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紙の本

松尾氏の著書にハズレ無し!

2011/08/17 21:22

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

システム関係の部署にいた時期、様々な統計データを作ってくれと頼まれた。そのデータの集計条件を聞けば、だいたいその目的が見えてくる。まずは「結果ありき」であることがほとんどなのだ。

さて、本書でまず驚いたのは、世の中ではこんなにもいろんな統計が取られているのかということ。その数値をどう解釈するのかはそれぞれなのだけれど、自分の頭で考えることなく、「へぇ~、そうなんだぁ」と鵜呑みにするのはいかがなものかな、というのが著者が伝えたいことの一つだろう。
そのデータがどこから出されたモノか。統計データなんて、そのデータを提供した団体なりなんなりの意図が含まれていて、何かしらの誘導がなされていると考えた方がいい。最初に書いたとおり、「結果ありき」である場合が多いのだから。

彼の著書を読んでいくうちに、段々と私自身も懐疑主義になりつつあるようだ。
何かを目の前に出されたら、まずは自分の頭で「これは何だ?」というところから考えてみようということ。そうして食べられそうなら、咀嚼してみて、飲み込めなかったら吐き出す。飲み込めれば自分の中では消化できるモノだということになる。

現在、積極的に拒絶しない限り、情報はあらゆる方向から入ってくる。その情報をそのまま全部自分の中に取り込んでしまったら消化不良になるか、食中毒を起こしかねない。まずはそれが自分にとって有用か否かを判断しなければならないワケだ。有用かもしれないと思えば取り込む。取り込んでからもそれが本当に自分が納得いくモノかどうかを判断する。そうして、納得できればそれが自らの血となり肉となっていくのだろう。

この本は統計データを出発点として、そこから著者が日本の社会の様々なことにツッコミを入れている。それがまた読んでいて痛快。松尾氏の著書を読むと、いろんな角度でモノを眺められるような気がする。あぁ、そういう見方もあったかと気づかされることも少なくない。本書も例外ではない。今まで「当たり前」のことだと受け容れてしまっていた物事に対して、「あれっ?」と思わされる。そうして、自分にとってはどうなんだろうか・・・と考えはじめる。
うん、やはり面白い。
サクッと読めて、クスッと笑えて、アレッと首をかしげる。そんな一冊だ。

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2011/08/06 21:39

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2011/08/02 21:40

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2014/12/07 22:23

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