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真綾さん初のエッセイ集の文庫化です。
元々CDサイズで331ページ(真綾さんの誕生日)、
税抜き価格1980円(真綾さんの生まれ年)で
出ていたものですが、文庫になると意外と
分厚くない本になっててビックリでしたね。
紙質などは単行本版に近く、文庫はお手軽という
お得感はあってもあまり物足りない感じはないです。
ご結婚のニュースを聞いたときには驚きました!
それを踏まえて読むと、おおおこれは…的なところも
ありましたね。
最たるものは初恋の方についてのところに
「今もっと大事な人がいても…」的な文があったところとか。
私も真綾さんと同じA型なこともあって、考え方とかに
共感する部分もありましたね。
今の貫禄のある真綾さんしか知らない方には結構新鮮に映る
部分もありそうですが、歌手デビューの頃、もしくはそれ以前
から知ってる方には、どうしてどんどん輝いていってるのかが
解ってホロリとする部分もあるんでないかな、と思います。
上記の通りご結婚されたことを踏まえると、「潤い」も
とても大きい気がしますね(笑)♪
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from everywhereの道はここから、ずっと繋がっていたんだ。
と、すとんと理解しました。
真綾ちゃんの言葉は過去から現在に至るまで、繊細で瑞々しくて、
本という宇宙の中でちらりと輝く星を眺めているような気になります。
一人でありたいという願望と、沢山の人に守られている自覚を
まるごと受け止めている坂本真綾の大きさを垣間見ました。
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最近、結婚されたと聞いて。舞台をやっていたり歌を唄っていたり声優さんだったり、何となく「遠くの人」という感じがしていたけれど妙に親近感がわいた。あと、本によくある紐のしおりが付いているのだけと、この本(出版社?)のはりぼんみたいでかわいいかった。
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存在を知ったときにはもう販売してなかったので、文庫化がとても嬉しい。
ちょっと、夏休み最後の最後でへこんで情緒不安定だったのですが、あたたかく入ってくる言葉に助けられました。海を見に行くところが特に好きです。これからもきっと、「from everywhere」とともに、折に触れて読むと思う。
ああ、あと、ご結婚おめでとうございます。他人の分際で図々しいですが、真綾さんらしいタイミングだと思います。益々のご活躍をお祈りします!
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webでの連載の抜粋+α。文庫版あとがきに共感できるところ多数。こまどり時代の話がおもしろいです。ファンは必読です。
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一区切り読み終えるたびに、さわやかな気持ちになれた。真綾さんの声のように、透き通って、素直な言葉で綴られてた。
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あああの頃はこう考えていたのか、こうだったのかあ…と
思い出して、曲を聴いて
あらためて真綾姫に出会えた事に幸福をかみしめながら読んだ本です。
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非常に素直な文章ではある。
みずみずしいと思わないでもないが、
何よりもファンの方が読むべきものです。
偶像化された人こそ、こういった文章は意味があります。
本人の無防備さが、声優という立ち位置を
はからずも明らかにしていると思います。
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大好きな真綾さんの魅力がたっぷり詰まっていて、読んだ後、自分も頑張ろうと前向きになれる本。
苦しかったこと、笑っちゃうようなことなど、共感できるところもあってそれがまた嬉しい!
曲についての解釈も書かれていて、より真綾さんの音楽を楽しめる素敵な一冊。
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真綾さんのエッセイを読んだのは今年から。
エッセイを読んでから真綾さんがいままで以上に好きになった。
小さい頃、NHKの宇宙飛行士のうた、で初めて坂本真綾を知って、
私の中の真綾さんはずっと歌手の坂本真綾だった。
それから、声優も女優もこなすことをしって、この人の多彩さに憧れた。
このひとの歌声や歌詞が昔から好きだったけれど、
歌よりも、演技よりも、この人の人間性がいちばんすきなのだ、と彼女の書く文章をよむとかんじる。
だから、歌も、演技も好きになる。
認められたい、とおねがいごとに書いた七夕。
悔しさをばねに強くなる心。
負けず嫌い。
私自身の負けず嫌いで頑固なところは嫌いなところのはずなのに、
こうして真綾さんと似ているところを見つけてしまうと、
なんだか無性に嬉しくなる。
女性として綺麗で、でもかっこいい。
年々きれいになっていく真綾さんを見て、女の美しさは若さじゃない!って思える。
すべてが今の坂本真綾につながっているんだな、と思えるエッセイでした。
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遠くまで来たけれど、
いつか見た地平線で感じたように、
全てはつながっている。
児童劇団、初恋、音楽、舞台、ひとり旅──。紡がれた言葉のひと粒ひと粒までが瑞々しくきらめく、珠玉のファーストエッセイ集。現在、そして未来へとつながる坂本真綾の足あと。新たに文庫版あとがきを書き下ろしで収録。
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すごく美人で聡明な坂本真綾。
しかし実際、エッセイを読んでみるとすごく素朴で純粋な人だなぁと思った。
一方すごく気が強く、芯が通った人でもあると思う。
この本は彼女が20前半の時からの短編エッセイなどを集めた本なのだが昔から書いてあること、気持ちにブレがない。
レ・ミゼのお話、一週間ロンドンでホームステイしたお話、泣きそうになった。
素晴らしい歌を歌う坂本真綾は作中にも書いてある通り、「自分と向き合うために自分のために歌っている」のだそうだ。
彼女みたいに才能に溢れていても傲慢にならず、自分探しを常にし続け、迷いながらこうして過ごしているんだろうなぁと思った。
マイナスな面にシンクロするわけではなく、彼女の歌を聴いてていつも思う、「そのままの素朴な自分を愛す」ことを改めて思う。
ますます彼女が大好きになった。
こんな素敵な女性になりたいなぁと思う。
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より、「坂本真綾」という人間を好きになれる、愛おしく思える一冊でした。
心にすっと馴染むことばを、じょうずに紡げる人だなと思います。永遠の憧れです。
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真綾さんの言葉のひとつひとつが、丸い丁寧な小石のようでした。辛かったこと、嬉しかったこと、どんな内容でもすっと心に入ってきて、やさしく私を撫でる。そして心を揺さぶって、涙が出たり、暖かくなったり。
こんなに、心震えるエッセイは初めてです。
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何年か前の話ですが、毎週日曜深夜は『I.D. night flight』というラジオ番組を楽しみにしていました。で、そのパーソナリティがこのエッセイの著者、坂本真綾さん。ちょっとクールでさっぱりしてて、でもどこかに温かみのあるトークが大好きで。歌手としての顔(これが彼女の本職だと思っています)もある真綾さんの歌も、やっぱり好きで。そしてこの度、というか今さら、そんな彼女の文章に触れたのですがこれがまたすうっと染み込んでくるんですよ。クスッと笑えて、じんわりと温かくなって。なんとなく元気になれる1冊でした。