紙の本
リケジョが読むと楽しめそう
2023/09/02 15:54
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
リケジョの大学院生が留学費用を稼ぐため、リケジョの小学生の家庭教師になり、彼女と共に遭遇する謎を理系の知識を用いて解決していく短編集。学問的には完全に理解できない部分も多々あり、その辺は読み飛ばしましたが、リケジョが読めばとても楽しそうな小説です。最後の「四○二号室のプロフェスール」は、小学生の親がどうして主人公に高額の費用を払って家庭教師をしてもらうことにしたのか、意外なご縁が明らかになってウルっとしました。
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理系の大学院生「律」は、小学生「理緒」の家庭教師をする事になった。
理央は「リケジョ(理系女子)」に憧れていて、
小学生の間で噂されている幽霊話に対して、「幽霊なんてカガクテキじゃない」と原因究明に乗り出す!
運転手の恵人との関係も魅力的
****************
私もリケジョにちょっと憧れます。
難解な数式をスイスイ解いている人とか、キラキラして見えます(笑)
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前作『お台場アイランドベイビー』とは打って変って、今回は留学費用を貯めたい理系大学院生と、〈リケジョ〉を目指すお嬢様小学生の謎解きミステリ。
投げ出し墓のバンディット
恋するマクスウェル
チェシャ猫マーダーケース
虹のソノリティ
四〇二号室のプロフェスール
の五編です。
人が死なない、ほんわかしたミステリですね。
携帯小説のサイトで全話読んでいたのですが、加筆修正が加わって、科学に関する蘊蓄が増えててそこんとこ読み応え有りました。
私も小学生女子に戻って、「へぇ~、ほぉ~」と化学の素晴らしさに唸ってみたい!!
「不思議の国のトムキンス」も読んでみたいですね。
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理系女子、リケジョの話。
たまたま母が図書館で見つけた新刊本。それを先に読ませてもらった。初めから終わりまで本当に楽しく読める本だった。
それぞれの謎解きも面白いが、最初から最後までの流れが本当に良い。最後の話は特に良くて、これまでの疑問がすっと解決され、心温まる話であった。それと同時に物理の楽しさ、宇宙の楽しさについても頷きながら読める本であった。
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リケジョって最近は呼ぶのですね。理系の女子学生。その昔、自分が理系の学生だった頃に、学部にいた女性を思い出します。隣の学科の先輩に憧れの人がいましたなぁ なんて。
この本、物理をかじっていないと出てくる固有名詞がわからないかも。 なんて書いて自分が理系だって事を自慢したりして。
不思議の国のトムキンス 読んだことが無いので、今度読もうっと。
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科学的だけどあったかい。星の王子さまなのも気に入った理由。これなら明日休みじゃない夜中でも平気と思ったのにやられました・・・。偶然は必然でもあり運命でもあるのかも。そして人はバランスが大事。
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理数系が得意ではないですが好きなので、
とても楽しく読みました。
ミステリーとしても面白かったですが、
豆知識もとても面白かったです。
カガクとテクノロジーのショウチョウです!
とはんだごてを振りまわす理緒ちゃんが可愛い。
「不思議の国のトムキンス」が読みたくなりますね。
花火を見るたび炎色反応を思い出す自分は
リケジョでしょうか?(笑)
小さな子がこんな風に科学に興味を持ってくれると嬉しいですね。
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理系女子、っていうか小学生でも(多少は?)分かる科学物理の本。ストーリーも分かりやすいので、YAとしてもいいでしょうね。
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タイトル同様…、
プチ・ミステリー、プチ・ラブストーリーって感じかな…。
ライト・ノベルでは、けっこう好きなパターンかも…。
殺人事件とか、あまり非日常の事件じゃなくて、
日常に起こる不思議事件?を、カガク的に解いていくお話の方が、
この作品には、合ってると思ぅ…。
作中に出てくる物理原理は、
けっして読み飛ばさず、でも、あまり深く考えずに、
さら~っと読み進めるとよろしぃかも…。
メインキャラクターの設定も固まってるし、
続編を読んでみたぃ作品でした…。
絶賛とは申しませんが、面白かったですよ…。
っで…、
最近のリケジョ(理系女子)って、実際のところどぅなの…??
by 元リケダン...(笑)
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「理系女子=リケジョ」の連作ミステリ。完全に理系です。物理や化学のあれやこれやがわんさか出てきます。私は理系がまったく駄目で、大嫌い……それでもなかなか面白く読めました。理系好きな人にはお薦めでしょうねきっと。
お気に入りは「虹のソノリティ」。トリックとして用いられる部分も凄いけれど(でもこんなの普通は知らないよね……?)、この能力は単純に魅力的。理系でも案外とファンタジックです。
最終話「四○二号室のプロフェスール」ですべてが繋がるところもいいなあ。
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リケジョのお話です。一話目はちょっと面白くなく、キャラクター設定も、主人公が弱いかなと思っていたのですが、三話位からドンドン面白くなってきました。扱う素材がバラエティーに富んでいて楽しい。最終話は少しまとめすぎの感じがしますが,最初からの設定なんでしょうね。
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冒頭は少々つまらない作品だなと読み始めましたが、段々と引き込まれていき、最後の部分などは本当に感動ものでした。
ただ大人の私でも少々難解な部分があり、小3がねーって思いがあります。
私は恵人派なので・・・。
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「カガク的って、こういうことでしょ?」
リケジョこと理系大学院生の主人公とリケジョを目指すお嬢様小学生が挑む日常ミステリ。
軽い気持ちで手に取ったけど、面白かった。
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全体的にかわいらしいお話でした。小4メガネっ娘リケジョの女子力がけっこう高くて、このまま大人になって欲しいものです…
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発売当時本屋で見かけたものの、「リケジョかあ」と敬遠していました。
再びめぐり合ったので縁だと思って読むことにしたんですが、最初はちょっと読むのがしんどかったです。
いきなり「リケジョだよ?!」って当たり前のように言われて何かの話の続きのように始まったので、知らない所ですでに進行していた話なのかと思いました。
読み進めるにだんだん面白さが増してきて、「科学って面白いな」と思うようになります。
名称だけは聞きかじったことのあるさまざまな事象が、きちんと説明されていて、しかも小説なので非常にわかりやすく書かれています。
「お台場アイランドベイビー」とはまた違った趣がありますが、取り扱っている現象が非常に興味深いものが多くて、大変楽しんで読むことができました。