紙の本
安定の激甘
2017/07/03 17:25
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投稿者:MEG - この投稿者のレビュー一覧を見る
新婚でラブラブなのに、あの寸止めには毎回笑える。
気の毒を通り越して、もはやお約束のコント!
聖者の祝福(呪い?)で二人の仲がビミョーになっても、結局はベタ甘な最後で終わるんですねぇ……。
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短編集です。今回もイチャイチャしてます。
<ダイヤモンドは淑女の親友>
レディ・ドーラからもらった、レッドダイヤモンドの指輪にまつわるお話。
指輪のせいとはいえ、ウイリアムを嫌いと言うジュリエットが新鮮です。
ウイリアムのご先祖様もウイリアムを渋くした感じですが、息子と同じ年の妻に恋して、でも周りの噂を鵜呑みにして、ガストニアへの気持ちを抑えていたところは、切ない感じがしました。
<キスと薔薇の日々>
胸に付いた茨の傷が元で、聖カノンの守護を受けてしまって、ムラムラ伯爵が真面目な伯爵になっちゃったお話。
ウイリアムが真面目になってしまって、物足りなさを感じたジュリエットが、がんばってウイリアムを誘惑しようとしてるのが面白かったです。
<悪魔のレシピ>
かなり短い短編なんで、可もなく不可もなくってところでしょうか。
イチャイチャだけで終わったお話です。
<これはかぼちゃ王国の鍵>
この短編集の中では一番好きかも。
実家のあるハーツランドの芸人から父親の話を聞いてホームシックにかかってしまったジュリエットをなぐさめようと、ウイリアムが奮闘してます。
バルバロッサによって、過去のハーツランドに飛ばされたウイリアムですが、小さなジュリエットやその家族に混じって、なんか充実してます。
帰るときに現れた、人間仕様のバルバロッサが、今後も本編で出てくるのか、ちょっと楽しみです。
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スピンオフ短編集。
1巻と2巻の間の空白を埋めるものとか・・知ってたら2巻の前に読んだようなものとか(いきなり回想シーンと一緒に登場したジュリエットの指輪の謎とか)
相変わらず糖度高めですが、それはそれで割り切るとして、前シリーズのときも思ったけれど、中世英国をモデルにしてるみたいで、騎士の習慣とか領地制度とか英国民謡(マザーグース)とか、かなりきっちり世界観を作ってるんだなーと思い、もう少し作品に上手く反映されればいいのに・・・と思ってしまった。まあそれが確かに最優先事項ではないのだけど。(優先事項は糖度だから)
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短編集。
ジュリエットがいつもはめている指輪を手に入れた時のエピソードを含む。
やはり、このシリーズのおもしろさは、困難な状況に陥っても、かえってそれを楽しんでしまうくらいの能天気さにあると思う。
二人のいちゃいちゃは最強。
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「悪婿」シリーズの短編集。
ダイヤモンドは淑女の親友
キスと薔薇の日々
悪魔のレシピ
これはかぼちゃ王国の鍵
以上の4編が収録されています。
この短編集から挿絵担当がCielさんに替わりました。美形がたくさん出てきます。以前よりイラストがキラキラしてます。
本編が王宮編に入る前の短編集なのでどれも甘々な展開です。シリアスな部分もありますがちょこっとです。初代悪魔伯爵とレディ・ポムグラニットとの最初の関係ぐらいでしょうか。「キスと薔薇の日々」などは砂吐くぞ!ってぐらい甘いです(笑)「これはかぼちゃ王国の鍵」はウイリアムファンにはたまらない話かと。ちびジュリエットも可愛いです。ジュリエットの家族たちの賑やかさとか温かさも良い感じです。和みます。
怒涛の王宮編に入る前のひと休みの巻。楽しく読めました。