科書検定問題が持ち上がり、日本を評価する心情に冷や水が掛けられた形になったことも大きい)
台湾は自分たちの近代化は日本なしではなし遂げられなかった、として国を挙げて義捐金を集めた。中国寄りで知られる馬総裁も、「私は友日」という談話を発表した。
私が学生の頃、日本は異質だ、もっと主張しないとこれからの国際社会ではやっていけない、と習いました。でもその国民の気質はこの上ない日本の強みなのではないのか、と思いました。
投稿元:
レビューを見る
自宅ソファーで読了(72/100)
ガマン、シカタガナイ。
今後より国際化が進んでいく、国際化な力が求められてくる娘達世代で、それと引き換えに手放しては欲しくないこと達。表裏一体な点が難しいけどね。
投稿元:
レビューを見る
ネットでもニュースでも流れていた、海外から見た日本人の震災当時の姿。
ガマン、シカタガナイ、という感覚、似たようなのは海外にあるが、日本人が持つその感覚と同じ単語はないし、その感覚も海外にはないようだ。
あんな中で、我慢強くいた人々、きちんと列をつくって順番を待つ人々。
冷静に見えた国民の我慢の上に、政府のあほな政治が浮き彫りになってしまっていた。
政治は、国民のこのガマン強さの上に胡坐をかいているのではないか、という見方もあった。
日本は八百万の神々がいて、自然と共存し、人間も自然の一部と考えられているから、冷静にいられたのではないか、海外からみれば、自然は、
人と対立するものであって、共存はないらしいのだ。
日本にいるとそれが当然のようだったけれども、海外からみたら、違うということを知り、驚いてしまった。
だが、このよいところは、未来の人々に受け継がれるかどうか?
国際社会という中では、日本人のこの美徳は、単純につけこまれるところ、になるように思える。
だけど、世界が感嘆したくらいのその国民性は、未来永劫、失わないでほしいな
投稿元:
レビューを見る
日本にいると当たり前なことが海外では驚きをもって報じられているのが興味深い。アメリカ、中国、台湾、韓国、イギリス、EU諸国ときて、最後でいきなり歴史を遡るのは余分なんじゃないかと思ったんだけど面白かった。国民性ってやっぱりあるんだな、ずっと繋がっているんだな、と。
これを読んで、日本人であることを誇りに思ったし、世界中の人たちが日本のことを知り、褒めてくれたことが嬉しかった。
その一方で、海外で何かあったとき、自分たちのことのように受け止め、その国に思いを馳せることができていない自分を反省するきっかけにもなった。
日本を知るには海外も知らなくては。たくさん助けてもらった分は、これから返していかなくては。
投稿元:
レビューを見る
海外メディアが東日本大震災--日本人--をどう報じたか。
で、個人的に住みたい国は台湾。合わなそうな国はオランダ(^o^;)
memo
●1895-1945年(50年)、日本は台湾を統治していた。
●ドイツ バイエル州森林周辺の農産物からは、今もチェルノブイリ事故の放射性物質が検出されている。
●集中豪雨が起きるとドイツ・ポーランド・・チェコを流れるオーデル川が反乱を起こし、浸水被害に襲われる。(6〜7年おきに5〜7m水位が上がる洪水)
- - - -
第7章『昔の外国人が伝えた日本人』も、なかなか面白かった。
メディアや政治に対する不信感--声を上げる--ところは、ちょっと韓国の人たちを見習った方がいいんでない?と思った。