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昨日の飲み会の後の少し深刻な話の後に 青山ブックセンターで買って 今朝からの細切れ時間でスルッと読了
あとがきも含めて全体的にふざけてる感じと スルッとえぐってくる感触
本当のことは本当過ぎて好きになれないから こんな感じに仕上がったのかなぁ〜
一回会ってみたい たぶん会話が続かないと思うけど…
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論理と感性は相反しない。フィルタリングがかかってないような、思ったままのような、むきだしの、そのままの、自由度が高い、といった言葉が似つかわしい。
山崎ナオコーラの「その時」なんだろうなぁとおもう。
今はどんな文章を書いているんだろうか。
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やっぱり、ナオコーラさんの小説は映画的だなあーと思う。
この個性的なタイトルの連作小説も、読み終えた後完全にオムニバス映画を見終わった気分味わいました。ドラマチックな展開はないと思うんだけど、一見薄味で短い話なんだけど。
気がつけばどっぷり浸かってしまっていて途方に暮れちゃいます。
ナオコーラ作品、時と気分を選んで読まないと私には危険、と最近分かってきました。
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本としておもしろいかどうか、というよりも、
この人の思いに打たれます。
あとがきあたりに触れて、
ちょっとびっくりしたというか、よかった。
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空気感を描いた短編集。
表紙に惹かれて読んでみたけど、フワっとやってきてすっと消える読後感が気持ちいいような物足りないような。
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小説、という媒体でひたすら遊んだ作品。ハイセンスなふざけ方に脱帽。いい意味で初めて感じるような読後感。
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久々に初めて読んだ江國さん以外の作家さんの本。自由で、のびのびとした文章に多少振り回される感じはあったが、本編はそれなりに楽しく読めた。でもあとがきからナオコーラさんっていう人間性を受けとるには、ちょっとまだ自分が足りてないなと思った。そしてやっぱり自分は江國さんの文章が好きなんだなって思った◎
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タイトルが良いなあと思って手に取ったらタイトル以上に中身がよくって興奮した。訳が全く分からないけど、最終的に落ち着くところに落ち着く。ぶっ飛んでて瑞々しくて、お酒をちびちびやりながら読むのにぴったり。
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こんな作品はもう書けないって帯にあったからどんな大作かと思って読んでいたら、途中でこれは恥ずかしいからだからだなと思って、作者あとがきで本当にそう書いてあって思わずドヤ顔してしまった自分が恥ずかしい。
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******引用******
コミュニケートする際、得意分野が相手と違う場合に取る努力の方法が、相手の次元に合わせるということになるのは相手をばかにし過ぎている。たとえば、神田川は論理的な説明を展開するのが不得手だが、相手から噛み砕いた説明をされると腹が立つ。私は頭が悪いわけではないので、難しいことが理解できないのではない、と神田川は思う。あなたの手段で話して!
逆に、神田川が感性を爆発させて喋っているときに、「この人の喋ることは同じ感性の人にしか受け取れない」と思い込んでいるのか、相手がこちらの感性になんとか合わせようとしながら耳を済ますのを見ると、神田川は憤りを覚える。おまえの耳で聞け!
そういうわけで、二人はあくまで、自分の相撲を取った。
わかり合うことなんて、全然求めてない。好き合うことを求めているのだ。
―― 『論理と感性は相反しない』 p.16
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山崎ナオコーラさんという作家に、関心を持った。
掴み所のない世界観。
思わず「この人の作品を追いかけたい」と思わされた。
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ここ数年間の私的なトピックと関連していると思い買ってはみたものの、
中身はそこまで明確に関係あるものではなかった、ように思う。
ちょっと苦手な部類。
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この文体は苦手かもしれないという第一印象。
掌編と短編を織り交ぜた構成は好きですが、
「人間が出てこない話」や「嘘系図」などは、
読む気力が湧かず、飛ばし読みしました。
こういう作品は、好みの文体でないと無理。
「まったく新しい傘」のアイデアは良いけれど、
面白い話として成立しているかは別問題。
結局長いあとがき含めて第一印象は拭えず…。
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意外に泣ける。朝っぱらから病院の待合室で泣く。他人て理解不能でめんどくせえよな、しかし、っつー話。半分読んだ感じだと。
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ジャケットはいまいち。でも山崎ナオコーラ感が全開で楽しい。「誰にでもわかる言葉で、誰にもかけない文章を書きたい」という意志が相変わらずよく伝わってくる。恋愛小説かと思ったら、化石とか色について言及した章、伊勢物語を題材にした章などがあって、正直やりたい放題だなとおもしろく感じる一方、なんか山崎ナオコーラだなという一貫性があって、とても好き。
「今」の芸能人の名前だとか流行の内容を小説にこの人はよく盛り込んでるけど、それは後々読まれることを全然意識してないってことで、「今」ここで山崎ナオコーラの本を読んでる自分のためのようでうれしくなる。そういう「もしこれがこうなったら」ということを恐れずに、とにかく意志をもって小説を書いてくる山崎ナオコーラがすごく好きだなと思う。