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*寄付
原発推進 正力松太郎(佐野眞一 巨怪伝) 中曽根康弘
東芝ーウェスティングハウス GE-日立 三菱ーアレバ
真っ先に逃げ出したドイツ人 アメリカ第7艦隊もフィリピン沖へ 3/17
ビンラディン パキスタンの主権を侵害して、インド洋の航空母艦まで連れ去る
金正日 中国との関係をアピール
韓国軍はすべてをアメリカが支配
アメリカは国民党の蒋介石を支援 共産党にまけて台湾へ
共産党の林彪が台湾侵攻に備えていたときに、朝鮮戦争
北朝鮮の攻撃を知りながら、韓国軍を見捨てたアメリカ
田中角栄の失脚の最大の原因は日中国交回復
角栄失脚後から日本の権力中枢はアメリカのコントール下に入る
アメリカの要望がすべて日本の政策として実現
2012 第18回党大会 胡錦濤が引退 習近平が総書記 温家宝のあとは李克強とか王岐山
年次改革要望書は要望、TPPは協定
GHQは発禁 GHQ焚書 西尾幹二
習近平 江沢民、太子党の流れで親米
経済政策は首相 李克強が候補 小沢一郎となかがよい
ノモンハン事件 ゲオルギー・ジューコフ元帥 日本軍の高級指揮官は世界の標準からすれば無能、下級士官の能力は並。しかし下士官兵は違う。あkれらは驚くべき存在だ。こんな勇敢な兵はどこの軍隊にもない
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公安調査庁で対外調査を専門にしてきた著者による警世の書。
ちょっと陰謀論めいた書きぶりは好きではないけど、例えばフクシマ原発事故とビン・ラディン暗殺の因果関係について言及した仮説は説得力あったし、普段考えないような視点、考察に溢れていて新鮮。
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ビンラディンと福島原発の絡みは「?」だけど、アメリカが関与してきた戦後日本の骨抜き化は、ごもっともって感じ。
TTPへの対応など、民主党は相変わらず日和見主義だし、先行き不安な日本であることを、再認識しました。
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ハルノートもTPPもみんな米国の財務省の戦略。天安爆沈事件も北の脅威を日本政府に植え付けることで在沖米軍県外移転案を変更させようとしたものだと。アメリカの正義に追従するのではなく、日本主導のオリジナルな正義を打ち立てる必要があるなと感じた。
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<本の紹介>
日本はなぜチェルニッポンにさせられたのか。大震災・原発事故の国難につけこむ外国勢力に対応できない日本政府の政治無策を問う
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言うまでもなく答えは、アメリカである。著書は、アメリカがいかに日本の政治・経済に絡んでいるかを教えてくれる。これを読むと、アメリカに追従される日本の政治家や官僚の無能っぷりがよく分かり、日本国民としてこれでいいのかという衝動に駆られる。
話は、福島の原発事故から始まる。この原発事故で、政府・東電の対応のお粗末さが露呈された。それにも理由がある。福島原発の1・2号機はアメリカのGE(ゼネラルエレクトリック)が設計・製造から設置・試運転まで行い、日本側にはそのキーだけが渡された。非常事態も想定されていたが、アメリカの場合、紛争やテロに対処するためである。なので、地震や津波に対しての不測の事態に対しての二重三重のバックアップがされてなかった。しかも、GEにおまかせで造ったものなので、危機管理マニュアルを持っていなかった。信じられない話である。
そして、原発を日本に誘致したのもアメリカである。アイゼンハワーの「平和のための原子力」という演説のもと、原子力の平和利用を訴えるが、もちろんそれは当時の冷戦下のソ連を意識したものである。そんな中、日本では中曽根総理と読売新聞の正力松太郎が、第五福竜丸の事故による原発の危険性があったにもかかわらず、原発推進を展開した。
アメリカにはフロンティア精神という覇権主義があり、それは彼らの信じる自由と民主主義の天地をつくることである。ピルグリムファーザーズが北アメリカ大陸に上陸してから、西へ西へと進んでいった。そしてたどり着くのが、太平洋、そしてその向こうのアジア大陸である。そのためには、太平洋の覇権を握らなければならない。その間にある日本はどうしても目の上のたんこぶである。
冷戦終結後、クリントンは「冷戦の勝者は、アメリカではなく、日本とドイツである」と言ったそうだ。そして、次は経済戦争へと路線をシフトしてきた。クリントンは国家経済会議(NEC)を組織し、日本の経済を主導している大蔵省を解体させようとする。この頃には、アメリカは日本の通信を全て傍受している。青森の三沢基地には通信傍受システムを備えた施設がある。そして情報の全てを握っているアメリカは大蔵省や官僚の腐敗を大きく宣伝し、日本に官僚機構の問題性を植え付けさせた。クリントン政権の間がちょうど日本の「失われた十年」に当てはまるのだが、それは日本経済を叩くだけでなく、日本の制度や価値観までを覆えさせたからである。
