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成功したから幸せなのではなく、幸せだから成功する。
とポジティブ心理学の研究者は断言しています。
本書で紹介されている様々な実験結果を読むと、前向きな気持ちを持つことが人生にどれほど影響を及ぼすかが本当によくわかります。
【新刊】幸福優位7つの法則 ショーン・エイカー
http://yamatoiebakawa.blogspot.com/2011/10/06.html
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幸せは「成功に先行する」のであり、単なる「成功の結果」ではない。
平均的なものだけを学ぶなら、我々は平均的なレベルにとどまる。
「メディカルスクール症候群」>すべての病気にかかると突然思い込んでしまう。
我々の脳は行動や環境に応じて変化する。
もう変わらなくていいと信じることが幸せなのではない。自分は変われると思うことが幸せなのである。
診断を下す前にポジティブな気分になった医師は、普通の気分の医師に比べ、3倍も賢明で想像力がよく働き、19%も短い時間で正確な診断を下すことができる。楽観てきな営業マンは、悲観的な営業マンに比べて56%も営業成績がよい。
幸せなときには、自分の周りで起こっていることがたくさん目に入ってくるものだ。
経験、特に他の人と共有する経験にお金を使った場合は、価値のあるポジティブ感情が長続きする。
他人の為にお金を使うことも、その人の幸福度を高める。
利他的な行為をすると、ストレスが軽減され、精神の健康度が高まる。>ただし心理学的に有効であるためには、親切を意識的にやらなければならない。
「職場が楽しいと言うことが、何よりヴァージンの成功の秘訣です。」ブランソン
1つのネガティブな意見や経験や表現の悪影響を打ち消すのに、3倍量のポジティブな意見や経験や表現が必要。
日々の行動を自分の心がいかにとらえているかが、その行動自体よりも現実を決定する。
デッドライン」ではなく「ライフライン」
自分の仕事を、ほかの人が是非やりたいと応募してくるように書き表すとどうなるかを考える。
幸福の創造、幸福の構築>幸福は自分が作り出すものである。
従業員のやる気を失わせる一番手っ取り早い方法は、「その仕事はカネを稼ぐだけの意味しかない」と言うことだ。
仕事や生活の中に起きたいいことを、毎日リストアップする。
楽観的な説明スタイル。
「ものごとはたいてい、自分が思うほどには悪くない」というのが、基礎生理学に基づく事実なのである。
「小さな問題を見つけて解決する」という戦略がビジネスを繁栄させる。
「オプト・アウト」撤退の選択>初月無料
「望ましい」行動を、「最も抵抗の少ない道」にする。
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考えてみると、これまでの人生、
「○○ができたら、(ご褒美)がくる」というパターンで暮らしてきた。
勉強して、試験に受かったら、テレビ見て良い
ある仕事が片づいたら、ゆっくり休む... みたいな。
でも、そのたびに、新しい「何か」が起こって、結局は思ったほど遊べなかったり、リラックスできなかったりしている。
そう、成功の先に幸福があるのではなく、幸福があるから成功があるんだ、というこの本のコンセプトは、私にとってコペルニクス的転回!
読むにつれ、幸福感が増し、自分への自信がわいてくる、そんな気がした。
「抽象論」「根性論」ではなく、脳の特性をうまく使って(騙して?)小さなことを習慣づけていくというところに説得力があるし、
7つめの習慣、「ソーシャルへの投資」での、消防士訓練の話は感動的でさえある。
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幸せは、成功の結果ではなく、
人は幸せでポジティブな気分の時に成功する、と。
心理学と脳科学の最新の研究によって
明らかになった「成功」と「幸福」の関係について解説。
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■マインド
1.ハピネスアドバンテージ:人は、幸福感を味わいポジティブな感情が生じると、創造性や革新性が高まり、優れた成果を上げることができる。
2.テトリス効果:気に障ることや困った問題など、ネガティブな要素ばかり見つける人がいる。そうした人は、生活や仕事の中にポジティブな面を見いだせず、チャンスを見逃してしまう。
3.楽観的な営業マンは、悲観的な営業マンに比べて56%も営業成績が良い。
4.どんな些細な仕事でも、それを個人的な目標や価値観と結びつけることだ。そうすれば、仕事に大きな意味を持たせられ、それが天職だと思える。
5.チームの業績の良さは、メンバーが互いをどう思っているかということに影響される。
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タイトルの印象はうさんくさいが、中身はハーバードで講義しているれっきとした学問である「ポジティブ心理学」 成功したから幸せになるのではなく幸せであるから成功する、人間の脳はポジティブな気分の時に最もよく働くようにできている、という内容を心理学や脳科学の実験で実際に証明している。
まず初めに共感できたのが、「幸せ」の定義について。科学的に計測するために、幸せの構成要素を「喜び」「夢中になること」「意味を見出すこと」と定義するらしい。昔から「幸せになる」という言葉の使われ方にとても違和感があった。幸せは「感情」であって「状態」じゃないだろう、って。この定義はしっくりくる。
また、この本の最大の特徴は「幸福優位性」を科学的に証明している記述がふんだんにあること。例えば、ポジティブな意見や経験や表現の悪影響を打ち消すには、3倍(正確には2.9013倍)の量のポジティブな意見や表現が必要、だとか、ある会社のポジティブ対ネガティブ比は当初1.15対1.0しかなかったが、チームリーダーにポジディブなフィードバックとやりとりを心がけるよう指導したところ、3.56対1.0まであがり、生産性が飛躍的に高まり、業績が40%改善された、という例を紹介している。
さらにもう一つの共感ポイントは、「コントロール感覚」の記述。『仕事や人生において最も成功する人は心理学用語でいう「内的統制感」つまり自分自身の行動が結果に直接作用するという信念を持っている人』『仕事におけるコントロール感覚の、生産性・幸福度・健康などに影響を調べた研究によると、それらの影響は「その人がどれだけ実際にコントロールできるか」ではなく「どのくらいコントロールできると思っているか」に関係する』
このような考え方を独善的に捉えると、「自分はこんなにポジティブなのになぜあの人はあんなにネガティブなんだ、だからあの人はダメなんだ」というネガティブ思想に陥るし、そこまでいかなくとも「じゃあ目の前のネガティブな人をポジティブにするには?」という疑問が自然と沸いてくるが、それに対する本著の答えは「自分がポジティブに振舞えば、周りもポジティブになる」ということ。確かにシンプルにそう整理するのが一番。
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幸せは、成功の結果ではない。
人は幸せでポジティブな気分の時に成功する!
