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東日本大震災の二週間後から宮城県石巻市に入り、テントで寝起きしながらボランティア活動に参加、そこで見聞きした被災地の現実を絵と文章で綴った本。
作者は絵本作家であり、NHKの「みんなのうた」などで活躍されている、のぶみさん。
同じくボランティアとして働いた女優の水野美紀さんも登場します。
水野美紀さんが圧死した猫を何のちゅうちょもなく抱き上げたと書いてあり、その行為に胸が熱くなって涙がこぼれそうになりました。
被災地の厳しい現実がそのまま描かれているので、ちょっとショッキングに感じる人がいるかも知れません。
でも私はこの本が読めてよかった。
のぶみさんの飾らない絵とその目線にとても好感を持ちました。
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のぶみさんの東日本大震災でのボランティア体験記。ボランティアに行くのにもすごく色々なことがあったんだなということがわかります。実態がどうなのか、シリアスでありながらも、のぶみさんらしいユーモアもあって、笑って、泣いた一冊です。
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絵本作家のぶみさんによる東日本大震災ボランティア記。
実際にボランティアに行かれた方の本音を聞ける機会はほとんどないが、この本ではのぶみさんの率直な思いが描かれていて惹きこまれてしまった。
そして、建物の崩壊、人々の様子、充満する酷い臭いなど、被災地の厳しい現状をそのままに描いてくれていると思う。
特に臭いの描写が凄まじい。
のぶみさん程ではないとは思うが、自分も当時臭いにはかなり参ってしまったので、こういうことをきちんと伝えてくれる作家さんの存在はとてもありがたい。
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絵本作家である著者が、宮城県でおこなったボランティア活動のようすをマンガで伝えてくれています。
読みながら妻と笑い、そして何度か泣きました。
書かれている言葉ひとつひとつが、心に落ちてきました。
とてもいい本です。
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絵本作家の方の被災地ボランティア体験記
電車で読んでたのに何度も涙ぐんだ
何もできてない自分を恥じた
そして、まだ終わってなんかいない。。。
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のぶみさんの目からの大粒の涙がぽろぽろと・・・
一緒に泣けてしまいます。
まだ終わってはいないことばかり。
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絵本作家ののぶみさんが東日本大震災の被災地を訪れてボランティアをしたときのお話。どのページもどの部分も涙なしでは読むことができなかった。どんなメディアよりも現地の様子が伝わってくる1冊だった。
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この本の存在を教えて頂いて、レビューを読んだら絶対読みたくなったので近隣の図書館2館をしらべたけれど、どちらにも置いていなかったので思いきってAmazon。
届いて一気に読んだ。
3.11直後の石巻にボランティアに行った絵本作家ののぶみさんの話。
ボランティアに行って感動したことやへこたれてしまったことなどが率直に書かれていて私の心には染みた。
どんな偉そうな正しそうな事を言っても、所詮現場に行き、実際に何かした人には敵わない。
震災津波後のボランティアについて書かれてはあったけれど、「人間として大切なこと」が書いてあるような気がした。
思わず一気に読んでしまったけれど、何度もじっくり読んでみたい。
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2011.3.11からもうすぐ2年。
のぶみさんは震災直後3.25から現地に向かいボランティアをされたそうです。そのときの様子が描かれています。
涙がとまりません。
3.11の被害のことはもちろん、これからの生き方についても教えてくれる一冊。
あとがきの一言
「なにかをやることに意味なんてないだろう。大事なのは、今、自分がこれやりたい、どうしてもって、思ったことを全力でやりぬきとおすことだ!!」
のぶみさん、ボランティアに行くと決めたら、さまざまなバッシングを受けたそうです。「偽善者!」って。
でも、絵本作家として、子どもたちとママさんに元気になってもらいたく、現地に突入!
予想に反して、壮絶なボランティア生活が待ち受けていましたが。。。
ふと、五味太郎さんの「ももたろう」に、こんな言葉が出てきたのを思い出しました。
「行ってみなければわからない。行ってみればわかります。」
後から悔やんでも遅い。
慎重に考えることも大切だけど、実際に行動するほうがもっと大切。
私が東北に行ってボランティアをすることは多分ないけど、
まだまだ復興は終わっていないということ、これからなんだということを忘れずにいよう。
自分が苦しいとき、人にやさしくできる人でありたい。
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先日仙台に行く機会があり、そのときに石巻市の方とお友達になりました。その縁でこの本を読みました。
今までも震災関連の本は何冊か読んでいましたが、実際に自分の知っている人が住んでいる土地の被災の様子を読むのでは、自分が受ける印象がまったく違うことに気がつきました。
今後、自分にできることをあらためて考えていきたいと思っております。
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3月下旬の震災ボランティアの体験談。大変な場所に良く行ったな~と感心。壮絶な体験談でした。そんな体験にバッシングみたいなのがくるそうで。バッシングってそんなにくるの?と驚きました。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB06649838
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2017/4/17読了
正直、私も、大きなボランティアをしていないので
とやかくいえるものではありません。
しかし、大震災が起きてからちょっと調べては重苦しい発言をいけしゃあしゃあとするコメンテーター、タレントがたくさん出てきて、それに疑問や怒りを覚えるのは確か。
そういう人って、自分ルールというかバリアを張って、本当に大切なところにはきっと自分から行くことなんてないのだろうなあ
それはさておき
災害直後、死体とヘドロと水に浸ってしまったものをどける過酷なボランティア作業の体験記。
絵がかわいくてマイルドにはなっているけど
ひどい光景だったのだろうか、そう思ってしまう。
想像してしまう。
偽善と悪意に負けず、自分の直感を信じて動くこと
自分のため、人のため、どちらであっても
行動することこそ重要なことである。
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のぶみさんの暖かさに触れた。
東日本大震災のボランティアの人達の暖かさに触れた。
被災者達の暖かさに触れた。
本当に大変な思いをして頑張った人達に、何もできないからってやつ当りの様に批判する人は何なんだろ…