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「前へ」明治大学ラグビー部受け継がれゆく北島忠治の魂 みんなのレビュー
- 明治大学ラグビー部 (著)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:カンゼン
- 発行年月:2011.11
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紙の本
結局、北島監督の良さは若い者にはわからないということか
2012/09/20 19:24
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投稿者:bookworm - この投稿者のレビュー一覧を見る
北島監督の自伝およびラグビー理論3部
関係する人々のインタビュー2部
上記からなる5部構成
北島監督の自伝はまず面白い。正直ラガーマンの北島忠治よりも終戦後、何もないところから八幡山の横で畑を作りラガーマンの胃袋を支え、青山女子学習院跡地への東京ラグビー場(後の秩父宮ラグビー場)の建設に尽力し、日本ラグビーをいかに支えたかに胸を打たれる。
そして前へ。北島監督の言葉で一番印象に残るのは「突進してつぶされないために毎日毎日、己を鍛え突破力に磨きをかけるんだ。そんなことをしなくても、ステップひとるも覚えれば、楽に相手をかわせるかもしれない。・・・何度も何度もつぶされてははい上がり、またつぶされて立ち上がる。そんなことの繰り返しでも、確実に一歩、ゴールに近づけばそれでいい。かわすことより、つらい道のりかもしれないが、ゴールへのもっとも近い道のりなのだ(一部評価者が意訳)」
結局北島監督は勝負よりもラガーマンの人間形成にこだわっていたことがうかがい知れる。
一方で多く寄せられたインタビューは退屈である。なぜなら数々の有名選手がインタビューされているが北島監督とのエピソードはコピーペーストのようにバリエーションがない。明治の有名選手も北島監督と接することを非常に臆し、結果として「・・・と声をかけてもらった」的な話にはなっているが、北島監督の良さを伝える内容にはなっていない。これはつまらないインタビューを思い切ってボツにすることができなかった構成の失敗。
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