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不妊治療を行っている医療者として患者さんの気持ちを少しでも知りたくてこの本を読んだ。題名からして驚きだが、内容も詳細に書かれている。奥様へのおもいやり気持ちにはとても感動した。
身体的・精神的苦痛を伴い、人には話しづらい悩みを抱えながらのご夫婦での治療へのを頑張りがとてもよくわかった。
細かい精神的な変化が上手に表現されていて手に取るようにご夫婦様子が分かった。
無精子症の方に知識だけではなく勇気を与えてくれたのではないかと思う。無精子症の方だけでなく、不妊治療をしているすべてのご夫婦に読んでいただきたい本だと思った。
この本を読むことで、共感したり「私たちだけじゃないんだ!」と思うことで少しでも治療へのストレスが取り除けたら、と思う。
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男性不妊症を告白したユカイ君のエッセイ。
ブログを読んでいるので、大体想像通りの内容でした。
不妊症は女性だけに責任があるのではなく、男性にも原因があることをもっと知るべきだと思います。
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ダイヤモンド☆ユカイが赤裸裸に綴った、“無精子症”との闘い。その末に授かった娘への愛情。深刻なトーンではなく、彼らしい軽妙な語り口で語られていて、とても好感が持てる作品。病いについて告げられた直後の「ごきげんよう」の収録で向井亜紀さんの話しを聞くのがつらかった、というのが生々しく痛々しい。人生をポジティブに変えて行けるチカラを持った人だと思った。
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レッドウォーリアーズのことは、知っていましたが曲を聴いたこともありませんでした。最近、ちょくちょくとTVにでてはるので興味を持ちました。ロックンローラー的な生活から一転、子どもを作ろうと思ったら・・・・自分に能力がなかった・・・そりゃプライドもズタズタでしたでしょうなぁ・・
しかし、不妊治療って大変。よく聞きますが、ユカイご夫妻も大変な思いをされたようで・・・心身もそうだが、金銭的にも・・・
それでも子どもを望まれる方には、希望が持てる内容ですね
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ダイアモンド☆ユカイが
無精子症を告白し 体外受精で3人もの
お子さんを授かるという ノンフィクション。
「相手を思いやる気持ちを持たなければ、
夫婦でいることの必然性は失われてしまう。」
そのとおり!
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私の知るダイヤモンド☆ユカイ氏といえば、さんまさんの番組に出ているちょっとイタいキャラのロックシンガー。彼が伝説のロックシンガーだった時代は知らないし、女優の三浦理恵子さん(特命係長に出てる可愛い女優さん)が元妻だっていうのも最近知ったばかり。
ブログを覗くとギラッチ(男の欲望、またはその部位を指すと思われる)に翻弄されて今の奥さんにもよく怒られている。
今までモテまくって女優・モデル・アイドル等バラのように美しく棘のある女性に取り巻かれ、よくある火遊びのつもりが三浦さんとは本気→結婚、離婚、そして今のタンポポのような奥さまとの再婚に至ったユカイ氏。
そんな彼が無精子症と診断され、プライドをズタズタにされながらも奮闘し、かけがえのないものを手にするまでのお話があの独特の軽快さで語られる。
男性の100人にひとりが無精子症とは知らなかった。。
男性不妊には①造精機能障害②精路通過障害③性機能障害がある。
彼の場合は閉塞性無精子症で鼠径ヘルニアの手術の影響からか、うまく外に出ていかない精子を精巣生体検査をして取り出す方法を取ったそうだ。これがまた痛そう。。。
2009年時点で、体外受精の妊娠率は26.4 %、妊娠後の流産率は23.2%、ユカイさん夫婦もなかなか着床せず苦しんだそう。。
そういえば、母の入院中同室だった女性は自然な排卵がなく、22歳で結婚して以来不妊治療を続けたけど流産したりで、10年目にようやく授かったと双子の入ったお腹を本当に大事そうに撫でていた。
精子を取り出すのに15万円、精子の凍結保存に25万円、体外受精一回目40万円、二回目以降20万円…東京都の場合助成金制度を利用しても一回15万上限で年二回まで、通算5年度分までは申請できるらしいが負担の大きさが予想以上でびっくりした。
