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最新の新聞コラム集を見ているよう。
最新企業と法の承認のいざこざ。
官僚や裁判官ってたいへんね。
自分の世界しか経験してないくせに、
新しいものを判断しなくちゃいけないなんて。
法って何?
少なくても目的じゃない。
今、人に何が提供されているか。
既存ではなく今を見る。
そして私は何を提供したいか。
1票の格差。議員制だと、投票人数が少ない田舎の方が通りやすい。
そして席数がかせげる。
田舎=年寄り多い。投票率も年寄りが高い。→年寄り向けの施策に。
もっともらしい理由を疑う。
東電代替事業がないので潰れたら困る→国民が負担
地震で大変なことが起きてしまった。
決定して行く立場の人は状況がどう見えているんだろう。
どういう世界で、これからどういう世界にしたいとているんだんだろう。
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会社の読書感想文の図書課題w
とはいえ、副社長が読めといった本だけあって面白い。
とにかく早く読んだほうがいいと思う。
日本の閉塞感の正体というかなにか得体のしれない何かが覆っていたものをかなり解き明かしてくれていると思う。
そして、終章には著者の10の解毒剤というなの提言がある。
その中でも「おしんルールの創造」という日本人のハングリー精神を培うための提言が自分も激しく同意した次第である。
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確か、ライフネット岩瀬さんがぶっくレビューを書いてたので読んでみた。
柔軟な発想の持ち方!みたいなやわらかいハウツー本を想起させるタイトルだけど、実際は法律と世の中の常識を照らしあわせながら、日本を変えていくための提言書みたいな感じ。
内容は簡単ではないが、非常に勉強になる。
買おうかな。。
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流し読み。まったくGoogle関係無かったっす。きっといいこと書いてあるんだろうけど、ちょっと難しめ。今じゃないかな?わたしにとって。
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【日本=「新興衰退国(Newly Declining Country)】
・高い労働コスト
・過剰規制、既得権保護
・起業家精神の萎縮
・産業競争力の低下
・財政悪化
・鎖国政策
・政治の低迷
・少子高齢化、内需低迷
・ソフトワーク好き
Google「許可をもらうより謝るほうが楽だ」p23
正面突破戦略 p35
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変えたければ挑戦せよ
ただし、挑戦には常に勇気と覚悟、何よりも準備が必要である
新しいことをすると必ず既得権益にぶつかる。
対抗すると必ずたたかれる。
これは世の常であり、全ての現象は新機軸をやろうとする者と既得権保持者の戦いに本質があり、この戦いはかなりダーティーだ
しかし、やらなければならない。
批判だけでは何も生まない。
あなたは周りの心に火を焚きつけるどんな夢を語れるだろうか。
可能性に限界や天井はない。もしあるとすればそれはあなたの心の中。
生き方次第で、夢は、くるっと周り、現実のものとなる。
批判、評論ばかりしていても何も変わりません。
世界を変えたければ、あなたが変わらなければならないのです。
【グーグルの場合】
例えば、新しいビジネスが法的にグレーゾーンに落ちる場合どうするか?
⇒日本の上場企業経営者のほとんどは事業計画を断念する。
だが、グーグルは違う。
グーグルのサービスには、その開始時から違法性が予想されたサービスがいくつもある
・ネット検索サービス:著作権侵害
・グーグルアース、ストリートビュー:プライバシー侵害
グーグル法務担当副社長 Kent Walkerは言う。
「グーグルはある程度のリスクを喜んでとる。この姿勢は確立した法分野に当てはまらないサービスを生み出す、挑戦する新興企業である以上、欠かせない。」
「新しいサービスは偶発的なものを含め、世界のどこかで常に一部の法的リスクを抱える。グーグルは、ユーザーの利便性とリスクを秤にかけ挑戦する。裁判所は常識を踏まえ、「これは必要な新サービスだ」と判断してきた。」
例えば、飛行機はどうだろうか?
