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テーマは面白いのに何でこんなに難しく書くか。
筆者の理解レベルが低いのかと思えば、後書きではかなり噛み砕けた良い文章。
日本の科学者の弱点、悪い意味でオタクなところ、知ってることを全部書かないときがすまない、自分の知を吐き出すことに快感を感じて人に伝えることを重視していない。
仕分けの愚に怯えぬよう、サイエンスライターのテクニックを盗んで欲しい。
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私には難し過ぎて歯が立ちません。一般受けすることを狙ったタイトルをつけたのだろうと思いますが、もう少し中身をタイトルに近づける努力をしたほうがいいと思います。これでは同業人にむけて発表した研究発表論文です。学術論文としての評価は、その能力がないのでできませんが、市販書籍としては★★です。
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無理な動きは怪我のもとであると同時に、美しさがない。
これって、素人もトップアスリートも同じこと。
なるほど、ある意味素人の方が気をつけないと怪我しますね。よく聞く話ですが。
本自体は、多少でも理論的に運動について調べた経験がないとちょっと難解です。かなり学術書よりかな・・・。
気になったポイント
・肩+肘など、人間の関節に多い二重振り子構造の動きの複雑さと、「スィートスポット」の少なさ
・身体運動の速さと正確さのトレードオフ
・初心者と熟練者の身体運動の大きな違いは再現性
・いわゆる運動神経の良い人間ほど、熟練者の動きのポイントを押さえたコピーが上手(→これができないから動きを分かるように説明してほしいのだけれど、分からない人に分かるように説明できる熟練者って意外に少ない)
・陸上のトップアスリートの走り方はナンバ歩きだった(→これも最近やっとよく聞くようになった)