心理学と脳科学の最新の研究によって明らかになった「成功」と「幸福」の関係について解説されている。
ポジティブ心理学によると、成功と達成に関わる法則は次の7つ。
1.ハピネス・アドバンテージ:幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす
2.心のレバレッジ比:マインドセットを変えて仕事の成果を上げる
3.テトリス効果:可能性を最大化するために脳を鍛える
4.再起力:下降への勢いを利用して上昇に転じる
5.ゾロ・サークル:小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる
6.20秒ルール:変化へのバリアを最小化して悪い習慣を良い習慣に変える
7.ソーシャルへの投資:周囲からの支えを唯一最高の資産とする
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星10個付けたい程、役立った本
ここ2、3年で読んだ本の中で5本の指に入る
「影響力の武器」とよく似た役立ち感を感じる
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「努力すれば成功する。成功せれば幸せになれる」という図式は成り立たない。幸せは「成功に先行する」のであり、単なる「成功の結果」ではない。
という本書の主張は、自身の考え方を変えてくれた。
将来の不安や閉塞感から、やる前からあきらめてしまう「学習された無力感」が蔓延してきているように思う。
こんなときこそ、ポジティブ心理学はよりよい人生を送るきっかけを与えてくれる。
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すなわち、幸せは「成功に先行する」のであり、単なる「成功の結果」ではないP.6
テトリスばかりやっていると、どこを見てもテトリスの形が見え始めるように、彼ら税理士たちは毎日の税務監査で、マズいことを探す習慣が身に付いてしまうP.131
彼らは意図せず、犬たちに「無力感」を教え込んだのである。犬たちは、最初の条件付けによって、ベルが鳴ったら必ずショックがくる、何をしても避けられないということを学習した。P.164
ここで重要なことは、どちらの反事実も完全な仮定だということである。自分の頭の中で創り出したものでしかない。だから私たちはどんな状況においても、自分はみじめではなく幸運だと思えるような反事実を選択することができる。P.174
「説明スタイル(起きた出来事の本質をどのように説明するか)」が、幸福度や将来の成功に決定的な影響を与えるということが実証された。P.176
受け身のレジャーが楽しくて夢中になれるのは、およそ最初の30分にすぎないという。その後はエネルギーを吸い取られるばかりで、心理学者が呼ぶところの「心理的エントロピー」、つまりキャシーが経験したような無気力で無感動な状態が生じる。P.221
私はこれを「20秒ルール」と呼ぶ。変化のための障壁をわずか20秒下げただけで、新しい生活習慣をつくることができた。(略)取り入れたいと思う習慣の「活性化エネルギー」を下げ、避けたいと思う習慣の「活性化エネルギー」を上げればいいのである。P.230
資産運用コンサルタントは、株のポートフォリオを発展させる確実な方法は、配当を再投資し続けることであるという。人間関係のポートフォリオも同じである。新しい関係に投資する必要があるだけでなく、現在の関係にも再投資し続けなければ行けない。P.272
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-11133487679.html
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成功はポジティブ思考から生まれる。その逆ではない。言葉で言うのは容易いが、ポジティブ感情を常に維持するのは難しい気がします。
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ポジティブだから成功するのではなく,ポジティブだから成功するのであるという,ポジティブシンキングの啓発書。
日常のなかでも楽しいことに注目することにより,すべてがうまく回りだすということ。簡単に言うとそれだけなのだが,非常に多面的に分析をしており,それぞれに非常に大きな説得力がある。
こういう気持ちで人生を送りたいものである!
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今まで読んだ自己啓発本の中では一番良かった。
この本が自己啓発というジャンルに入るかどうかわかんないけど。
単なる精神論じゃなくて、科学的に証明しているところ(内容が真実だとして)が他の自己啓発本と違うところ。
もう、どこを引用していいかわからないくらい全内容が素晴らしい。
この本1600円って安すぎるな。
著者いわく、「努力すれば成功する。成功すれば幸せになる。」という図式はなりたたない。
「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。
じゃあ、どうやったら幸福を優位にできるかっていう事を7つの法則に分けて説明してます。
普通に読み物としてもおもしろい。
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ポジティブ心理学。仕事でいえば幸福感に注目することが業績を高める。モチベーションを下げる上司は不利益をもたらす。幸福優位性に投資する。人間関係の絆がストレスを和らげてくれる。上質のつながり。