紙の本
ダメメイドが世界を救う?
2015/08/28 13:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
幽幻種という存在の出現により、世界の75%は死滅してしまった。人類の希望は、幽幻種と対をなす力を持つ禁断水晶の加護を受けた人型機械体・機神の存在だ。
そんな世界で、凪・一咲・ジールは宝条軍学校の傭兵科に所属しているのだが、本当は機械工学科を受験したかった。マークミスで幽幻種と戦う訓練を繰り返す日々の慰めは、スクラップ場で使える部品を集めること。そんなある日、彼はイリスという人型機械体を拾い、メイド用だと思って修理する。しかし実は彼女は軍用アンドロイドだったのだ。
家事には致命的に役立たないメイドなのだが、ほだされて彼女と暮らし、ついでに軍学校に編入までさせてしまう。その行為は、密かに凪に思いを寄せるシステア・イ・カッサンテアリャアや、同じ軍用アンドロイドであるミカエルを刺激する結果となるのだが…。
設定や登場する名前が「氷結鏡界のエデン」とあからさまにリンクしている学園ラブコメ。おそらくは「氷結鏡界のエデン」の千年前の世界なのだろう。学園ラブコメをしつつ、世界の敵と戦う最終兵器少女が暴れ回る。
パラレルに作品展開できるなんて、幸せなことだと思う。
投稿元:
レビューを見る
発売前のレビューで申し訳ございませんが、『氷結鏡界のエデン』に出てくるイリスの事かな?とちょっと思ってます。
投稿元:
レビューを見る
高評価。ドラマガで短編読んで購入を決めましたが、面白いです。
イラストも可愛らしく、次巻も期待して待っています。
投稿元:
レビューを見る
一歩外に出れば命がけの危ない世界
学校にいる間だけは、せめて小さな思い出を
そんな雰囲気の作品。
今までは、人物同士の絆がとにかく切なくて綺麗だったのがこの人の作品だけれど今回はまだまだ絆と呼べるものまでは成長していない二人が新鮮だったかも。
魅力的なキャラにも溢れているのでこれから仲間としてもどんなふうになるのか楽しみ。当然別れもある気がするけれど
特に一巻で出会った二人がこれからどんなふうに絆を深め、ときにぶつかり、 そして、千年後のエデンへと繋がるのか。
続きが気になります
投稿元:
レビューを見る
あからさまに展開が予定調和。もっと分量使ってよかったのでは?
期待していたのと比べてつまらなくて残念。ただ、黄昏色やエデンとのつながりのワードはかなり興味をそそられる。
もっとシリアスだったら…。
投稿元:
レビューを見る
「氷結境界のエデン」の1000年前、機械水晶イリスが機械の身体を持っていた頃の話。機械工学に対する認識が甘いとか国の特徴に差がありすぎではとか色々と論理展開に突っ込みたい点がありますが、コミカルで楽しかったので満足です。イリスがやけに天然ドジっ子だけど、そこは多少は成長したのかな。「エデン」の登場人物がちらほら出たり(一人先祖らしい人も)、「黄昏~」を感じさせる描写も勿論あったのも嬉しかったです。ここからどのように「エデン」の世界へと繋がっていくのか楽しみにしています。
投稿元:
レビューを見る
「氷結鏡界のエデン」シリーズにて、主人公をサポートする機械水晶イリス。
“機械”というにはその言動はあまりにも人間っぽくて。
そんな彼女がヒロインのお話、でした。
受験する科を間違えて傭兵科に入学してしまった少年・凪は、ゴミ置場で家政婦ロボを拾う。
けれども、その家政婦ロボ・イリスはとんでもない“ダ家政婦(メイド)”で。
とてもおもしろかったです(^-^*)
イリスのがんばりっぷりや、凪少年の思いやりなど、魅力的なキャラクターばかりで。
氷結鏡界シリーズに出ている人たちや、「ま、まさか……」と思うような人もちょこちょこ出てきて、わくわくしながら読んでました。