そして極めつけが「年次改革要望書」である。日米貿易均衡の是正を目的としているが、中身はアメリカの国益追求を目的とした日本に対する要求である。建築法基準の改正、法科大学院の設置と司法制度改革、独占禁止法の強化、労働者派遣法改正、そして郵政民営化、これらはみなアメリカからの要求である。そして次にねらうは、TPPによる農地とJAの資金である。
原発後、世界が驚いたのは、略奪や暴動が起こらなかった日本人の姿である。アメリカのジャーナリストは、「日本人は変わってなかった」といったそうだ。戦後の教育や政治によって、民主主義や自由主義を植え付けようとしてきたが、根本のところまでは変わっていなかった。助け合うという「ムラ」社会が生ん��日本人の伝統のすばらしさである。
アメリカのフロンティア政策と中国の中華思想はいつか大きく衝突するであろう。その時、間に挟まれた日本はどうするか。核の保持についても検討すべきと著者はいうが、日本にはまだその技術はないし、世論の風潮もあるのでむずかしいかもしれない。しかし、今回の震災で分かったことは、自分の国は自分で自立しないといけないことである。日米同盟を組んだアメリカは、地震当初、放射能の心配から海軍がフィリピンまで非難したという。仮に尖閣諸島で何かあったら、アメリカは助けてくれるか。おそらくくれないであろう。日本のこの先を考えると、国としての基盤のあり方がとわれてくる。その下となる我々国民がまず現状と歴史を知ることとは必須のことである。
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主要な国際機関の大半はアングロサクソンが作ったもので、背後でユダヤマネーが支えている。一種のソフトパワー戦略と見なしていいだろう。IMFや世界銀行もアメリカの出先機関である。
http://sessendo.blogspot.jp/2014/11/iaea.html
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大前提として、この著者は、アメリカ嫌い、中国好きというバイアスでこうした本を書いたり論陣を張っているのが分かる。加えて、ミクロ経済学で想定される、意思決定主体が自らの利益を最大化する行動を取るという前提で物事を考えていないため、アメリカの外交や経済活動が、日本を搾取して属国にしてしまおうという陰謀だいう短絡的な被害妄想に陥っている。
そもそも、数々の仮設に証拠がなく、結果に対しての原因を半ば強引に結びつけているようにしか見えない。アメリカは第二次大戦後の覇権国であり、様々な交渉や駆け引きも匠であり、個々の活動で国益や利益を最大化するための行動をとっているに過ぎない。であれば、日本はどうあるべきかという建設的な提言は全くなく、じゃぁあなたは、結局どうしたいんだ?というツッコミが入っておしまいだろいう。
読んで時間を無駄にしたとも思うが、こういう思考の人が社会に不満を持つ層の、鬱憤の受け皿になっているのだろう。
期せずして、アメリカから日本につきつけられた年次改革要望書が、小泉政権の改革案に似ていたという話が本書および同日に読んだ、藤井清孝氏の本でも取り上げられていたが、スタンスは全く対局だ。本書の菅原氏は、アメリカの陰謀であり、それを鵜呑みにしなければならない日本の情けなさを嘆く。一方、藤井氏は、出来ないような厳しい内容のものも含めて交渉してきているのであり、日本として出来るもの、出来ないものと分けて是々非々で対応していけば良いだけの話だという。当然、後者だろう。
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大前提として、この著者は、アメリカ嫌い、中国好きというバイアスでこうした本を書いたり論陣を張っているのが分かる。加えて、アメリカの外交や経済活動が、日本を搾取して属国にしてしまおうという陰謀だいう短絡的な被害妄想に陥っている。ミクロ経済学で想定される、意思決定主体が自らの利益を最大化する行動を取るという前提に立つと、当然、アメリカの国益を最大化するためにさまざまな交渉が行われるのであり、日本を属国とするのは目的ではないであろう。うまく使おうとするのは当然である。それを前提として日本もアメリカをうまく使うというしたたかさを持って交渉するべきであるだけの事である。
そもそも、著者の数々の仮設に証拠がなく、結果に対しての原因を半ば強引に結びつけているようにしか見えない。アメリカは第二次大戦後の覇権国であり、様々な交渉や駆け引きも匠であり、個々の活動で国益や利益を最大化するための行動をとっているに過ぎない。であれば、日本はどうあるべきかという建設的な提言は全くなく、じゃぁあなたは、結局どうしたいんだ?というツッコミが入っておしまいだろいう。
読んで時間を無駄にしたとも思うが、こういう思考の人が社会に不満を持つ層の、鬱憤の受け皿になっているのだろう。
期せずして、アメリカから日本につきつけられた年次改革要望書が、小泉政権の改革案に似ていたという話が本書および同日に読んだ、藤井清孝氏の本でも取り上げられていたが、スタンスは全く対局だ。本書の菅原氏は、アメリカの陰謀であり、それを鵜呑みにしなければならない日本の情けなさを嘆く。一方、藤井氏は、出来ないような厳しい内容のものも含めて交渉してきているのであり、日本として出来るもの、出来ないものと分けて是々非々で対応していけば良いだけの話だという。当然、後者だろう。