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〈ブリジャートンシリーズ〉四人の作家の短編。
あるお屋敷での晩餐会で主催者のルビーのブレスレットが盗まれた。
そこに居合わせた8人(4カップル)のロマンス。それぞれの登場人物たちが微妙にかかわり合ってる上に同じ時期のお話だから 前後するものもあるけれどユーモアもありつつ下世話なゴシップは いつの時代もご夫人達の得意技なのである。面白かった。
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ロマンス小説としては王道のストーリー展開ではないでしょうか。
人気作家さんばかりで、さくさく読ませてくれます。
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レディ・ホイッスルダウンを冠するアンソロジー第二弾。全体的にいうと第一弾の方が好きかな。一作目ジュリア・クインの「ファースト・キス」が一番好き。
持参金つき伯爵令嬢×亡くなった兄の友人の男爵子息(ファースト・キス/ジュリア・クイン)
三十歳の誕生日を間近に控えたコンパニオン×父に結婚を急かされている放蕩者の伯爵子息(最後の誘惑/ミア・ライアン)
両親から魅力がないと思われている男爵令嬢×兄の死で爵位を得た放蕩者の伯爵(最高の組み合わせ/スーザン・イーノック)
十二年間別居中の子爵夫妻(かけがえのないあなた/カレン・ホーキンス)
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ホイッスルダウンのアンソロジー2作目で4作家。さらっと読んで楽しんで終わり。
クイン・持参金つき伯爵令嬢と貧乏な男爵次男
ライアン・ベストヒロイン賞をあげたい。30歳のコンパニオン嬢と結婚から逃げてる伯爵跡継ぎ。1本だけ短編だが私は一番好き。この話だけ4★あげたい。
イーノック・さえない男爵令嬢ともてる伯爵。両想いならさっさとくっつけよな。結婚前に処女を奪うから放蕩者なんだよ。
ホーキンス・12年も別れていて両想いと言われてもなぁ。意地っ張りペアの仲直りまでの話。
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レディ・ホイッスルダウンシリーズ、2作目(完)。
1作目の「レディ・ホイッスルダウンの贈り物」を未読でも、楽しめる内容でした。今回も4人の作家によって描かれる恋物語4作品が、同じ時間軸でリンクしている短編集です。個人的には、前作より面白かったと感じました。
やっぱりジュリア・クインの作品は好きだな~と思いました。
伯爵令嬢(莫大な花嫁持参金付きと噂)のティリーは社交界の人気者。彼女の亡くなった兄の親友(戦友)で男爵子息(次男)のピーターは、彼女に惹かれるものを感じますが、元々身分不相応だとあきらめています。それでも、亡き親友と交わした「どちらか片方の身に何かがおきたときは、もう片方が相手の妹の幸せを見守る。」という約束を果たそうと、彼女の花婿候補たちに目を光らせます。
ティリーの素直さと、ピーターの高潔さが、光る作品でした。ヒロインのパパ、ママも素敵な人物で、読後感が良かったです。
ミア・ライアンの作品も、かなり面白かったです。今回は、ジュリア・クインの作品と、甲乙つけがたい位、好きだと感じた物語でした。
両親を亡くした後、親戚の男爵未亡人(レディ・ニーリー)の話し相手を職業としている30歳ヒロインのイザベラ。彼女には実は、隠れた才能があり、男爵未亡人が開く社交界でも人気のパーティの企画は、全て彼女が考えたものでした。
そんな時、レディ・ニーリーの口利きによって、35歳で結婚願望無しの伯爵アンソニーのパーティの企画をすることになって、2人は出会います。
アンソニーは、彼女の発想の豊かさや、頭の回転の速さに心惹かれますが、かなりの身分差がある為に、イザベラは身を引きます。
こちらの話も、レディ・ニーリーが人情に厚かったり、アンソニーのお父様が、世間体よりも大切なものを知っている人だったりと、周囲の人に恵まれていて、読後感が良かったです。
<<好きな物語順>>
最後の誘惑 [著]ミア・ライアン
ファースト・キス [著]ジュリア・クイン
最高の組み合わせ [著]スーザン・イーノック
かけがえのないあなた [著]カレン・ホーキンス