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舞台は信長、秀吉のそれぞれの父である織田信秀と中村弥右衛門の時代の尾張中村郷。安祥城の合戦、小豆坂の合戦の描写は素晴らしかった。歴史的な資料が少ないはずなのに、ここまで詳細に描けるのはすごい。秀吉の父、弥右衛門が持つ新兵器も意外で、新鮮で、まさか?とも思ったが、歴史資料的にはあり得なくない事も知った。ラストの竹阿弥の件は衝撃的だったな。
しっかりした歴史資料と綿密な調査に裏付けられた、すばらしいエンターテーメント作品でした。
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最近図書館から本を借りることと蔵書を整理するのにはまっている。
前者は冒険的な借り方をしても(てきとーに選んで借りても)買うのに比べれば遥かにダメージが小さい。
太閤のレガリアは昔読みたいなと思ってメモしておいたのだが、メモがそのままになっていてそのメモを最近発見したので近隣の図書館で借りてきた。
太閤の名の通り、信長・秀吉時代の裏歴史(実はこんな秘密がっ。。。)になっているようで歴史小説ご無沙汰の私としては少し楽しみ。割と読み応えのありそうな厚さだが(いろいろ他に借りていることでもあるし)返却日までに読み終えられるだろうか。。。
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慶長3年8月18日(旧暦)、稀代の”人たらし”豊臣秀吉は伏見城で永眠した。本書は、彼の立身出世に焦点を当てた訳ではなく、父親について思いをはせるひとりの人間としての秀吉について描かれている。信長が、何故あれほどまでに彼を重用したのか・・・?そこに隠された真実とは何なのか・・・?今年は、大阪夏の陣から400年目って、知っていましたか?
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歴史の授業などでは習わない武将が続出するので、読む側に多少の知識が求められる。
頑張って最後まで読むと感動。