2度失敗して、評判の良いところを求め北九州のセントマザー産婦人科まではるばる向かうユカイさん夫婦。
また痛い精子採取をして…そうやって今かけがえのない娘さんを手にしたそう。
女性側では子宮内膜の厚さが大事だということも知らなかった。
親になったことで改めて自身のお父様に対しても感謝の念を抱いたという告白。タイトルのインパクトで読み始めただけだったけど、こんなに真摯に書かれたものだったとは。
奥さまの懐の大きさにはっとさせられます。
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121101朝日新聞
造精機能障害、精路通過障害、性機能障害。78
きっちりとした二人の将来像を。例:familyを子どもをつくる。69
精巣生検。金玉割って直接精子取り出す。 87
体外受精成功は20% 95 金銭的負担莫大 300
セントマザー産婦人科 北九州市 田中温あつし院長
父の愛情 149-50, 162, 170,
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広告で新刊「育爺。」が出ているのを知り、その前に以前から気になっていた本書を読むことに。「レッド・ウォーリアーズ」には、年代的にも音楽ジャンル的にもあまり興味はなかったけれど、最近ユカイさんがNHKの朝のラジオ番組でパーソナリティをしていて、その飄々とした自然な感じに好感を持っていたのだった。
この本はタレント本によくある語り口調で、いつもなら数ページも読めないところだが、何となく勢いであっという間に読んでしまった。ラジオの声になじんでいたからだろう。正直で飾らない感じがした。
四十過ぎて「家庭」を持とうとしたら、無精子症だと診断されたユカイさん。その前後の大波小波の人生を率直に語っている。不妊症の女性については当事者の思いを目にすることもあるけれど、男性は珍しい。子どもを持つことで変わっていく自分を受け入れていく柔軟さがいいなあと思った。
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軽妙な語り口ではあるが、本書内で著者自身も語っているように、ひどく悩んだだろうし、このように本としてカミングアウトすることにも抵抗はあっただろう。
男性であれ女性であれ子供がほしいのに出来なくて悩んでいる人は少なくないはず。
勇気を与えてくれる一冊。
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学生時代に、知り合ったばかりの美人の友達が「ロック大好き!特に、レッドウォーリアーズが好き!」と言って、私は全く聞くことのないジャンルのバンドながらも、「えー、こんなに知的で美人の人をとりこにする、バンドおよびヴォーカル(ユカイさん)って、すごいなー」という感想というか、印象しかなかった、ダイアモンド☆ユカイが、数年前からさんま御殿に出演し、何度かトークを聞く中で、風変わりだけどなんかオモシロイ人という印象に変わりました。
で、そのユカイさんが自堕落な日々ののち、大切な人に出会い、新しい家族を持ちたいと思った時には、実は治療なしでは子供ができない無精子病ということがわかり、、不妊治療の記録および感想がまとめられた1冊。
軽妙な話し言葉で綴られる本作は、気軽に読めるものの、内容としてはご夫婦の葛藤、苦悩、そして決意が語られている。ユカイさんご夫婦はめでたくもこの治療により、現在は3人の女の子に恵まれたものの、多くのご夫婦が不妊治療に取り組む今、この不妊治療記録本は老若男女問わず、多くの人におすすめしたい1冊。
ただし、タイトルは「タネナシ。」、著者は「ダイアモンド☆ユカイ」です。
電車内で読書派の私は、カバーなしでは読めませんでした(笑)。
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正直な文章に好感を覚えた。人気絶頂期の「テレビを眺めていて、この子、かわいいじゃんって思うでしょ。そうすると、いつの間にかベッドの上に横たわっているんだよ。自分でもわけがわからない。」wwwユカイさん
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赤裸々な内容を淡々とした語り口調にのせ、不覚にも涙が出てしまった。遊び人がつかんだ幸せに、心から良かったと思える内容