凪少年の一人称視点で進んでいくのですが、この作者さんの会話のテンポは好きです。
読んでいて気持ちがいい。
シリーズ第1巻ということで、今後の展開が楽しみです。
あの三人が出会ってないってことは、ユミィが過去を見せられたとき以前の時間軸っぽいですね。
この作品を読んで、また氷結鏡界のエデンを読み返したくなりました。
投稿元:
レビューを見る
この作者のは初めてなんだけど、思ったよりも普通のラブコメ+バトルしてて読みやすかった。
メイドとしては全然ダメだけど健気にがんばりつつも失敗は誤魔化そうとするイリスがメイドロボらしくなくてかわいい。
よく知らないけど作者の別シリーズと用語が似てるってことはなんか関係があるのだろうか。
投稿元:
レビューを見る
『氷結鏡界のエデン』に続く番外編。始めはギャグメインで、この路線で行くのか、と思っていたらラストでは幽幻種との戦いになるのは、『氷結鏡界のエデン』と同じ展開だなぁ、と言う印象。ネイトもシェルティスも割と優等生キャラだったので、凪のキャラはちょっと新鮮でした。しかし、言い奴オーラで好印象なのはさすが作者のシリーズ、という感じでしょうか。さて、エデンであんなイリスですが、この時代はこんなだったのか、と言うのがかなり興味深かったです。そして、時々見られる作者の別シリーズのワードが興味を引き立てました。
投稿元:
レビューを見る
エデンのスピンオフ。単巻でも楽しめそうだけどエデンや黄昏色知ってたらより楽しめそうです。いろいろ見た名前や用語ある中、いきなり話の核になりそうなのが出てくるとは。個人的には茶化す時のイリスに似通ったイメージがあってすんなり入りました。もちろんダメイドなイリスも新鮮です。シィのキャラも好きだな。この作者さんの各キャラはどれも好きなので続きを楽しみに待ちます。
投稿元:
レビューを見る
『氷結鏡界のエデン』のイリスが、人型機械体の体を持ち、いろいろ未熟だった頃のお話。
『エデン』の世界とは同じはずなのだが、時代が違うせいか、雰囲気がまるで違う。
最初は、明るい学園ものといった感じで始まる。
イリスのドジっ子ぶりもあって、ほのぼのとした話が続くのかと思いきや、最後はおなじみの『幽幻種』との戦いもあり、期待を裏切らない。
投稿元:
レビューを見る
エデンの新刊読んでたら凪が出てきたので、これは読まないと!!と思って買ってきた。
過去の物語であることから、
ハッピーエンドは期待できない気がする。
イリスを拾って修理する凪。
良い男の子。
メイドとしてはドジっ子なイリスとの関係が微笑ましい。
他の女性陣も個性的。
投稿元:
レビューを見る
世界の75%がガンパレの幻獣的なのによって滅ぼされた世界.
傭兵学校の生徒がゴミ捨て場でアンドロイド・イリスを拾った.
メイドロボを拾ったぜーひゃっほう,と喜んでいたが
家事が壊滅的に不得手というポンコツっぷり.
どうやら軍用だったらしく?
戦う女性型アンドロイドや少年少女と世界の敵の激しいバトル
そして空気を読んでないイリス.
なかなか面白かったよ.
投稿元:
レビューを見る
細音啓先生の最新シリーズ。
(と言っても「エデン」より先に完結したようですが)
これも「詠使い」や「エデン」と大きく世界を共有しているので、
これらに出てきた単語がバンバン出てきましたね。
特に、絵師様も同じ「エデン」とはほぼ共有世界ですね。
違う角度から見た感じというか。
前2作と違い、萌えなども前面に出たコメディータッチで、
「サービスサービスぅ!」な感じ。
前2作の素朴な感じのほうが好みではありますが、
こちらが好きな方も多いんでないかな。
今回は起承転結の起ですね。
物語の鍵であるイリスが本領を発揮するのは
(迷活躍は既にしてますが(笑)次巻以降だと思うので、
次巻以降が本領発揮かも。
ぬぬ、こっちの続きも、「エデン」の続きも気になります…
「エデン」が特に気になるんですが、長いからなぁ;