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作家志望者が集まる幸福荘。そこを舞台にしたミステリーなんですけど、予想していた以上に面白かったです。現実と虚構(妄想?)が錯綜する感じが良かったですね。(1)ってことは続きがあるんですよね? (2)が文庫化されたらすぐ買います!
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表紙にひかれ、どうしても読みたくなって購入。
購入後、書評を読んだら意外と低い(笑
帯にだまされたか。
でも、まぁまぁ楽しめたし
「おーそうかぁ~」と驚きもあったのでまずまず。
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折原一氏らしい叙述ミステリー。
各章ごとにも、どんでん返しがそれぞれ用意されているので、
短編として独立して読んでも楽しめるが、それらは全て布石であって、
最後に明かされる「天井裏の散歩者(幸福荘殺人日記)」という小説自体を創り出した虚構の結末に尽きる。
「ワープロ」など、作中に出てくる描写の時代観には古さを感じ点もあるが、
その趣向に古さは全く感じない。
ミステリー初心者には読みにくく理解しにくい物語構成だが、
虚構に騙されて踊らされたい、叙述ミステリー好きには文句なくオススメ。
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重鎮の作家が住む幸福荘。ここに入居して作家になろうと目指す変人たちの運命。
各章ごとに物語が収束し、次の章に移る連作短編の形式。
だからサクサクと読みやすい。
また、駆け出しの作家もどきが書いてる物語、という構図なので、若干下手な文章というのが良い感じ。
折原氏らしい凝った構成も面白し。
でもどちらかと言えば、氏の作品の初心者な方達が、入門編として読むのがいいかも。
ちなみに、随分昔の作品で、当時発売直後に読んだ記憶がチラホラと。
いまどき、ワープロにフロッピーっていうのが懐かしいですね。
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あなたが読んでいるそのページは妄想?それとも現実?
この帯のキャッチコピーに惹かれて読んだのですが、本当にその通りで注意深く読んでいないと途中で分からなくなります。
クライマックスは自分は納得できませんでした。
それやっちゃうのかよという感じです。
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色んな意味で大どんでん返し。
そこまでやるか、K談社!
初出の角川文庫ではなく、講談社文庫を読んだ方は、最後の奥付まで読んで 更に違った感慨を受ける、かもしれない。
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推理作家の大御所小宮山泰三が住む幸福荘というボロアパートには作家志望者が集まっている。住人の一人である美貌の人気少女小説作家をめぐって繰り広げられる騒動が連作のように1枚のフロッピー(←時代を感じる・・・・)に綴られていく、というストーリー。
どこまで現実でどこまで虚構なのか?という帯のコピーにつられて読んでみた。確かに、物語が進むごとにどんどん事実がひっくり返って行って結局最後にはとんでもないことになる。
でも、何だろう、うまくできてるんだけど、読み終わって面白かったか?って聞かれると、なんだか普通、って感じなんだよねえ。続編が出ているらしいんだけど、別に読もうと思わないし。
決してつまらなくはないんだけど。
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ミステリーの大御所、小宮山泰三が住むアパート<幸福荘>。そこは、作家志望者の憧れの場所だった。
くせのある住人たちが繰り広げる奇想天外のお話。
ま、タイトルがネタばれだよなぁと読んでたんだが、こちらの予想のナナメ上を、ついでにバク転してみせるぐらいの驚愕だった。
さすが、叙述ミステリーの大家です。
奇妙な住人たちは、ステレオタイプだといえるんだけど、むしろそのステレオな部分を最大限に生かしてると思う。
かるーく、気軽に読める1冊です。
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たぶん面白いんだと思うけど、最後の終わり方が自分的には無し過ぎるので、次巻を買うかどうかは迷っている。ので、立ち読みしてみてから決める。そんな感じの本。
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連作推理小説。幸福荘というアパートに起こった事件。ワープロに入っていた一枚のフロッピーに小説として残されていた。最後はキレイにオチがついた。ちょっと最初の方は間延びしていた感がある。ちょっと世にも奇妙な物語のようだった。
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あまり好きくなかった・・・・・・・
最後の結局なにが真実なのか。みたいなとこが盛り上がるんだろうけど、
あまりストーリー自体を楽しめていなかったから、
どうでもよかった。
なんでここまで好きじゃないかも不明。
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折原一らしい作品でした。
最後の締めがもうちょっとパンチと皮肉がきいてたらもっとよかったのになあと思ってしまいました。
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アパートの住人が、一人の女性を自分のものにしようと奔走し、女性に逆襲されていくという話。正直微妙だった。内容は同じような運びで進むし、
最後のオチがめちゃくちゃすぎた。コメディ感覚で見る事をお勧めする
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頭空っぽにして読んでください。それでも読めるはず。
これも叙述っていいのかな。
最後の方はついていくの、ちょっとつらいけども。
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叙述トリックらしいが・・・これ、解りにくい!登場人物にも魅力を感じない。そもそも、トリックを楽しむ前に、話がややこしくて頭の中で整理できない。そんなところへ結末を読んでも、「あ~、そうですか・・・、それで?」となって、終わってしまうだけ。軽い読み物なのに、妙に疲れさせられた一冊。