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フロイド・クーパーの絵がいい。油絵の具で描いた絵を練り消しゴムで消すという技法で作品を制作しているとある。テキストもいい。よみこん2013推薦本。高学年、絵本。評価A。
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〝どうだ、ジュ-ゼフ、わしの手は・・・お前にも教えてやろう、ピアノやトランプ、野球を・・・。そして、むかし、わしが、出来なかったことを・・・。 ジョ-ゼフ、わかるか? わしが働いていた大きなパン工場で、わしの手は、パンの生地に触ることさえ、許されなかった。この手に許された仕事は、モップで床を拭くこと、荷物をトラックに積み込むこと。 何故かって? 工場長は、こう言った「お前の黒い手が触れたパンなど、白人が食べるものか!」と・・・〟肌の色で職業の選択が制限されていた時代の、悲しい記憶の絵本です。
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4分くらい。
おじいちゃんの手はなんでもできる。
靴紐も結べるし、ピアノだってひける。
トランプもきれるし、ヒットだって打てる。
でも、できないことは、パン工場で、パン生地に触れること…。
黒人差別を描いた絵本。
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なんでもできるおじいちゃんの「手」。くつひもの結び方を教えてくれたり、ピアノを弾いたり、トランプを持たせたらマジシャンのよう。でも、大きなパン工場で働いていたとき、その「手」はパン生地に触れることを許されなかった・・・。人間の尊厳と平等の精神を守り引き継ぐために、力強く語ってくれている一冊。
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烏兎の庭 第五部 絵本 5.22.16
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/bunsho/mlkj.html
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[江東区図書館]
黒人人種差別のことをおだやかな語り口調で伝える絵本。
でも黒人差別のことを説明してあげないと、わからない子にはその要素が理解出来ずわからないだろうな。
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マーガレット・H. メイソン (著), フロイド クーパー (イラスト), もりうち すみこ (翻訳)
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黒人故にパンをこねる仕事ができなかった。
と本書で知った。
黒人の手のひらは我々アジア人と同様の色をしている
と何かで読んだ。
積極的で何事にも熱心に取り組むおじいちゃんも
黒人が故の差別を受けやりたい仕事が制約された。
しかし、仲間と手を繋ぎ目的が叶えられる活動をしてきた。
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ピアノを弾き、ピッチャーもできるおじいちゃんの手が許されない物は、パンをこねる事。
工場の掃除、荷物の運搬、機械の修理はできても、パン生地には触る事ができなかった。黒人だというだけで…。
なんておかしな決まりなんだろう。なんておかしな世の中だったのだろう。
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「どうだ、ジョーゼフ、わしの手は。まだまだたっしゃなわしの手で、おまえにもおしえてやろう、ピアノやトランプ、やきゅうを。そして、むかしわしができなかったことを…。」
「おじいちゃんが若かったころ、黒人は差別され、やりたい仕事にもつけなかった・・。手を通して黒人差別をうったえる絵本です。」