飛行機誕生間もないころのアメリカ。
上空を通過する飛行機が財産権を侵す違法侵入だと主張する者が現れ訴訟になった。
裁判の結果は、今の世界を見れば明らかだ。
⇒要するに必要なのは正面突破戦略
正面突破戦略とは、新サービスが社会の要請に応えるものとの確信を胸に挑戦し、利用者からの支持や法定闘争などを通じて法的課題を克服していく作業。
再びグーグルの例に戻ると・・・
図書館に所蔵された膨大な書籍データ。どの本に何が書かれているのかが分かればこれほど素晴らしいことはない。技術的にこれが可能な以上、このサービスに取り組むことこそ、企業理念である「世界中の情報を体系化し、どこからでもアクセス可能なものにする」という使命にも適う。著作権者にいちいち了承をとっているとコストが掛かる上、所在不明でそもそも了承がとれないこともあるので、新サービスが人類にとって有益である以上は、もしクレームがあればその都度対応(その書籍をサービスから除外する)すればよい。
と考えるのが正面突破戦略
技術や社会環境の変化が激しい現在、ルールが追いついていくことは至難の業。
そのようなときに、「フェアなこと」「正しいこと」「社会にとって素晴らしいこと」までも違法とされてしまうこともある。
そ��な場合新たな法が登場するまで待つのか? 自ら闘争し、権利を勝ち取るのか?
⇒この課題に対してイェーリングは何と答えているか?
経済ルールは与えられるものではない。社会の期待にこたえようとする企業人や法律家が政治へのロビイング活動や正面突破戦略、法廷闘争を通じ自ら創り出すものである。
また、重要なのは、盲目的にコンプライアンスを信じることではない
「社会の要請に応える」ことをコンプライアンスの目標に掲げることこそが重要なのである
社会的要請は、法令を出発点とし、法令の趣旨・目的と基本的な解釈を自分の頭で理解することによって把握するものである(郷原信郎)
法的懸念を含む事業に挑むかどうかの判断に迷った際、企業家が最初にすべきこと は、法令違反かどうかを法律家に聞くことではなく、チャレンジに対する「社会の共感」がどの程度なのかをまず頭に浮かべることである。
つまり、チャレンジに対する社会からの拍手と、これを阻む障害としての現行法令からのリスクを勘案し、最終判断を下すという発想が大事なのである。
そのうえで、新事業は社会にとって良いことであることを用意周到に準備のうえ、真摯な態度で理を尽くして裁判官に説明、共感を得なければならない。
経済関連法の場合には誰かが抜け駆けし、そのことを契機に「社会によきことを禁止していた悪法」が浮き彫りになり、違法行為の追従者が増え、ルールが事実上、見直されないとも限らない。
すなわち、場合によっては謀反人の登場が現状打破への契機となる可能性を持つ。
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★徳富蘆花、講演『謀反論』
「自ら謀反人となるを恐れてはならぬ。新しいものは常に謀反である。」
★高井信夫法律事務所・経営法務情報2007年新録号
「謀反」もビジネスの世界に引き寄せて考えれば、新たなビジネスモデルを構築するにあたって不可欠な、現状に甘んじることない大いなる挑戦魂の比喩的表現である。
ドラッカーは、「企業は“賭け”である。・・・あらゆる事業のもくろみは暗闇の中への飛躍であり、勇気と信念を必要とする行為である。」といった。
時代の進化や価値観の変容とともに、かつての「正義」がいつの間にか「不正義」に堕落していることもあり得る。
その状態を黙認せず、誠実かつ真摯に自らの正義感を訴え、世間を説得し、新たな正義をうちたてようとする姿勢こそ、多くの社会的支持を獲得する。
未来社会を支える若い人たちは、信念を以って新しい価値観を社会に問う際には、用意周到な準備と勝負に出たら一気に突き抜けるだけの真摯な覚悟と誠実な説得力が必要であることを深く胸に刻んでほしい。
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以上が、本書で印象的だった内容。
戦略法務、事業創造法務とは何か。
革新の旗手のサポーターとして、彼らが進む茨の道を整え、社会、裁判所に自らの正当性を訴える。
イノベーターの最大の理解者となり、大きな目標をともに達成する、自己が信じる正義を実現する。社会を革新する。世界に変化をもたらす。
それが戦略法務、事業創造法���を担う法務マンがすべき仕事なのだろう。
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昨今世間を賑わせている法的諸問題(東電処理、日教組vsプリンスホテル事件、1票問題、社外取締役強制設置制度など)について、裏話込みで書かれた本。やや極端だと思う部分がなくはないが、興味深かった。一読の価値あり。
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イノベーションを生み出すやる気システムの構造ということで、
現在の日本の現状、イノベーションが生まれやすいシステムとはどんなシステムなのかといったことに対して、法律に対する挑戦、法律体系の在り方というところから解を探り、しるした本。
思った以上に法律よりの本であったがなかなかおもしろかった。
ただタイトルは過剰表現であると思った。
