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写真で見る植物用語 第2版 みんなのレビュー
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紙の本
一目見て「ああ、こういう感じね」と飲み込めるのは写真の強み。
2008/02/15 21:56
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「葉がこんな風になっているのが△△」と植物の名前を調べたり教えてもらったりする時、「この構造は何と言うのか」と言葉と実際の構造の対応に迷うことがあります。用語を正確に使えるようになるのが観察の第一歩。図鑑の線画は典型的に描いてあるはずですが、それがかえって具体的なイメージを上手くつくれなくしているようなときもあります。実際、図鑑に描いてあるとおりに生えていることはありませんものね。図鑑の描写をみてももうひとつぴんと来なくて、結局は一緒に現物をみながら教えてもらうのが早道になってしまったり。「感じ」をつかむのは結構難しいものです。
「結局は現物をみながら」がよいなら、写真でも結構いいかもしれない。この図鑑はその効果は充分あることを実証しています。
「対生」や「互生」、「羽状複葉」などなど、植物の用語をほとんど写真で示してあり、一目見て「ああ、こういう感じね」と飲み込める。写真の強み、でしょうか。200ページ足らずなのであまり細かいところまでは載っていませんが、用語をきちんと学び始めるためには、充分な量だと思います。
200ページ足らず、と書きましたが、それでも何百枚の写真を揃えるのはかなりの努力だったのではないでしょうか。果実の構造や花の構造など、必要な場合には綺麗な断面での写真もあります。なかなかこんな風に綺麗にはきりとれない、と感心して見入ってしまう写真もありました。こつこつととりまとめてくださったのだろう、と著者と写真提供者に感謝したくなる写真です。
楽しみながら用語を体得するにはなかなかよい図鑑です。
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