既得権益にまみれた現在の社会を変えるために規制緩和など。
規制はあるものではなく、官僚がつくったものであり、
時勢に合わせてチャレンジし、変えていくべきもの。
欧州のようなまとめられた法体系ではなく、
アメリカのように個別の裁判事例をもとにルールが作られていく社会の方が望ましいことをといている。
法はお上から与えられているものではなく、チャレンジしていくべきものであると。
グーグルのストリートビューやグーグルブックス、ユーチューブなどもまさに著作権や個人情報とぎりぎりのところであり、チャレンジでありながらも、ビジョンに向かって乗り越えてきた。
著者が提案する日本の解毒剤10案
①整理解雇の規制緩和 解雇が中々できず流動性が不足しているために企業が怠慢し、競争力にかけうる。身分による既得権益が生まれてしまっている。
②コンプライアンス委員会の廃止 悪いことをしないというネガティブな教えではなく、よいことをもっとしたいと思えるようにすることがより大事という思想。法ありきではなく、正しいこと、社会に役立つことが上にあり、その下に法令があるもの。
③フェアユース制の導入 していいことを官僚、法律があらかじめ決めるのではなく、民間人がそう思うことを軸に整理していく制度。
④ネット選挙の解禁 そのまま。投票率向上のため
⑤投票価値の格差解消 そのまま。
⑥おしんルールをつくる 「おしん状態」=必死になる環境を創ること ハングリー精神を産みつけること。シンガポールは何もない国だが必死に活動し、今の地位を手に入れた。
⑦財界タイガーマスクは素顔で行動する。社会貢献、企業家が変革をできていない。雇用創出で企業家は立派な社会貢献をしているが、多額の寄付をしている人も少なくない。もっと公表し、高く評価され、周りにそういう意識を波及させていくべき。
⑧競争市場格差の意味を教える、
⑨自分の脳みそで徹底的に考える
⑩壮大な夢を語る 希望は人を元気にする。
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ようやく読み終わった!IT系の本かと思ったら、法律っぽい本だった。この本ど真ん中の問題の渦中にいるような私にとって真新しい発見はなかったけれど、ちゃんと事実に即してまとめ上げるのは大変だと思うし、よくまとまっているので、頭を整理するのに良いと思う。
最終章できちんと課題に対する対応策を提示しているのもすばらしいと思ったが、予想される反論に論理で反論しているので、なんとなく机上の空論ぽく見えるのがもったいない!
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変革者たちの思考回路とは?
→社会の仕組みやルールは不変ではないため、ルールの妥当性を常に問い、これを主体的に見直していく、つまりルールを創り具体的な行動を起こす必要がある
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コンプライアンスってやかましく思えるかもしれないけど実はこういうことなんだぜ、と、法曹の専門家の発言もたくさん引用して、それを噛み砕いて小気味よく説明してくれます。多くの方に読んでいただきたいです。
しかし、タイトルから受ける印象とだいぶ異なります…。たしかに要約すると「Googleのように脳みそを使おうよ」になるので合ってるのですが。
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この本のタイトルの名前に期待し過ぎて拍子抜けしたためにこの評価。
「閉塞している日本社会へ、Googleからの提言」
こんな感じのタイトルだったら、四ツ星でした(笑)
もう暫くかかるかもだけど、「正面突破」を試みようとする若者、そしてそれを見守れる大人が増えると思ってますので、個人的にはあまり悲観していません。
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Googleと日本企業の差について法体系の違いからくる展開のスピードに考察している項が一番興味深い箇所となる書籍です。
それ以外の東電やJALについては、他の書籍の方がより内容について深みを感じました。シンガポールの政府としての取組みの紹介も参考となりました。
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内容は、今を鋭くえぐるもの。
停滞している日本を アメリカ、中国、インドなどと比べながら、様々な視点から警鐘鳴らす。
高齢化で安全第一の日本がこれからどうすればいいのかを企業の視点で解説してある。
全部は読みきれず、Googleが取り上げられている前半と ポイントだけを読んだ。
2012/1/10 予約 5/30 借りる。6/16 読み始める。 6/20 読めるところまで読んだ。
内容 :
イノベーションを生み出す「やる気システム」の構造とは?
日本社会に元気を呼び戻すマインドやルール、仕組み作りに向けた基本的な視点を探り、具体策を示す。
閉塞感を打ち破る企業家のバイブル。
著者 :
1961年香川県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修了。
日本経済新聞社編集委員(証券部兼政治部)。
著書に「弁護士カルテル」「知財戦争」「乗っ取り屋と用心棒」など。